市指定史跡 清洞寺跡

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市指定史跡 清洞寺跡

清洞寺跡(せいどうじあと)

昔、ここは亀島とよばれる小島でしたが、今は埋め立てられて大きな岩と松が残ります。

米子城主加藤貞泰が父光泰の菩提を弔うため、この島に曹渓院を建て、供養の五輪塔を作り(向かって右)、元和3年(1617)池田由成が城主になると、由成は父母の供養のため、海禅寺を建立し2基の五輪塔を作りました。左が父由之のもので中央は母のものです。

海禅寺はその後、禅源寺と改められ、宝永7年(1710)博労町に移され了春寺となりました。亀島にはその後、米子城を預かる荒尾氏の家臣村河氏が江尾から清洞寺を移して菩提寺としたので、この島が清洞寺岩と呼ばれるようになりました。

掲載日:2021年2月9日