…米子市の調査結果概要
各地域の児童・生徒の学力や学習状況を把握分析するため、小学校6年生・中学校3年生を対象に、「全国学力・学習状況調査」が文部科学省によって実施されました。この調査の米子市の結果の概要を公表します。
平成25年度全国学力・学習状況調査結果(米子市の概要)
実施日
平成25年4月24日
参加校
すべての米子市(学校組合)立小・中・特別支援学校
実施科目
小学校6年生
国語A(知識)・国語B(活用)
算数A(知識)・算数B(活用)
中学校3年生
国語A(知識)・国語B(活用)
数学A(知識)・数学B(活用)
学力調査のほか、子どもたちの生活の様子に関する質問紙調査(アンケート)も同時に実施しました。
実施調査結果の特徴
学力調査
小学校6年生
中学校3年生
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国語については、全国平均をやや上回る状況でした。
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数学については、全国平均をやや上回る状況でした。
質問紙調査
小学校6年生
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ほとんどの児童が朝7時までに起きて、朝食を毎日食べている。
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8時間以上睡眠を取っている児童が、ほぼ8割である。
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地域の行事に積極的に参加する児童の割合が多い。
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読書をする児童が多く、図書館を利用している児童の割合も高い。
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間違えた問題について、家で勉強する児童の割合が高い。
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復習をする児童の割合に比べ、予習をしている児童の割合が低い。
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地域社会などでボランティア活動に参加したことのある児童が、全国平均を大きく上回っている。
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携帯電話やスマートフォンを使用している児童が、2割強で全国平均より1割低い。
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国語・算数ともに、時間が十分でなかったと回答した児童の割合が、全国平均を5ポイント以上上回っている。
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授業のはじめに目標を示され、最後に振り返る活動を行なえていると感じている児童の割合が高い。
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自分の行動や発言に自信を持って意見を発表し、うまく伝えることができると感じている児童の割合が高い。
中学校3年生
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近所の人にあいさつをする生徒が多く、地域の大人からほめられたことがある生徒が全国平均を上回っている。
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早起きは苦手だが、朝食をきちんと食べている。
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普段の授業で考えを発表する機会が与えられており、学級の生徒と話し合う活動を良く行なっていると感じている生徒の割合が高い。
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数学に比べ、国語の授業が好きな生徒の割合が高い。
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読書が好きで、図書館を利用している生徒の割合が全国平均を上回っている。
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「数学ができるようになりたい」と思っている生徒の割合は高いが、「数学の勉強は好きだ」と思っている生徒の割合は低い。
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テレビやビデオ・DVDを見たり聞いたりする時間が2時間以上の生徒の割合が、全国平均を上回っている。
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地域社会などでボランティア活動に参加したことのある生徒が、全国平均を大きく上回っている。
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家で自分で計画を立てて、1日当たり2時間以上勉強している生徒の割合が年々増えてきている。
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家で宿題をしている生徒の割合は年々増えてきており割合も高いが、予習している生徒は全国平均を下回っている。
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(7年間の調査から)学校のきまりを守っている生徒が増えている。
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「人の気持ちが分かる人間になりたい」「いじめはどんな理由があってもいけない」「人の役に立つ人間になりたい」と思っている生徒が多い。
調査結果をうけて
今回の調査結果から、今後、次のような取り組みが必要であると考えています。
【資料】
(PDFファイルです。新しいウィンドウ・タブで開きます。)
文部科学省が実施した全国学力学習状況調査分析結果(平成25年度)
米子市の概要について ( 355キロバイト)
掲載日:2013年9月19日