がいなロードと米子駅新駅舎の紹介
令和5年7月29日に供用開始した、がいなロードと米子駅新駅舎の魅力についてご紹介します。
ヨネギーズ埋め木
埋め木とは、木材についている節の部分をくり抜いて別の木を埋め込むことです。節の部分は強度が弱いため、補強のために行なわれます。
がいなロードや米子駅新駅舎には、ヨネギーズをかたどった埋め木が隠れています。
写真はネギ太の形ですが、ほかのメンバーも隠れていますので、がいなロードや米子駅を訪れた際には探してみてください。
ベンチ
がいなロード2階の中央にある展望スペースにはベンチを設置しています。
座面には弓ヶ浜地方の伝統工芸品「弓浜絣(ゆみはまがすり)」を敷き広げ、鳥取県固有の酒米「強力米(ごうりきまい)」をあしらっていま
す。また、ベンチを正面からみると、がいなロード正面の大きな窓と同じデザインとなっているのがわかります。
おしゃれで座るのをためらってしまい、本当に座っていいの?と聞かれたりしますが、遠慮なく利用していただき、展望デッキからの眺望をゆっくり楽しんでください。
モールス信号
がいなロードの床タイルの模様にはモールス信号が埋め込まれています。
モールス信号は「・」と「-」の組み合わせでできており、がいなロードの床面では、白いマス1つなら「・」、マス2つ分なら「-」を表しています。(次の写真の場合、「・・-」となり、「ウ」を表しています。)
がいなロードのモールス信号は次の図面の矢印の方向(両端から中央の展望デッキ方向)に向かって読んでください。2か所とも同じワードとなっています。
モールス信号の一覧は次のとおりですので、こちらを参考にがいなロードの床にかかれているメッセージを読んでみてください。(画像をクリックすると別ページで開きます。)
がいなロードと米子駅新駅舎には、ご紹介した以外にも、多くの仕掛けや見どころがあります。
がいなロードの魅力をまとめたパンフレットを作成していますので、こちらもぜひ見てみてください。
がいなロード&JR米子駅新駅舎のご案内 ( 1.7メガバイト)
撮影スポット紹介
がいなロードからは、様々な眺めを楽しむことができます。
ここではその一部をご紹介します。(写真をクリックすると、別ページで開きます。)
(1)駅北正面窓
がいなロード北側正面の窓からは、駅前通りや駅北広場が広がっています。また、ビルの横からは米子城の石垣も望むことができます。
米子城跡に関する詳しい情報はこちら
… 国史跡 米子城跡
(2)1番のりば
ここは米子駅の1番のりばの正面となっており、松江方面からやってくる、やくもやサンライズ出雲などの列車を正面から見ることができます。
(3)展望スペース
展望スペースからは、米子駅周辺を広く見渡すことができます。鳥取側と松江側それぞれからの眺望を楽しんでみてください。
(4)JR扇形車庫
米子駅には車両基地である後藤総合車両所運用検修センターが隣接しており、営業路線を走る列車以外にも様々な列車を見ることができます。また少し遠目にはなりますが、全国的にも珍しい扇形車庫を望むこともできます。
(5)JR列車洗浄台・洗浄装置
こちらからは、列車の洗浄台や洗浄装置を見ることができます。タイミングが合えば、実際に列車を洗っている様子を見ることができるかもしれません。
(6)駅南広場西側のフェンス
線路との間にあるフェンスに撮影用の窓を設けています。ここからは、フェンスを気にせず列車や鉄道施設を撮影することができます。
ご紹介した以外にも様々な眺望を楽しむことができますので、ぜひ実際に歩いていただき、自分だけのお気に入りのスポットを見つけてみてください。
掲載日:2024年2月15日