市長定例記者会見(令和2年4月21日)

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市長定例記者会見(令和2年4月21日)

 令和2年4月21日(火曜日)

内容

  • 「タムタムスクールWEB版」の公開について

  • 米子の魅力ナビ「できる!米子市」の制作について

  • 米子市児童文化センタープラネタリウムのリニューアルについて


幹事記者:
定刻になりましたので、市長のほうからご説明をお願いします。

市長:
改めまして、おはようございます。 本日、私のほうから3点ほどお知らせをしたいと思います。 まず1点目ですけども、タムタムスクールWEB版の公開についてでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 「タムタムスクールWEB版」の公開についてPDF 129キロバイト)

この「タムタムスクール」といいますのは、随分前から、米子市が主に乳幼児の保護者を対象としました子育て・親育ち講座の開催をしてきました。ところが、このご時世、なかなか集まるということができなくなりまして、今年の前半部分につきましては、既に中止ということを決定しております。そこで、このタムタムスクールの内容を動画で撮影をいたしまして、WEB版として公開することにいたしましたので、そのお知らせでございます。 内容としましては、自宅でできる親子でのスキンシップですとか、そういった内容を取り込むことによりまして、大人も子どももストレスを軽減していただこうという取り組みでございまして、本日、4月21日からの公開を予定しております。 初回配信の内容として、自宅でできる「ワクワク☆親子でダンス(前編)」と、今後は、「ワクワク☆親子でダンス(後編)」や子育てコラムですとか、簡単なおもちゃのつくり方なども配信をする予定です。 ちなみに、この簡単なおもちゃのつくり方の内容は、対象年齢が低い乳幼児ということで、最近のタムタムスクールでは行なっておりませんでしたが、WEB版に移行することを一つのきっかけとして、これを復活させようということで取り組みを始めたところでございます。 タムタムスクールWEB版につきましては、一旦以上とさせていただきます。 続きまして、2点目は、米子の魅力ナビ「できる!米子市」の制作についてのお知らせでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 米子の魅力ナビ「できる!米子市」の制作について PDF 287キロバイト)

このたび、本市の魅力を市民の皆さんと共有するためのツールとして、この冊子をつくりました。この冊子の中には、米子のいろんな魅力とともに、米子でできることをさまざま詰め込んでおります。 これは、本市の職員がワーキンググループを結成いたしまして、そこで内容についていろいろと検討して、最終的につくったものでございます。この冊子の特色を申し上げますと、完成版ということではなくて、お配りする際は、このようなファイルにしてお配りすることにしております。あとは、こちらを利用されている団体等で、その皆さんにとっての魅力というものを追加していただけるように、そのような構成を考えております。もちろん本市職員も一生懸命考えましたけれども、それぞれの立場の中で、より一層よいものを見ていただければということです。 例えば、しろやまの写真のスポットベスト8というのをつくっておりますけれども、もっとすばらしいものがあるということであれば、それぞれ追加していただくなど、ここから先の使い方は、使用される各団体にお任せしながら、その団体なりの完成形というものをめざしていただきたいと思っております。 言ってみれば、これは本市の魅力、あるいは本市でできるということを、まずは市民の皆様によく知っていただくこと、これがシティプロモーションの本当のスタートだろうということで、これまでもそういう考え方で取り組んできましたが、それを一つの形にしたというところでご理解をいただければと思っております。 この話題につきましては、一旦、以上とさせていただきます。 最後に、3つ目ですけれども、米子市児童文化センタープラネタリウムのリニューアルについてのお知らせでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 米子市児童文化センタープラネタリウムのリニューアルについて PDF 363キロバイト)

この米子市児童文化センターのプラネタリウムは、既に35年が経過しておりまして、もう何年も前から機材の更新というものが大きな課題でございました。しかしながら、機材の更新には大変な予算がかかりますので、なかなか踏み切れなかったところではありますが、このたび財源のめどをつけまして、約1億8,200万円をかけてリニューアルをなし遂げたところでございます。 このたび導入した投影機ですけれども、最新鋭の光学式となっておりまして、約800万個の星を表現することができるということです。星の数が多いと、よりリアルに星空を表現できるということがございますが、そのあたりについてもしっかりとしたものを導入しております。 そして座席も、これまで124席だったところを移動席を含めて85席にしました。これは、一つ一つのシートがゆったりとしているということもありますし、前後の間隔を少し広めて、全体的にゆっくり落ちついて観覧できるような内装に変えております。 また、生解説のほか、キャラクター番組などのいわゆるコンテンツも導入しながら、お子さんから大人まで楽しめるものとなっております。 本来は、内覧会を開こうと思っておりましたが、プラネタリウムの室内が完全に密閉状態になりますので、このご時世でございますので、内覧会はやめさせていただきまして、ドアをあけたまま、機材や内装、あるいはプラネタリウムのいわゆるハードの部分を皆さんに公開させていただきます。そして、また時期が来ましたら、内覧会等も考えさせていただこうと思っております。せめて試写投影でもできればと思っておりましたが、ご理解をいただければと思っております。 なお、このゴールデンウイークにオープンする予定ではございましたけれども、ある程度可能な状態になってから、改めて日程を組ませていただこうと考えております。現在のところは未定でございます。 プラネタリウム室の公開につきましては、4月27日の午後3時からとなっておりますので、また機会がございましたら取材などしていただくと大変うれしく思います。 私からは以上とさせていただきます。

幹事記者:
まず、タムタムスクールから、質問のある社があればお願いします。

記者:
今回のタムタムスクールは、乳幼児ということですが、1回目に配信される動画というのは、大体何歳ぐらいの子どもを目安にしたものでしょうか。

子ども相談課長:
この初回につきましては、通常、乳幼児対象ということではございますけれども、広く小学校低学年までという形で捉えておりまして、いわゆる保育園・幼稚園児、それから小学校低学年のお子さんに親子でスキンシップを図りながら、行なってもらうものと狙っているところでございます。

記者:
今、なかなか公園でも遊びにくいという声もあるかと思うんですが、市長としては今回、市が配信するこの動画をどういうふうに役立てて、家庭での学びにつなげてほしいのか、市長の思いを聞かせてください。

市長:
もともとこのタムタムスクールは、家庭教育支援の一環として、昭和50年代後半から始めたものでありまして、その趣旨自体は、基本、変わってございません。子育て、あるいは親育ちということで、さまざまな悩みを抱えていらっしゃる親子連れさんに、いろんな形で遊びの仕方だとか提供しながら役立てていただこうというのが趣旨でございますので、それが、言ってみれば対面というか、リアルでできなくなりましたので、このたびWEB版ということで、見ていただいて、お役に立てていただければなと思っております。

記者:
子どもの運動不足なども懸念されるところではありますが、そのあたりに対していかがですか。

市長:
全くおっしゃるとおりでして、自粛というのは今必要なことですけれども、一方で、家で非常にストレスがたまったり、運動不足に陥ったりするということは、かえって健康を損なうことにもなります。そこを何とか我々としてもうまくこの局面を切り抜けるために、こうした提供する動画等を見ていただいて、ちょっとした気分転換ですとか、ストレスの解消に役立てていただけたらなと思います。

記者:
何分ぐらいの動画ですか。

秘書広報課係長:
15分40秒です。

記者:
どんなダンスですか。

秘書広報課係長:
よろしければ、今日お持ちしておりますので、さわりだけご覧いただいた後、課長から説明をさせていただければと思います。 〔動画上映〕

記者:
一緒に腕や足を動かして、遊び感覚で踊るみたいなイメージですか。

市長:
そうですね。おっしゃるとおり、楽しく室内でもこうして体を動かしていただこうということが趣旨の体操の中身となっております。

子ども相談課長:
映像には、中ほどのほうに出てくるんですけれども、親子で動物のまねっこをしたり、子どもの基礎体力や、バランス感覚の向上、それから親子の愛着形成という形で、一緒になって抱き合ったりですとか、いわゆる触れ合ったりしてストレスの発散をしてもらうという形を狙っております。すればするほど、どちらかというと、親子で幸せな気分になるということを狙っているところであります。

記者:
何か独自に考えられたんですか。

子ども相談課長:
tocco先生が今回の講師なんですが、講師役と、子ども役でうちのスタッフが一緒になって出演しております。講師のtocco先生のご指導で行なっているものでございます。

記者:
米子市内のサークルですか。

子ども相談課長:
米子市内の先生です。

記者:
今日の午後には第1回目が配信されると思いますが、今後、第2回、第3回というのは、どれぐらいのスパンで配信されるんですか。

子ども相談課長:
初回につきましては、こういった親子でいわゆる触れ合う、どちらかというと運動チックなものですが、第2回目は後編という形で、こちらもtocco先生が講師ですけれども、親子でヨガストレッチと、タッチケアという形を予定しております。こちらは、ゴールデンウイーク前に配信予定です。 ただ、その後のいわゆるおもちゃづくりというのは、実行委員会で練ってもらっていますので、少し間隔があくかもしれませんが、なるべく早目に配信したいと思っているところであります。

記者:
大型連休に入るまでには、今、見せていただいた前編と、あと後編の2本が子育て世代には届くっていうような、そういうイメージでよろしいですか。

子ども相談課長:
はい、ゴールデンウイーク前に前編、後編が流れる予定としております。

幹事記者:
そういたしますと、「できる!米子市」の制作について質問のある社があればお願いします。

記者:
今後の展開について簡単に書いていただいていますが、米子西高とのワークショップ、それから市内写真家団体との連携の具体的な時期ですとか、内容などがわかれば教えてください。

秘書広報課係長:
まず、米子西高さんとのワークショップですが、昨年度にふるさと教育に関する包括協定を結びました、その展開の中の一つということでございます。 具体的に言いますと、明日、米子西高さんとワークショップといいますか、いろんな意見交換の第1弾を行なう予定にしておりますが、残念ながらコロナの関係でウエブ会議という形にはなっていますが、そこで一度、入り口が始まるのかなというところでございます。 それと、もう一つ、写真家団体さんのやりとりということでございますが、こちらにつきましては、写真家団体さんが市内にも複数団体おられるということでして、1団体ずつ、今、お声がけといいますか、事業の説明などをさせていただきながら、連携の話を探っているところでございます。

記者:
連携の内容について、具体的なものというのはありますか。

秘書広報課係長:
米子西高さんの中では、まず、これは冒頭、市長が申し上げましたとおり、内部の職員がつくったものでございます。ですので、そういった形ではない、学生ならではの我々が気づかないような魅力というのも当然あろうかと思います。そういったものをご提案いただきながら、あるいはその見せ方一つとっても、我々が考えるものよりもより若者らしい切り口などもあろうかと思いますので、そういったことを教えていただきながらページに追加していくことができればと思っております。

市長:
米子西高との連携の仕方ですが、米子西高のこうした授業の一環でふるさと教育をやっていただくということになっておりまして、我々の立場は、その素材を提供するということになっております。その中から学校や生徒さんがこれはというのを選んでいただいて、それで進めるというやり方をとっておりますので、我々としてこれをやってくださいということではなくて、全体的なさまざまな素材をご提供し、その中から、それも含めたものから米子西高の生徒さんたちが題材を選んで進めていくという形式をとっておりますので、現時点で何をというところまではいっておりませんが、その一環としてこうしたものをお渡しすることで、選択肢の一つとして使っていただければという位置づけです。

記者:
ふるさと教育の授業に活用してもらうということですね。

市長:
おっしゃるとおりです。

幹事記者:
そのほか、よろしいでしょうか。次に、プラネタリウムについて質問のある社はお願いします。

記者:
中四国地方のプラネタリウムの施設の一覧をつけていただいていますが、各地にこういった施設があるわけですけれども、他の地域のものと、他施設と比較したときの今回の児童文化センターの施設との規模など、スペックの面ではいかがでしょうか。

子育て支援課長:
児童文化センターのプラネタリウムは、ドームの直径が12メートルで、改修後の座席数は、85席となっております。規模としては、大きいほうとは言えないんですけれども、今回の改修で最新鋭の光学式プラネタリウム、それからデジタル投影機器というのを導入しておりますので、そういう面では非常に質の高いものになっているとは思います。

記者:
座席数は、以前は何席だったんですか。

子育て支援課長:
以前は、124席ございました。

記者:
座席数は、減っているということですか。

子育て支援課長:
そうですね。席そのものの大きさも、幅を10センチ大きくしておりますし、それから市長も申し上げましたように、席と席の間隔ですとか、通路の幅についても十分な幅をとりまして、例えば、ベビーカーなどをお使いのかたでも余裕を持って入っていただけるようにとはしております。

記者:
35年が経過ということは、改修前のプラネタリウムは何年にできたんですか。

子育て支援課長:
1983年です。

記者:
座席数が減ったのは、リクライニング式になったからですか、以前はどうだったんでしょうか。リクライニングはあったんでしょうか。

子育て支援課長:
以前もリクライニングの機能はございましたけれども、今回は、レバー式でリクライニングになるんですが、そのレバーの安全性ですとか、そういうところにも考慮したものになっております。

記者:
どの程度、フルフラットになっていくのでしょうか。

子育て支援課長:
そうですね、実際にお使いになっていただくと一番よくわかると思いますが、右側の肘かけのところに、内側にレバーがついておりまして、それを操作するとこう席が後ろに倒れるというような仕組みになっております。

記者:
結構真上が見やすいような角度まで、かなり後ろまで倒れるのでしょうか。

子育て支援課長:
フラットというふうにはならないのですが、かなり後ろ側のほうに倒れた感じになって、ドームをご覧いただけるようになっています。

記者:
これまでのものよりも角度的にはついている感じでしょうか。

子育て支援課長:
そうですね、はい。

市長:
私もまだ見ていないんですけれども、27日に一緒に見させていただくことになっていますが、そのあたりのしつらえや機材は、都会の最新のプラネタリウムの施設と同レベルと捉えていただいて結構です。 都会と何が一番違うのかというのは、多分コンテンツだと思います。都会は、ほぼコンテンツ中心のプラネタリウムの運営ですけれども、我々は、学習用という部分がありますので、解説の部分を充実させているというところは、引き続きプラネタリウムの特徴として残していこうと思っております。

記者:
鳥取県が星取県ということを推している中で、今回、プラネタリウムというのを同じ星ということで連携がとれるように、アピールすることというのは何かありますか。

市長:
今日のような曇り空ですと星は見られないこともあるわけですね。そうしたときに、室内でもある程度楽しめるという位置づけが米子市としてできることによりまして、星取県が一層充実したものになると我々としては期待をしています。

記者:
全天候型で、星空を座席で楽しんでほしいということですね。

市長:
おっしゃるとおりです。これからもそうですが、プラネタリウムで学習して、そのまま夜空を見に行くというようなこともしておりました。星座って、いきなり見てもなかなか、どれがどうなのっていうのがわかりませんけれども、プラネタリウムですと、線を引きながら、これが何座だよっていうのは教えたりできます。それを見た上で外に出て、では実際に見てみようっていうような学習の仕方もこれまで行なっておりましたので、引き続き学習面も含め、星取県を県と一緒に充実したものにさせていこうと思っております。

記者:
先ほどの席と席の間隔などの幅が十分あるというのは、今回、やはりコロナウイルス対策も兼ねての間隔をあけたりとかっていう施設にしたっていうところまで言えるんですか。

子育て支援課長:
それは全く想定いたしておりません。ただ、使いやすさや過ごしやすさというところを重視して、幅の広い椅子に変更したところでございます。

記者:
この約800万個の恒星というのがどのぐらいすごいのかよくわからないのですが、例えば、中四国で一番多いとか、そういう言い方ってできますか。または、以前は何個ぐらいの恒星だったのか、もしわかれば比較しやすいのかなと。

子育て支援課長:
確認させていただいて、またお答えしたいと思います。(改修前の恒星数は、約8千個。)

幹事記者:
そのほかよろしいですか。これ以外に質問があればお願いします。

記者:
例の10万円給付について、例えば、連休前には申請書を発送するとか、もし決まっていればお願いします。

市長:
事前に話し合っていましたことは、とにかく迅速にしようということを言ってきました。ですので、今回発表がありまして、手続き方法などの発表もありましたので、それに基づいて、やり方や期間、人員の配置、こうしたものを詰めていくと思います。

記者:
BCPの話ですが、県庁では既にもうスタートされています。この前、市長も対策会議の後に、早急に対策をするよう指示を出したとおっしゃっておられましたが、今のところ、何かめどが立ったものはあったりしますか。

市長:
まだ報告を受けておりませんで、引き続き実効性があるものにという指示のもとに動いてくれるものと思っております。

記者:
がいな祭の開催の可否は、いつごろ最終的に判断されるのでしょうか。

市長:
今月下旬にがいな祭振興会の総会を書面で開催することと予定しております。その書面によって、最終的な結論を出すということにしております。

幹事記者:
そのほかよろしいでしょうか。ではこれで終了します。 どうもありがとうございました。

市長:
はい、どうもありがとうございました。

掲載日:2020年5月29日