旧海軍美保航空隊飛行機用掩体

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旧海軍美保航空隊飛行機用掩体

旧海軍美保航空隊飛行機用掩体(きゅうかいぐんみほこうくうたい ひこうきようえんたい)

掩体は、アジア太平洋戦争末期に敵機の爆撃などから飛行機を隠し格納する施設です。現在の航空自衛隊美保基地・米子鬼太郎空港とその周辺にあった旧海軍第二美保航空隊に属する施設と考えられる飛行機用掩体は63基あったとされていますが、このうち基地内に2基、基地外に3基の合計5基が現存しています。飛行機用掩体以外にも通信器材格納庫(発電施設)、弾薬庫なども見られます。

市指定の1号掩体は、有蓋の鉄筋コンクリート造であり、木製型枠工法によるものです。形態的には小型飛行機の前方主翼を格納する前部アーチと尾翼部を格納する後部アーチの大小2つの蒲鉾形アーチを合わせた形態で、前面には飛行機の形に合わせた開口部があり、後面には機体を後退で格納するために牽引する際の孔が設けられています。上部には覆土が被せられ植栽等により擬装が施されていたものと思われます。開口部の形状や規模から、艦上爆撃機「彗星」などの単発固定中翼機の格納を想定したものです。

飛行機用掩体は、本土での空襲が激化する中で全国に1,000基を超える掩体がつくられたと言われていますが、痕跡も含めて100基ほどの現存が確認されているに過ぎず、戦争の歴史を伝える近代遺跡(戦跡・戦争遺産)として貴重です。

 

法 量:開口幅1,440cm(推定)、前部内法幅1,400cm、奥行650cm、後部内法幅334cm、奥行495cm

掲載日:2022年10月5日

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