市指定天然記念物 青木神社社叢

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市指定天然記念物 青木神社社叢

青木神社社叢(あおきじんじゃしゃそう)

青木神社は法勝寺川に西面して立地しています。台地中央の裾部から中央を4段に掘り込んで境内とし、社叢は北・東・南を()(てい)(けい)に形成されています。創建年代ははっきりしませんが、各時代の領主の崇敬が篤く、樹木の神様であるククノチノミコト(句々能智命)を主祭神とする、県下に数少ない神社です。

植生は、胸高囲2メートル以上のスダジイの巨木11本を主体に、スギ、モミ、イチイ、ツガの常緑針葉樹とタブ、サカキ、モチノキ、ヤブツバキ、ナギの常緑広葉樹、落葉高木のイチョウ、ケヤキ、アオハダなど種類が豊富です。サカキの巨木が多く見られるのも特徴で、幹周5.3メートル、樹高18メートルのスダジイは市内最大で、樹齢400年と推定されています。また、南斜面のアオハダは幹周が1.74メートルもある巨木です。

掲載日:2021年2月1日