…米子市の調査結果概要
各地域の児童・生徒の学力や学習状況を把握分析するため、小学校6年生・中学校3年生を対象に、「全国学力学習状況調査」が文部科学省によって実施されました。
この調査の米子市の結果の概要を公表します。
平成21年度全国学力・学習状況調査結果(米子市の概要)
実施日
平成21年4月21日
実施科目
小学校6年生
国語A(知識)・国語B(活用)
算数A(知識)・算数B(活用)
中学校3年生
国語A(知識)・国語B(活用)
数学A(知識)・数学B(活用)
学力調査のほか、子どもたちの生活の様子に関する質問紙調査(アンケート)も同時に実施しました。
調査結果の特徴
学力調査
小学校6年生
中学校3年生
質問紙調査
小学校6年生
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ほとんどの児童が朝7時までに起きて、朝食を毎日食べている。
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地域の行事に積極的に参加し、近所の人にもあいさつができる。
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読書が好きで、国語の勉強も好きである。
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1日当たり2時間以上勉強している児童の割合は低いが、ほとんどの児童が家で学校の宿題をしている。
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携帯電話での通話やメールはほとんどしない児童が多い。
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学校のきまりを守っている。また、「いじめはどんな理由があってもいけないことだ」と思っている。
中学校3年生
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近所の人にもあいさつができる。
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早起きは苦手だが、朝食もきちんと食べ、夕食も家の人と一緒に食べている。
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読書が好きで、国語の勉強も好きである。
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家で自分で計画を立て、1日当たり2時間以上勉強している生徒の割合が低い。
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1日当たり2時間以上テレビやビデオ、DVDを見ている生徒が多い。
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学校の規則を守っている。また、「いじめはどんな理由があってもいけないことだ」と思っている。
子どもたちの生活の様子と学力との関係
学力調査で正答率の高い児童生徒の特徴は、次のとおりです。
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朝食を毎日食べている。
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あいさつが習慣化している。
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学校に行く前に持ち物を確かめている。
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毎日同じくらいの時刻に寝たり起きたりしている。
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家庭での学習習慣が身についている。
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読書する習慣が身についている。
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テストで間違えた問題について、間違えたところを後で勉強している。
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長い文章を読むことに抵抗を感じない。
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算数・数学の授業で学習したことを、実際の生活の中で使おうとしている。
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新聞やテレビのニュースなどに関心がある。
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学校のきまりを守っている。
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「人の気持ちがわかる人間になりたい」と思っている。
調査結果をうけて
今回の調査結果から、今後、次のような取り組みが必要であると考えています。
【資料】
文部科学省が実施した全国学力・学習状況調査結果(平成21年度)
米子市の概要について ( 93.1キロバイト)