大神山神社に宝物として伝わる太刀で、銘に安綱と刻むものです。安綱は平安時代の刀工で、反りのある日本刀の創始者と言われ、伯耆古鍜治の始祖とされています。この太刀は、安綱の作刀と推定されるものです。奉納の記録はありませんが、この地域を支配した有力な守護か大名が奉納したと考えられます。刀長は79.99センチメートルで、反りが2.7センチメートルあります。
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