すべての拉致被害者の一刻も早い帰国実現をめざして
平成14年に北朝鮮が拉致を認めてから10年が経過しました。この間に5人の拉致被害者が帰国をされましたが、他の被害者については未だ納得のいく説明はありません。
そのような状況の中、8月末に日朝政府間協議の予備協議が行なわれ、4年ぶりとなる日朝政府間協議の開催に向けての調整がされています。この政府間協議が、拉致問題解決への糸口になると大きな期待を寄せているところです。
10月21日は、35年前に米子市出身の松本京子さんが拉致された日です。
松本京子さんをはじめ、北朝鮮当局によって拉致されたすべての拉致被害者の一刻も早い帰国が実現することを、市民の皆さんとともに願うため、パネル展を開催します。
市民一人一人の声が何よりも強い力となり、政府の取組を後押しします。これを機に拉致問題に対する認識をさらに深めていただき、米子の地から解決に向けての気運を高めたいと考えています。多数のかたのご来場をお待ちしています。
拉致問題啓発パネル展
日時
平成24年10月18日(木曜日)から10月22日(月曜日)まで
午前8時30分から午後6時まで(10月20日、21日は午後5時まで)
場所
米子市役所第2庁舎1階 人権情報センター(10月20日、21日は米子市役所第2庁舎1階玄関付近)
お車でお越しのかたは、米子市役所有料駐車場をご利用ください。
松本京子さんについて
米子市出身の松本京子さん(当時29歳)は、昭和52年10月21日、自宅近くの編み物教室に向かったまま行方不明となり、日本政府は平成18年11月20日に17人目の拉致被害者として認定しました。
掲載日:2012年10月3日