2月の取材時は、ちょうど出入口の階段工事をしているところでしたので、その報告をします。 がいなロードは、これから何十年と数えきれない人が上り下りするものですので、階段も鉄筋コンクリートの頑丈なものが造られます。 北側の階段では、配筋と型枠工事が済んだ状態でした。 工場でM字型に曲げ加工された鉄筋を配筋工さんが結束線で手際よく立体の階段の形にして、型枠大工さんが段差が均等になるように型枠を正確に設置しているのがわかります。 コンクリート工事は、ミキサー車からポンプ車に送られた生コンクリートを、職人さんが上から順番に流し込んでいました。 バイブレーターで隅々まで充填させながら、左官職人さんが手際よく平らにしていきます。
南側のエスカレーター側は階段のコンクリート工事が終わっており、完成した階段を確認することができました。 小さな子でも無理なくのぼれる緩やかな段差（蹴上）で、奥行（踏面）も申し分なく、途中に踊り場もきちんとありました。 材質は無機質なコンクリートなのですが、職人さんが全て手作業で行なわれているのを見て、既製品にはない温かみを感じました。 今後、手すりや仕上げが施された時に、また様子をご紹介できたらと思います。 2006 年3月まで運転をしていた特急「スーパーやくも」 の紫色を基調としたカラーリングに変更された381系特急やくも がいなロードは、令和5年8月頃に供用開始を予定しています。 今後もますます変化していく米子駅の様子にご注目ください！
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