…米子市の調査結果概要
平成23年度の全国学力・学習状況調査は、東日本大震災の関係で文部科学省による全国規模での実施は中止されましたが、調査問題等の利用を希望した学校は実施することになりました。
米子市では継続的に児童・生徒の学力や学習状況を把握・分析するため、小学校6年生(約1,400人)・中学校3年生(約1,400人)を対象に実施しました。
この調査の米子市の結果の概要を公表します。
なお、結果については本調査を希望利用した全国の学校から一部抽出した学校(以降、抽出校という。)の児童・生徒(約125,000人)との比較や米子市だけの全体的な概要についてまとめています。
平成23年度全国学力・学習状況調査結果(米子市の概要)
実施日
平成23年9月27日
参加校
すべての米子市(学校組合)立小・中・特別支援学校
実施科目
小学校6年生
国語A(知識)・国語B(活用)
算数A(知識)・算数B(活用)
中学校3年生
国語A(知識)・国語B(活用)
数学A(知識)・数学B(活用)
学力調査のほか、子どもたちの生活の様子に関する質問紙調査(アンケート)も同時に実施しました。
調査結果の特徴
学力調査
小学校6年生
中学校3年生
質問紙調査
小学校6年生
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ほとんどの児童が朝7時までに起きて、朝食を毎日食べている。
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読書が好きで、国語の勉強も好きである。
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調査開始以来、家で自分で計画を立てて勉強をする児童の割合が増加している。
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調査開始以来、家で学校の宿題、授業の予習・復習をする児童の割合が増加している。
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国語に比べて算数の授業の内容がよく分かると回答した児童の割合が低い。
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総合的な学習の時間の勉強が好きな児童の割合が低い。
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問題の解答時間が十分ではなかったという児童の割合が高い。
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携帯電話での通話やメールはほとんどしない児童の割合が高い。
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学校のきまりを守っている。また、いじめはどんな理由があってもいけないことだと思っている。
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今住んでいる地域の行事に参加している児童の割合が高い。
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人の役に立つ人間になりたいと思っている児童の割合が高い。
中学校3年生
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早起きは苦手だが、朝食をきちんと食べ、夕食も家の人と一緒に食べている。
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読書が好きな生徒が多く、学校図書館へ週1回以上行っている生徒の割合が増加している。
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調査開始以来、家で自分で計画を立てて勉強をする生徒が大幅に増加している。
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調査開始以来、家で学校の宿題、授業の予習・復習をする生徒の割合が増加している。
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調査開始以来、将来の夢や目標を持っている生徒の割合が増えている。
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調査開始以来、国語や数学の授業の内容はよく分かると回答した生徒の割合が高くなっている。
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自分の考えを他の人に説明したり、文章を書いたりするのは難しいと思っている生徒の割合が高い。
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総合的な学習の時間の勉強が好きな生徒の割合が低い。
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学校の規則を守っている。また、いじめはどんな理由があってもいけないことだと思っている。
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人の役に立つ人間になりたいと思っている生徒の割合が高い。
調査結果をうけて
今回の調査結果から、次のような取組を引き続き充実させていくことが必要であると考えています。
【資料】
(PDFファイルです。新しいウィンドウ・タブで開きます。)
全国学力・学習状況調査結果(平成23年度)
米子市の概要について ( 547キロバイト)
掲載日:2011年12月26日