石州府1号墳を市の文化財に指定しました(平成25年4月)

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石州府1号墳を市の文化財に指定しました(平成25年4月)

米子市石州府にある古墳、石州府(せきしょ)1号墳を新たに市文化財に指定しました。市文化財指定は今回が26件目となります。

石州府1号墳

沿革

石州府1号墳は、古くから知られている西伯耆最大級の円墳で、巨大な横穴式石室をもつ古墳として知られていました。本古墳は、石州府古墳群のなかでも最大規模の古墳で、古墳時代後期の日野川右岸流域地域の首長墳です。
昭和61年(1986年)から、株式会社米子富士通(現在のシャープ米子株式会社)の工場用地造成のため、この石州府古墳群の所在する丘陵一帯の発掘調査が実施され、調査後大半の古墳が記録保存として消滅しましたが、石州府1号墳は現状保存されました。古墳のある区域は、工場敷地の南西角で、通称古墳公園として工場敷地法面を修景し、石州府1号墳、工場排水調整池と、移設された2基の石室を含め整備されました。

指定理由

石州府1号墳は、淀江町福岡にある晩田山17号墳に次ぐ、市内で2番目の規模の円墳で、石室も巨大です。石州府古墳群の盟主墳で、古墳時代後期の日野川右岸域の首長墳であり、米子市の古墳時代を物語るに欠くことのできない古墳です。

石州府1号墳について

大形の円墳で、埋葬施設はほぼ南に開口する巨大な横穴式石室です。玄武岩の大きな板石を腰石に、上部に2、3段の小口石を積み上げた構造で、奥壁は1枚石です。玄室は両袖式で、1枚の板石で閉塞され、内部にT字状に石障を設けています。
内部は古くに盗掘されていると考えられますが、測量時に須恵器坏蓋、坏身、台付壷、鐙(あぶみ)、轡(くつわ)、金銅製頭椎太刀(かぶつちのたち)、鉄鏃(てつぞく)が発見されています。

古墳の規模

円墳

直径40メートル、高さ6メートル

埋葬施設

横穴式石室

全長8.2メートル

玄室

奥行4.5メートル、奥幅2.5メートル、高さ3.5メートル(推定)

玄室

掲載日:2013年4月15日