基礎配筋工事が進んでいます
今回工事現場を取材した時は、がいなロードのエスカレーターや階段が設置される部分の基礎配筋工事をおこなっていました。
![鉄筋工作業1 r041115wholeview](/secure/49087/R041115wholeview_bararrangement.jpg)
複数人で柱の周りに円状の鉄筋を作っている最中でした。
![r041115bararrangement](/secure/49087/R041115bararrangement.jpg)
上の写真だけではこのあとどんな風になるか想像しにくいと思います。下の写真は10月半ばに仮駅側を撮影したものです。左下側に上の写真と同じ円状の柱が見えます。地下杭から繋がっている大きな柱は2階まで立ち上がっています。1階まで下りる階段は既に作られていますが、地面が掘り下げられているため宙に浮いた状態です。この基礎部分に配筋工事が行なわれます。
![10月18日仮駅側1階 r041018pre](/secure/49087/R041018pre.JPG)
10月下旬に配筋工事が行なわれました。鉄筋が整然と並んでいます。がいなロードの通路部分でも配筋を見ましたが、今回は立体的で、より複雑です。組みあがった様子は地下要塞のような迫力です。
![がいなロード通路配筋 gainaroadarrangement](/secure/49087/gainaroadarrangement.JPG)
柱の周りの円形の鉄筋も格子状の配筋の中に等間隔に配置されています。ちなみに鉄筋は錆びていてもコンクリート内部で錆の進行は止まり、逆に多少の錆はコンクリートの付着力を強くしてくれます。
![柱周り配筋アップ roundbararrangement](/secure/49087/roundbararrangement.JPG)
鉄筋は数が多い=頑丈、となる訳ではなく、多すぎるとコンクリートが行き届かなくなり、間隔が空きすぎると強度不足になるため、間隔や鉄筋の太さ、数、継ぎ手位置などが複雑に計算されています。
![11月15日型枠工事2 r041115formwork2](/secure/49087/R041115formwork2.JPG)
配筋検査が終わり鉄筋工の仕事が終わると、今度は型枠大工にバトンタッチし、型枠を組んでコンクリートを流し込みます。
出来上がった緻密な鉄筋は壮観ですが、残念ながらコンクリートを流し入れたら見えなくなってしまいます。人目につかず夜空に浮かぶ花火のように消えていく…。ちょっと”粋な”感じがするのは私だけでしょうか。
![11月28日DE10形奥出雲おろち号 r041128de10](/secure/49087/R041128DE10.JPG)
今年度の運行を終えて整備に戻ってきた奥出雲おろち号DE10形
がいなロードは、令和5年8月頃に供用開始を予定しています。
今後もますます変化していく米子駅の様子にご注目ください!
… 米子駅周辺整備スケジュール
掲載日:2022年12月2日