ごあいさつ
令和7年4月の市長選挙で再選し、三期目の市政を担うこととなりました。
人口減少の時代に入り、地域が大きな転換期を迎えた今、米子の特色を十分に活かし、21世紀に燦然と輝く地方都市を目指してまちづくりを進める所存です。
これまでの二期8年の市政において、まちづくりに交通政策を取り入れて、公共交通の利便性向上と徒歩でも移動できる「歩いて楽しいまちづくり」を打ち出しました。同時に、まちなかと郊外の一体的な発展を図るため、郊外の市街化調整区域での土地利用の一部規制緩和や弓浜エリアで新たな循環バスの実証実験を始めるなど、「新商都よなごのまちづくり」を進めてきました。
また、高齢期に入ってもいきいきと充実した人生を送ることができるよう、フレイル対策を全面的に推進し、公園の遊具の更新や小学校のグラウンドの芝生化、学校給食の充実を図るなど、子供たちの遊び場や学ぶ環境の整備にも努めてきました。
これらの施策の目指すところは、米子がこれからも発展を遂げるための必要な条件を整え、住んで楽しく、市民が心豊かに暮らせるまちを創ることです。
経済的な豊かさを実現しようと努力してきた20世紀から、癒しや人生の楽しみなど心の豊かさも求められる21世紀となり、都市と自然の調和した米子には大きなチャンスが巡ってきました。そんな米子の可能性をしっかり引き出し、発展につなげることが私の使命だと思っています。
市民の皆様には、改めて市政に対するご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げ、ご挨拶といたします。
令和7年4月
米子市長 伊木隆司