県指定保護文化財 鉄茶釜

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県指定保護文化財 鉄茶釜

鉄茶釜  (てっちゃがま)

鉄製で、器高14.2センチメートル、口径16.3センチメートル、胴回り83.6センチメートル、重量6.15キログラムです。背が低く、厚手で口径が大きいことが特色です。地肌は鯰肌、肩には小丸の「あられ」が5段鋳出されています。地紋としては陽鋳で線描きの十弁の菊化文が3か所あり他に2か所に弁模様がみられます。製作者は明らかではありませんが、古い型式の茶釜と考えられ色調も良く、工芸的に価値が高いものです。

掲載日:2021年2月1日