令和7年6月16日、米子市議会6月定例会での市長の施政方針です。
私は、去る4月20日に執行されました市長選挙におきまして、3度目の当選を果たすことができ、引き続き米子市の市政運営を担うこととなりました。改めましてその責務の重大さを痛感いたしますとともに、市民の負託にこたえるべく、本市発展のため、全力を尽くす覚悟でございます。
「住んで楽しいまちづくり」これがすべての政策に通じる私の政治理念です。
経済的な豊かさを実現しようと努力してきた20世紀から、癒しや人生の楽しみなど心の豊かさも求められる21世紀となり、ここに暮らす人々が人生の充実と楽しさを感じられるまちを創り上げていきたいとの思いを込め、「第二次米子市まちづくりビジョン」を策定いたしました。そして、都市と自然が調和する米子の魅力と、その可能性をしっかりと引き出しながら、まちなかも郊外も、米子市のすべての地域の発展につなげていきたいと考えております。
しかしながら、我が国においては、現下の物価高騰の先行きが未だに不透明であり、人々の暮らしや経済活動などに様々な影響が続いています。また、少子高齢化や人口減少社会の進展、デジタル技術の進化など、社会経済情勢は急速に変化を遂げています。
私は、これらの状況を踏まえ、時代の変化や新たな課題に的確に対応することにより、地域の発展を成し遂げ、市民が心豊かに暮らせるまちを創るという目標に全力で挑んでいきたいと考えています。
この挑戦を確固たる形にしていくため、私が公約に掲げました7つの政策の柱に沿った当面の諸課題について、次に述べますとおり重点的に取り組んでまいります。
はじめに、一つ目の柱「教育の充実と子育てしやすいまちづくり」でございます。
安心してこどもを生み育てるための切れ目ない子育て支援や、全てのこどもたちが最大限に成長できる教育に取り組むことにより、未来のまちづくりを担うこどもたちが心豊かにのびのびと育つまちを目指し、次の取組を進めます。
まず、在宅育児支援の充実についてですが、妊産婦と乳幼児を切れ目なく支援するため、1か月児健診を新たに実施し、乳幼児の発育や発達の状態を把握するとともに、必要な支援につなげてまいります。また、多胎児の出産を応援するための助成制度を新たに設け、経済的な負担の軽減を図るとともに、相談支援体制を強化し、多胎児がより健やかに成長できるよう取り組んでまいります。
つぎに、子育て支援の充実についてですが、公立保育所統合建替え構想に基づく統合建替えを推進し、質の高い教育と保育を提供するとともに、地域における子育て支援の充実を図ってまいります。
つぎに、学校教育の充実についてですが、多様な学びの機会の確保に向け、児童生徒の実情に応じた学習や生活支援を行うため、校内サポート教室、教育支援センター「ぷらっとホーム」による取組を推進してまいります。
そのほか、学校図書館の蔵書をこれまで以上に充実することにより、子どもの読書への関心を高めるとともに、「読書センター」、「学習・情報センター」としての機能の充実を図ります。
また、小中学生の泳力の向上を図るため、新たに学校外の温水プールを活用し、教職員とインストラクターによる水泳学習に取り組んでまいります。
つぎに、地域とともにある学校づくりの推進についてですが、部活動の地域展開に向け、中学校の部活動に地域人材を積極的に活用するとともに、部活動に使用する備品を更新するなど、地域全体で子どもたちの可能性を最大限引き出せる体制づくりを進めてまいります。
つぎに、美保地区の義務教育学校整備についてですが、今年度から学校用地の造成と校舎の実施設計に着手するとともに、学校の名称や通学方法などの検討を進めてまいります。
つぎに、児童・青少年の健全育成についてですが、地域全体でこどもの育ちを支える機運を醸成するため、放課後子ども教室の推進と、子ども食堂や子ども会活動への支援に取り組むとともに、公民館などを活用した子どもの多様な体験機会の創出を進めてまいります。
つぎに、ふるさと教育の推進についてですが、ふるさと米子に学び、ふるさとへの愛着や誇りをもつ人材の育成を図るため、米子の豊かな自然や歴史、文化、先人の業績などを学ぶ、ふるさと教育の一層の充実を図ることとし、本年度は、市内の中学校が行うふるさと教育の合同成果発表を行い、米子の未来を担う若者たちの活動や考えを広く市民に発信いたします。
そのほか、社会教育の推進についてですが、地域課題を自主的に解決する人材を育成するため、様々な学習機会の提供に取り組んでまいります。
なお、本年7月から8月にかけて中国5県を中心として全国高等学校総合体育大会が開催され、本市では弓道とウエイトリフティングの2競技を実施いたします。全国の高校生が日頃の練習の成果を存分に発揮し、一生の思い出とすることができるよう準備を進めてまいります。
つぎに、二つ目の柱「交通基盤の充実と歩いて楽しいまちづくり」でございます。
山陰の交通の要衝、東アジアのゲートウェイとして、交通基盤の整備の充実を図るとともに、「車中心」から「公共交通と歩行者中心」の空間へと転換し、人々が集い・憩い・多様な活動を繰り広げられる「歩いて楽しいまち」を目指し、次の取組を進めます。
まず、広域的な交通基盤の整備についてですが、今年度、米子・境港間の高規格道路が計画段階評価を進めるための調査個所に選定されたところであり、早期事業化に向けた具体的な検討が進められるよう、関係団体とともに精力的に要望活動に取り組んでまいります。
また、伯備新幹線と山陰新幹線の整備推進に向け、関係団体とともに、国の整備計画線への格上げを要望してまいります。
つぎに、持続可能な公共交通体系の構築についてですが、地域の特性に合わせた適切な交通のあり方を検討するとともに、郊外におけるコミュニティバスの充実に向けた取組を進めることで、まちなかを含む交通ネットワークの再編を進めてまいります。本年度は、弓浜地区の循環バス「よねぎーバス」の本格運行を実施するほか、箕蚊屋地区の循環バスの実証運行の開始を目指し、地元の皆様からの意見も伺いながら取り組んでまいります。併せて、南部地区においても、地域の特性に合わせた持続可能な交通手段の検討を進めてまいります。
また、キャッシュレス決済「ICOCA」(イコカ)の路線バスへの導入を推進し、市内の鉄道路線とバス路線を組み合わせた円滑な利用を可能にすることにより、公共交通の利便性の向上を図ってまいります。
そのほか、自動運転バスの社会実装の推進に向け、昨年度、交通事業者との連携協定を締結したところです。本年度は、社会実装に向けた実証実験を実施し、将来的には、米子市循環「だんだんバス」への導入を視野に入れ、市民の利便性の向上に加え、深刻化する運転手不足への対応などにも資するよう取り組んでまいります。
つぎに、歩いて楽しいまちづくりの推進についてですが、道路などの社会基盤を整備するとともに、まちなかのにぎわい創出に向け、国・県・その他の関係団体や民間事業者と連携して取り組んでまいります。
米子駅周辺においては、令和9年度の米子アリーナの開業も見据え、歩行者優先の空間整備を実施するとともに、駅北広場のバスターミナルの整備をはじめとして、米子駅の交通結節点としてのさらなる機能強化を図ります。また、駅前通りにおいて、車線減少により歩行空間を広げる実証実験を引き続き実施し、にぎわい空間の創出に向けた取組と、円滑な交通との両立を図るための検討を進めてまいります。
角盤町・米子港・城下町エリアにおいては、角盤町周辺で引き続き歩道整備や道路の美装化を実施するとともに、集客性の高いイベントの開催など、民間事業者と連携してにぎわいの創出を図ってまいります。また、「中海・錦海かわまちづくり計画」に基づき、米子港のかわまちエリアの整備を進め、地域住民や観光客が集う水辺の空間となるよう取り組んでまいります。
つぎに、三つ目の柱「市民が主役の共生のまちづくり」でございます。
市民の柔軟で自由な発想や活力を引き出し、共にまちづくりを推進するとともに、誰もが住み慣れた地域の中で安心して暮らせるよう、人権を尊重し、つながりを持ちながら支え合う共生のまちを目指し、次の取組を進めます。
まず、公民館を拠点とした地域のまちづくりの推進についてですが、まちづくりに積極的に参画する地域団体や、地区の枠組を越えた活動など、先駆的なまちづくりの取組への支援を進めてまいります。
また、美保地区において、義務教育学校の開校を契機とした持続可能なまちづくりを実現するため、地域の皆様とともに「まちづくり構想」の検討を進めてまいります。今後は、南部地区、箕蚊屋地区、淀江地区をはじめとして他の地区でも順次同様の取組を進めることで、まちなかと郊外の一体的な発展を図ってまいります。
つぎに、地域福祉活動の推進についてですが、総合相談支援センター「えしこに」において、総合相談支援員ほか多職種が日常生活圏域ごとに編成しているチーム体制の強化に向け、本年度から総合相談支援員と地域活動支援員を増員したところです。引き続き、住民からの相談・支援や地域住民主体の活動支援の充実を図ってまいります。併せて、市民生活により密着した支援を行うため、地域包括支援センターを2か所増設したところであり、今後も関係機関と連携して包括的な相談支援体制の充実を図ってまいります。
つぎに、障がい福祉の充実と共生社会の実現についてですが、障がいのある方が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、地域生活支援拠点を地域の事業所と連携して運用するなど、相談体制や障がい福祉サービスの提供体制の充実に取り組んでまいります。
つぎに、鳥取大学医学部や米子工業高等専門学校との連携についてですが、鳥取大学が公表した「鳥取大学医学部附属病院再整備基本構想」を踏まえ、鳥取大学や県と連携し、湊山公園と鳥取大学医学部附属病院が一体となった「ホスピタルパーク」の実現に向けた取組を進めるとともに、市民の意見を伺いながら、将来に向けたまちづくりと調和した公園としての再整備を進めてまいります。
また、米子市ふるさと納税における高等教育機関連携コースの募集を昨年12月に開始し、鳥取大学医学部・附属病院連携コースと米子工業高等専門学校連携コースを合わせ、今年3月末までに約4,400万円のご寄附をいただきました。両校と連携し、学生の地元定着や地域の人材育成などに役立ててまいります。
つぎに、誰もがデジタルの恩恵を受けられる社会の実現についてですが、「スマホよろず相談会」を開催し、デジタルデバイド対策に資する取組として進めてまいります。また、デジタル・トランスフォーメーションのさらなる推進を図るため、市役所の基幹業務システムの標準化対応や電子申請の利用拡大などに取り組み、市民サービスの向上と事務の効率化との両立を図ってまいります。
つぎに、地球環境に配慮した社会の実現についてですが、身近な地域の自然環境や生活環境を守り、良好な環境を将来の世代に引き継いでいくため、「脱炭素先行地域づくり事業」として、再生可能エネルギーの導入や省エネルギー化を進めてまいります。
そのほか、市役所の開庁時間の変更についてですが、本年11月から翌年3月までを試行期間として、全ての庁舎において開庁時間を9時から17時に短縮したいと考えております。この取組を含めてさらなる業務改善を実施し、質の高い行政サービスを引き続き提供するとともに、持続可能な組織づくりに努めてまいります。
つぎに、四つ目の柱「地産外商で経済基盤を強くするまちづくり」でございます。
地域資源や地域産業を活かしたまちづくりを推進し、地産外商の取組などによりビジネスチャンスを広げ、地域全体で所得の向上を図ることで、稼げるまちを目指し、次の取組を進めます。
まず、皆生温泉のまちづくりについてですが、海岸遊歩道において、灯りの整備に引き続き、芝生広場やベンチなどの滞在空間の整備を進めるとともに、皆生温泉エリア経営実行委員会による情報発信や空き不動産の活用などの取組を進め、エリア全体の魅力向上を図ってまいります。
また、皆生温泉の観光資源である海と砂浜を活用し、皆生温泉海遊ビーチの運営やカイケジャンボリーなどの誘客促進イベントの開催を米子市観光協会が中心となって実施するほか、オンライン旅行会社による閑散期のプロモーションにも取り組んでまいります。
さらには、地域資源を活用した観光施策として、絶景の城として評価の高い米子城跡のダイヤモンド大山や中海オレンジロードを活用したイベントなどを引き続き実施するほか、民間事業者が取り組むコンテンツの磨き上げや造成を支援し、観光客の誘客や消費拡大につなげてまいります。また、牛骨ラーメン、さばしゃぶ、475パフェなどの地元グルメについて、SNSなどを活用した情報発信を継続して実施し、米子の食の認知度向上を図ってまいります。
つぎに、インバウンド需要の創出についてですが、国際定期便が就航している韓国・香港・台湾へのプロモーションを実施するとともに、パンフレットの多言語化などの受入環境整備を進め、インバウンド誘客と消費拡大につなげてまいります。
また、ナイトタイムエコノミーの創出に向け、米子駅周辺や角盤町・朝日町エリアの飲食店舗の外国語メニュー表記などの受入環境整備を支援し、夜間の消費拡大に取り組んでまいります。
つぎに、次世代につなぐ農業の推進についてですが、「弓浜地区白ねぎ産地の生産振興プラン」に基づき、本市の主要農産物である白ねぎの生産振興を引き続き支援するとともに、本市の特産品であるブロッコリー、梨、柿などの品質向上と生産基盤強化を支援し、ブランド力の向上を図ってまいります。
つぎに、県外市場の開拓支援についてですが、ふるさと納税制度を活用し、地域産品の魅力を全国に発信する取組を引き続き推進するとともに、本市を応援してくださる寄附者の意向に沿いながら、将来を担うこどもたちへの教育や地域福祉の充実などに寄附金を役立ててまいります。
つぎに、シティプロモーションの推進と関係人口との連携強化についてですが、本市の魅力や地域資源をSNSや動画配信サイトなどの多様なメディアを活用して市内外に効果的に発信することで、地域への愛着と認知度の向上を図るとともに、関係人口の増加と濃密化による地域活力の維持向上に取り組んでまいります。
つぎに、五つ目の柱「歴史と文化に根差したまちづくり」でございます。
本市の歴史・文化資源を保存・活用することにより、その価値や魅力を市民はもとより多くの方と共有し、にぎわいがあって、心豊かに暮らせるまちを目指し、次の取組を進めます。
まず、米子城跡の保存・活用と魅力発信についてですが、三の丸広場の整備を令和8年度の完成に向けて進めるとともに、天守台への登城路の整備など、来城者が快適かつ安全に米子城跡を散策できる環境を整えてまいります。また、発掘調査現場の公開や石垣のライトアップを実施するなど、引き続き魅力発信に取り組んでまいります。
また、尾高城跡については、史跡としての価値を適切に保存するとともに、今後の整備や利活用を進めるための基本計画の内容について検討を進めてまいります。
つぎに、文化芸術活動の推進についてですが、文化施設を拠点とした地域のにぎわい創出に取り組むほか、施設の改修を適切に実施し、安全性と利便性の向上に努めてまいります。
つぎに、町家の保存と活用の推進についてですが、城下町の町家や街並みの調査研究を進め、国の文化財登録制度の活用を検討してまいります。
つぎに、六つ目の柱「スポーツ健康まちづくり」でございます。
スポーツに親しむことができる環境づくりや健康増進、フレイル対策などに取り組むことにより、人生100年時代に誰もが元気で健康に暮らせるまちを目指し、次の取組を進めます。
まず、すべての人がスポーツに親しむことのできる環境づくりについてですが、米子アリーナの整備を令和9年度の完成に向けて県と共同で進めてまいります。
つぎに、介護予防とフレイル対策の推進についてですが、健康寿命のさらなる延伸に向け、高齢者だけでなく、若い世代にもフレイル予防の取組を日常生活に取り入れていただくため、「よなご健康ポイント」の対象を40歳以上に拡充したところです。
また、予防実践の習慣化を図るため、フィットネスジムなどのフレイル予防応援事業所に新たに通う方を応援する「フレイル予防習慣化キャンペーン」を実施するほか、市内各地区で開催している「フレイル予防実践教室」、リハビリ専門職の指導による「ふらっと、運動体験!!」、地域や病院などのより多くの場面や幅広い年齢層で取り組むことのできる共通の運動プログラム「ネギトレ」などの取組を引き続き実施してまいります。
そのほか、本市独自のエンディングノートとして、新たに「私の人生手帳」を作製したいと考えております。終末期になる前の成人を対象として、これまでの人生を振り返るとともに、緊急時の医療ケアに関する意思表示を含め、今後の人生設計などを考える契機として活用していただけるよう取り組んでまいります。
最後に、七つ目の柱「災害に強いまちづくり」でございます。
公共インフラ施設など快適な生活環境の整備を促進するとともに、市と市民が一丸となって防災・減災に取り組むことにより、快適で災害に強い安心・安全なまちを目指し、次の取組を進めます。
まず、公共インフラ施設の整備についてですが、市道安倍三柳線第2工区の一部区間について、本年度末の暫定供用開始を目指すとともに、残りの区間においても、用地買収と物件移転補償に着手することとしており、引き続き事業の進捗を図ってまいります。
また、橋りょうの老朽化対策についてですが、国の補助制度を活用し、米子市橋りょう長寿命化修繕計画に基づき補修を進めるほか、日野橋についても本年度から補修工事に着手し、来年度中に完了するよう進めてまいります。
そのほか、大雨による浸水被害の解消についてですが、雨水管理総合計画に基づき、重点対策地区を優先して進捗を図るとともに、大沢川の暗渠閉塞に向け、本年度から代替排水路の整備に着手いたします。また、急傾斜地の崩壊対策についてですが、土砂災害から住民や家屋を守るため、緊急度の高い陰田町地内と美吉地内を優先して進めてまいります。
つぎに、総合的な住宅政策の推進についてですが、良質な住宅ストックの形成に向けて、空き家・空き地の流通を促進するため、宅建業者への情報提供を開始するほか、新たにマンション管理計画認定制度を導入し、マンション管理の適正化を図ってまいります。また、誰もが安心して暮らせる住まいの確保に向け、今年秋の居住支援協議会の設立を目指して取り組んでまいります。
そのほか、安心・安全で住みやすい住環境を形成するため、新たに準防火地域における老朽木造空き家の除却を支援するなど、管理が行き届かない空き家の除却を進めてまいります。
つぎに、災害に強い上下水道施設・管路の整備についてですが、本年1月に策定した米子市上下水道耐震化計画に基づき、上下水道施設の一体的な耐震化を進め、災害に強い上下水道システムを構築してまいります。
つぎに、持続可能な生活排水対策の推進についてですが、新築などの際に合併処理浄化槽を設置する方への補助制度を本年度から創設いたしました。引き続き下水道未整備区域における合併処理浄化槽の普及を促進するよう取り組んでまいります。
つぎに、災害時の危機管理体制の充実強化についてですが、防災資機材の充実に向け、簡易ベッドやパーテーションテントの整備を進めるとともに、民間事業者などとの災害時協定を活用し、避難所における良好な生活環境の確保に努めてまいります。
つぎに、地域防災力の充実強化についてですが、地域防災活動を活性化するため、地域防災リーダーの育成に取り組むとともに、地域の実情に応じた各種防災訓練の充実を図ってまいります。
また、消防団活動の充実と団員数の確保を図るため、地域の防災拠点である消防団車庫の建替えや消防ポンプ自動車の更新を進めるとともに、消防団員の装備の充実や処遇改善に努めてまいります。
そのほか、防災講座や広報を通じ、防災意識の醸成や防災知識の普及を図るとともに、自主防災組織の活動を支援することにより、地域によって異なる災害リスクに応じた住民主体の防災訓練の実施を促進し、総合的な防災対策を推進してまいります。
以上、今後の市政運営に当たりまして、私の政治理念や当面の課題などへの対応方針について申し述べました。今後とも、持続可能な財政運営を基本としながら、新たな挑戦を続けていくため、施策の選択と集中を行いながら市政運営に臨む所存でございます。
掲載日:2025年6月30日