市長定例記者会見(令和元年10月3日)

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市長定例記者会見(令和元年10月3日)

 令和元年10月3日(木曜日)

内容

  • 久米町末広町通り線通称名公募の結果について
  • 第25回環日本海拠点都市会議の開催について
  • 「まちづくりビジョン」市民説明会の開催について
  • 令和元年度阿南市総合防災訓練への参加及び視察について
  • 「ナイトシアターin城下町 ―ReLIGHT!加茂川― 」の実施について

幹事記者:
時間になりましたので、お願いします。

市長:

市長:
本日、私のほうから5点、皆さまにお知らせをしたいと思います。
まず1点目ですけれども、久米町末広町通り線通称名の公募の結果についてのお知らせでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 久米町末広町通り線通称名公募の結果について PDF 458キロバイト)

かねてより米子市におきましては、まちづくりに資するために、主要な通りに通り名を命名する取組みを実施しておりましたけれども、このたびは、久米町末広町通り線の通り名について公募をかけて、そして、その審査を経て、このたびの通称名決定についてのお知らせをしたいと思います。
お手元の資料のとおり、久米町末広町通り線の通称名を「末広通り」と決めました。区間は、そちらに書いてありますとおりでございまして、今年の11月から施行したいと考えております。
審査の経過は裏面になりますが、応募状況は141件ございました。その中から同じ通り名を応募された方が2名いらっしゃいまして、2名の方がこのたびの最優秀賞ということになりました。
選定の経過ですが、7名の選定委員のもと、選定委員会を2回開催いたしました。選定理由としましては、そちらに書いてありますとおり、覚えやすいですとか、ある程度歴史も踏まえているとか、そのような理由を上げていただいております。
こちらにつきましては、とりあえず以上のとおりでございます。
続きまして2点目ですけれども、第25回となります環日本海拠点都市会議の開催についてのお知らせでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 第25回環日本海拠点都市会議の開催について PDF 174キロバイト)

【添付資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 環日本海拠点都市会議の開催状況について PDF 112キロバイト)

この環日本海拠点都市会議ですが、環日本海を取り囲む主要都市が裏面の(6)番に「参加都市の状況」と書いてございますけれども、そちらに書かれている都市が一堂に会して、今後の環日本海地域の発展について話し合いをするという会議であります。今年第25回を迎えるこの会議は、米子市が主催として米子市での開催となります。
場所等につきましては、概要にお示しをしているとおりですが、メーンとなりますのは10月27日の日曜日、10時から開催します拠点都市会議になるであろうと思います。その後、翌日には市内2カ所の視察をしていただく予定にもなっております。
そして、裏面の参加都市の状況ですが、現在のところ、ロシアのナホトカ市以外は全て出席をするということで話をいただいております。
こちらにつきましては、以上のとおりでございます。
続きまして3点目ですけれども、まちづくりビジョンの市民説明会の開催についてのお知らせでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 「まちづくりビジョン」市民説明会の開催について PDF 121キロバイト)

【添付資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます まちづくりビジョン 市民説明会を開催します PDF 679キロバイト)

このたび米子市では、総合計画と総合戦略の改定時期を迎えておりまして、今まで総合計画と総合戦略は別々につくっていましたところ、事務の効率等の観点から、こちらを一つにして、「まちづくりビジョン」と称して策定することにしております。
9月30日の全員協議会でも、現在の検討状況について議会に説明をしたところですが、このたびは、10月中旬に開かれます審議会を経て、今度は市民の皆さまにもこの方向性等についてお話をし、ご意見を伺うという機会をつくるために、お手元にお示しした2番の「日時及び開催場所」にて市民説明会を開催することといたしました。
ちなみに、この開催場所は、おおむね米子市内の中学校校区を念頭に置いておりますが、中心市街地を取り囲む校区については、米子市役所でさせていただくということにしておりますので、そのあたりは正確に中学校校区とは若干くくりが違うところがございます。
このことにつきましては、以上でございます。
続きまして4点目ですけれども、令和元年度阿南市総合防災訓練への参加及び視察についてのお知らせでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 令和元年度阿南市総合防災訓練への参加及び視察について(お知らせ) PDF 167キロバイト)

阿南市は徳島県になりますが、阿南市とは平成17年6月に災害時相互応援協定を結んでおります。こちらは、地理的な特性から同時被災する可能性が低いということをもとに、阿南市と相互応援協定を結んだという経過がございます。
日時や場所は資料でお示ししたとおりですが、阿南市との交流について、近年でいいますと、平成27年度に阿南市総合防災訓練に本市が参加をしておりますし、また、平成29年度に本市で開催されました「とっとり防災フェスタ2017」には、逆に阿南市から参加をいただいているところでございます。
目的といたしましては、いざというときにお互い助け合うために、普段からできるだけ顔の見える関係を築いておくということと、相互応援協定を結んでおりますので、その実効性向上のための訓練ということが大きな目的でございます。
これについては、以上とさせていただきます。
最後になります5点目ですけれども、「ナイトシアターin城下町-ReLIGHT!加茂川-」の実施についてのお知らせでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます「ナイトシアターin城下町 ―ReLIGH(リライト)T!加茂川― 」の実施についてPDF 200キロバイト)

【添付資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます ナイトシアターin城下町 PDF 999キロバイト)

城下町エリアの観光振興といいますのは、米子市でも力を入れているところですが、この城下町エリアに加茂川広場というのが立町2丁目にございます。この加茂川広場を使って、地元のいろんな自然や文化などをテーマとした短編の映画の上映会を開こうというのがこの事業の中身でございます。
目的として一つには、まず、場所としての加茂川広場を使うことによって、その認識を広めたいということがございます。もう一つは、先ほど申し上げましたとおり、地元を題材とした映画祭を開催することによりまして、郷土愛の醸成ですとか、そういったことのきっかけになればいいなということで開催をするところでございます。
事業内容等、場所、日時等につきましては、お手元の資料のとおりでございます。
出品される作品については、資料の中央に「ナイトシアター」という丸のところがありますが、市内の高校や地域で活躍するクリエーターの方々などが作品を出される予定となっております。そのほか、飲食ブースやワークショップなども設けて、できるだけ楽しいイベントにしていきたいと考えております。
私の説明は一旦ここで終わらせていただいて、あとはご質問を受けていきたいと思います。以上です。

幹事記者:
各社、質問があればお願いします。

記者:
環日本海拠点都市会議の関係ですけれども、今も日韓関係がこういう状況にある中、米子市で開かれるということですが、どんなことを話し合って、どういうふうにしていきたいか、市長はどのようにお感じでしょうか。

市長:
もともとの目的が、この環日本海地域の交易を活発にして相互発展を図っていこうということで始まった会ですので、まず第1点としては、そのことをしっかりとこの会議を通じて深めていきたいと思っております。
そして、もう一つは、特に韓国と日本の関係や国と国との関係が、今、非常にこじれている中で、地域と地域の関係をしっかりと保ってお互いの理解をつなげていきたいという思いを持っております。このたび、韓国の3都市につきましても、予定どおり参加をいただける予定であると現時点ではそのように聞いておりますので、ぜひ相互理解を図る場としても、この拠点会議を大いに活用したいと思っております。

記者:
韓国についてお伺いしたいんですけれども、ソウル便が先月末でもう終わりになって、米子市でも皆生温泉などで相当影響が出ているのかなと思うんですが、そのあたり市長の受けとめはいかがですか。

市長:
まず、ソウル便が運休になったことは大変残念なことでありまして、また、できるだけ早期にこれが復活することを第一に望んでおります。
一方で、インバウンドの多角化というのは、かねてからのテーマでした。韓国のみならず、いろんな国からこの地域に観光などで訪れていただけるように、そう仕向けることは我々観光サイドとしても大変重要なテーマだったわけですが、韓国、ソウル便が運休をしたことを大きな契機として、インバウンドの多角化というものをよりスピードを上げて取り組まなければいけないと、そのような思いを持っています。

記者:
多角化というと、今回、会議では中国、ロシアも来られますが、それ以外のところも含めてということなんですか。

市長:
そうですね、中国、ロシア以外でいけば、台湾です。こちらは、今月の末に台北のほうに出張をしますけれども、日取りとしては11月1日になりますが、台北の温泉まつりというイベントがありまして、そちらに皆生温泉を出展いたします。そういうPRをしながら、台湾からのお客さんについてもこれから増えるように活動をしていきたいと思っております。その他の地域については、構想というか展望は持っておりますが、まだ具体化は十分しておりませんので、それはこれから頑張っていきたいと思っております。

記者:
じゃあ、その台北では皆生温泉をPRして冬場来てもらうという、そういった狙いなんですかね。

市長:
冬場はもちろんですけれども、皆生の場合は今度、サイクリングコースが来年の4月から全通いたしますので、一年を通してお客さんが来ていただけるような、そんな受け入れ体制を地元につくっていきたいと思っています。

記者:
ナイトシアターですが、この2枚目のチラシを見ると高校生、高専生が制作した短編動画とありますが、チラシを見る限りでは、一つは、以前につくられた米子高専のしろやまの短編だと思うんですが、あと、米子高校や米子西高校というのは、これは新作になるのか、それとも既存の作品ですか。

秘書広報課長:
既存の作品ですね。新たにつくられたというわけではなくて、今までつくっておられたものを上映していただくということです。

記者:
ということは、一般の人はあまり見る機会がない作品と言ったらいいんですかね。

秘書広報課長:
そうですね。

記者:
これは、1本ずつでいいんでしょうか、1校1作品。それとも複数ですか。

秘書広報課長:
複数本ございます。ただ、まだ今のところは3本ずつを予定しておりますが、今後また変更になるかもしれないです。

記者:
予定としては、各校3、一応3作品ずつ。

秘書広報課長:
はい、3作品ずつですね。

記者:
あと、この3分映画宴受賞作品、これ、「他」っていうのは、これはいわゆる地元のクリエーターの方々がつくられた作品になるんでしょうか。

秘書広報課長:
一応、9月30日の時点での作品と出品者の一覧がございますので、コピーしてお渡しします。

記者:
この米子ガイナックスの映像も既にある作品ですか、それとも。

秘書広報課長:
そうですね。今までの分ですね。

記者:
これまでそういう映像関係のこういうイベントというのは、市としてやられたことというのはあるんでしょうか。こういう映画祭、短編映画祭みたいなのは。

秘書広報課長:
ないですね、米子市としてしますのは初めてとなります。

市長:
米子映画事変という企画を後援しているということはありますけれども、主催としてはということですね。

記者:
主催としてはですね。これまでは後援。ということは、さまざまないわゆる地元の人たちが、自分たちで見つけた米子市のよさを映像化したものでPRするっていう趣旨でいいんでしょうか、趣旨としては。

秘書広報課長:
そうですね、はい、趣旨としては。
それと、それを見る機会のない市民の方々にも見ていただいて、米子市のよさというもの、こういったところもあるんだというところを知っていただきたいです。また、米子の高校生が出品しますので、同じ年代の若者にも見ていただいて、米子愛というか郷土愛を醸成していただきたいというところがございます。

記者:
やはり短編に絞ったというのは、今の世代はユーチューブの世代で、長々とした映像を、活字もそうですけど、長いものよりは短くコンパクトにまとめた映像で魅力を伝えるほうが食いつきがいいというんでしょうか、見られるというとこもあるんですか、短編という。

秘書広報課長:
それもありますね。

記者:
わかりました。

記者:
さっきの皆生温泉を台湾でPRっておっしゃったと思うんですけど、それは、市が一緒に行くような形ですか。

市長:
そうです。主体はあくまでも旅館組合ですけども、我々も同行します。こちらは、今年1月に中海・宍道湖・大山圏域の市長会で行ったときに、松江市が単独で台北市と友好都市提携をしているんですけども、ちょうど今年は改定時期にあるということで、松江市さんの意向もあるんですが、5市で今度は友好都市提携をしようという考え方がございます。

記者:
中海・宍道湖・大山の圏域。

市長:
はい、5市長会のそれぞれ5市と連名で台北市との新たな友好提携を結び直そうという考え方を今、持っております。それに先行してというわけではないですが、そういう縁がありますので、このたびは台北市に温泉の紹介をして、向こうからのお客さんを誘客につなげるということを今考えております。

記者:
米子市が一緒にそうやって台湾に皆生温泉をPRしに行くというのは、今回初めてですか。

市長:
旅館組合としては多分、海外も売り込みはされていると思いますけども、いわゆる台北の温泉まつりに出展するのは初めてだと思います。

記者:
この5市長会で友好都市、台北市と結ぶことで、やはりそういった人たちのインバウンドも増やしていきたいと、そういった狙いとかっていうのもあるんですか。

市長:
今は松江市が単独で、ボタンの花の輸出を手がけていらっしゃいますし、それから玉造温泉のPRを向こうでしてらっしゃるのですが、こちらを5市に広げることによって、いろんな観光コンテンツを台湾の方にも楽しんでもらえるようにと、そういう意図を持っておりますので、米子市としてもその趣旨に賛同して、このたび行かせていただくということです。

記者:
わかりました。

記者:
5市長が友好都市提携を結ぶ時期については、予想としてはいつ頃ですか。

市長:
一応、今年度をめざしていたと思いますが、市長会5市で調整した結果、時期を後ろにずらしているのが今の実情だと思います。

記者:
わかりました。

記者:
これは、基本的には松江市を中心に、窓口としてやっていくと理解すればいいですか。

市長:
そうですね、はい。友好都市はですね。

記者:
いや、この5市のことについても基本的には。

市長:
事務局が中海・宍道湖・大山圏域市長会にございますので、そこを通してではありますが、松江市さんが一番情報は持っていらっしゃると思います。

幹事記者:
その他の項目でも、何かあればお願いします。なければ、これで終了いたします。

市長:
ありがとうございました。

掲載日:2019年10月25日