…米子市の調査結果概要
各地域の児童・生徒の学力や学習状況を把握・分析するため、小学校6年生・中学校3年生を対象に、「全国学力・学習状況調査」が文部科学省によって実施されました。この調査の米子市の結果の概要を公表します。
平成26年度全国学力・学習状況調査結果(米子市の概要)
実施日
平成26年4月22日
参加校
すべての米子市(学校組合)立小・中・特別支援学校
実施科目
小学校6年生
国語A(知識)・国語B(活用)
算数A(知識)・算数B(活用)
中学校3年生
国語A(知識)・国語B(活用)
数学A(知識)・数学B(活用)
学力調査のほか、子どもたちの生活の様子に関する質問紙調査(アンケート)も同時に実施しました。
実施調査結果の特徴
学力調査
小学校6年生
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国語については、全国平均をやや上回る状況でした。
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算数については、全国平均を下回る状況でした。
中学校3年生
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国語については、全国平均をやや上回る状況でした。
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数学については、全国平均をやや上回る状況でした。
質問紙調査
小学校6年生
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ほとんどの児童が朝食を毎日食べている。
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ものごとを最後までやり遂げた達成感・成就感を感じたことがある児童の割合が高い。
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一日当たりのテレビゲームやインターネットをする時間が少ない。
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読書をする児童が多く、図書館を利用している児童の割合が高い。
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家の人と学校での出来事について話す児童の割合が、年々増えてきている。
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地域の行事に積極的に参加している児童の割合が高い。
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授業のはじめに目標が示され、最後に振り返る活動を行なっていると感じている児童の割合が高い。
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「人の気持ちが分かる人間になりたい」「いじめはどんな理由があってもいけない」「人の役に立つ人間になりたい」と思っている児童が多い。
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国語や算数の勉強は大切だと感じている児童が多い。
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学校の授業時間以外に、家庭で勉強する時間が全国平均と比べて5ポイント以上少ないものの、自分で計画を立てて勉強する児童は、年々増えてきている。
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新聞を読んでいる(週に1回から3回以上)児童の割合が低い。
中学校3年生
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ほとんどの生徒が朝食を毎日食べている。
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ものごとを最後までやり遂げた達成感・成就感を感じたことがある生徒の割合が高い。
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学校の授業時間以外に、普段(月曜日から金曜日)家庭で1時間以上勉強すると回答した生徒の割合が、年々増えてきている。
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読書をする生徒が多く、図書館を利用している生徒の割合が高い。
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家で自分で計画を立てて、1日当たり2時間以上勉強している生徒の割合が増加の傾向にある。
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学校の規則や友達との約束を守っていると感じている生徒の割合が高い。
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普段の授業で考えを発表する機会が与えられており、生徒同士で話し合う活動をよく行なっていると感じている生徒の割合が高い。
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授業のはじめに目標が示され、最後に振り返る活動を行なっていると感じている生徒の割合が、全国平均を大きく上回っている。
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「人の気持ちが分かる人間になりたい」「いじめはどんな理由があってもいけない」「人の役に立つ人間になりたい」と思っている生徒が多い。
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家で宿題をしている生徒の割合は、年々増えてきており、割合も高いが、予習をしている生徒の割合は全国平均を下回っている。
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テレビやビデオ・DVDを見たり聞いたりする時間が2時間以上の生徒の割合が、全国平均を上回っている。
調査結果をうけて
今回の調査結果から、今後、次のような取り組みが必要であると考えています。
- 調査結果をふまえ、正答率の低かった領域の改善を図る取り組み
- 基礎的・基本的な知識・技能の確実な習得を図る取り組み
- 習得した知識の活用を図る指導の充実
- 学校と家庭が連携し、基本的な生活習慣や学習習慣の定着を図る取り組み
【資料】
(PDFファイルです。新しいウィンドウ・タブで開きます。)
文部科学省が実施した全国学力学習状況調査分析結果(平成26年度) ( 408キロバイト)
掲載日:2014年9月18日