超大型クラスのクレーン車が登場!その訳は…
米子駅南北自由通路等整備事業では、現在何台ものクレーン車が稼働しています。
駅北側では新駅舎に引き続き、新駅ビルの基礎工事が行なわれており、南側では自由通路の大きな鉄骨が次々と運び込まれています。
吊り上げられている鉄柱が自由通路の柱
地面に並んでいる大きな鋼材が自由通路の梁(横げた)
取材した時は、工事現場でよく見かける25トンクレーンが鉄柱を移動させているところでしたが、その横に見たことのない巨大なクレーン車が。
超大型クラスの550トンクレーンということで、国内でも数少ないとのこと。
なぜこのような巨大なクレーンが必要なのかというと、米子駅は旅客線路以外に車両の入換線や留置線などが多数あり、一般的なクレーンでは部材が届かないからです。自由通路の長さは140メートルで、駅の自由通路としては西日本有数の長さになります。
これから6月以降、南側から順番に鉄柱が建ち、その上に梁(横げた)が載せられていく予定ですが、残念ながらこの巨大クレーンが作業する姿を見ることができる人は限られます。なぜなら、駅には早朝から深夜までたくさんの列車が行き来するため、線路付近の工事は夜間の列車運行が無い時間帯という制約があり、寝静まった時間が主な活動時間になるからです。
日中に活動している姿を見ることができたら逆にラッキー!かもしれませんね。
自由通路は、令和5年8月頃に供用開始を予定しています。
今後もますます変化していく米子駅の様子にご注目ください!
… 米子駅周辺整備スケジュール
現在、自由通路を末永く親しんでいただけるように通称名を募集しています。
皆さんのご応募をお待ちしています。
… 米子駅南北自由通路の通称名を募集します
掲載日:2022年5月31日