がいなロードとは
がいなロードは、令和5年7月29日に供用開始した、米子駅の南北をつなぐ米子市道です。
これまで駅の南北間を移動するには遠回りする必要がありましたが、がいなロードを通ることで短時間で移動できるようになりました。また、駅の南側には新たに広場を整備し、交通ロータリーや一般車駐車場、これまで駅北広場になかったバスの駐車場などを設けています。駅へのアクセスが南側からも可能になることで駅の機能強化が図られるほか、アクセスの分散による駅北側の混雑緩和が期待できます。
がいなロードは駅の営業が終わった後も含め24時間通行できるほか、自転車も押して通ることができます。また、ユニバーサルデザインを取り入れ、だれもが安全に、安心して利用できる施設となっています。
計画平面図 ( 902キロバイト)
がいなロード開通による効果
- 駅の南北地区がつながることで、移動の円滑化や歩行者の回遊性が向上するほか、米子駅へのアクセスが駅南側にも分散することにより、駅北側への交通集中による混雑緩和が期待できる。
- 駅へのアクセス方法が増えることにより、交通結節点としての機能強化が図られ、山陰の玄関口にふさわしい都市環境が創造できる。
- 駅周辺の交流人口の増加により、駅南地区等への民間事業者進出の可能性を高め、地域の活性化に寄与する。
- 車中心から公共交通と歩行者中心の空間への転換する「歩いて楽しいまちづくり」の核として、駅周辺の賑わい創出の契機となる。
隣接施設(米子駅新駅舎、シャミネ米子)
がいなロードの開通に伴い、米子駅の改札が1階から2階へ移り、がいなロードと改札が直接つながっています。
また、隣接する商業施設「シャミネ米子」へも同フロアで連絡しており、駅、がいなロード、商業施設が一体となった機能的で利便性の高い空間となっています。
事業費
約7,572百万円
内訳
費目 |
金額 |
自由通路工事費 |
2,995百万円
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駅南広場工事費 |
344百万円 |
測量調査設計費 |
294百万円 |
補償費(JR)
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3,510百万円
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補償費(JR以外) |
163百万円
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用地費 |
266百万円
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なお、がいなロードおよび米子駅南広場は、国の交付金(社会資本整備総合交付金)や鳥取県からの財政支援をもとに整備を行ないました。
費目 |
金額 |
国費(社総金) |
4,092百万円 |
国費(交付税) |
1,260百万円 |
県補助金 |
896百万円 |
市費 |
1,324百万円 |
事業費財源について( 75キロバイト)
諸元
がいなロードと駅南広場の諸元は次のとおりです。
がいなロード
延長 |
約140メートル(線路上空 約100メートル) |
幅員 |
6.0メートル |
階数 |
2階 |
建築面積 |
約1,500平方メートル |
延床面積 |
約2,000平方メートル |
建物高さ |
約13メートル |
昇降設備 |
エレベーター2基(自転車可)
エスカレーター3基(北側昇降、南側昇り)
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トイレ |
南北1階に各1か所(男性、女性、バリアフリー) |
その他 |
自転車は押して通行が可能 |
駅南広場
面積 |
4,919平方メートル |
バス乗降場 |
2台 |
タクシー乗降場 |
2台 |
身障者用乗降場 |
1台 |
一般車降車場 |
3台 |
タクシー待機場 |
8台 |
バス駐車場 |
4台(大型3台、中型1台) |
一般車駐車場 |
29台(身障者用駐車場1台を含む) |
駐輪場 |
142台 |