市長定例記者会見(令和5年8月16日)

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市長定例記者会見(令和5年8月16日)

令和5年8月16日(水曜日)

内容

  • 関係人口創出に向けた米子市PRイベントの開催について~JR兵庫駅前キャナルタウン広場・団地 空間活用社会実験~

  • 健康増進普及月間キャンペーンin Yonago~ちょっと実践 ずっと健康 あなたの健康ブラッシュアップ~の開催について

  • 「歩いて楽しい よなご STREET PROJECT」の実施について

     

幹事記者:

それでは、時間になりましたので、米子市長定例記者会見を始めさせていただきます。市長、よろしくお願いします。

 

市長:

本日、私から皆様に3点お知らせがございますが、その前に、昨日までの雨の状況について、1点報告をさせていただきます。米子市内では、一部停電の発生はございましたけれども、現時点において浸水等の被害はないと認識をしております。また今後、パトロール等により被害の発生が確認できましたら、何らかの形でお伝えさせていただきます。

それでは、内容について説明をさせていただきます。

 

【資料】新しいウィンドウ・タブが開きます「関係人口創出に向けた米子市PRイベントの開催について~JR兵庫駅前キャナルタウン広場・団地 空間活用社会実験~PDF 90キロバイト)

新しいウィンドウ・タブが開きます別紙PDF 1.61メガバイト)

 

まず、1点目でございますが、関係人口創出に向けた米子市PRイベントの開催について~~JR兵庫駅前キャナルタウン広場・団地 空間活用社会実験~についてです。

端的に申し上げますと、地ビールフェスタを神戸市で開催する企画でございます。UR都市機構と本市は連携協定を締結しておりますが、UR都市機構の提案によりまして、JR兵庫駅前のキャナルタウンという、先方が運営する賃貸住宅周辺の広場や団地にて米子市をPRする目的で、地ビールフェスタを開催させていただく運びとなりました。

資料2番の日時ですが、令和5年9月2日(土曜日)、午前11時から午後9時までで開催します。3番の会場についてですが、JR兵庫駅前キャナルタウン広場、キャナルタウンウエスト前を予定しています。キャナルタウンウエストには約1,200戸の賃貸住宅が建っています。

主催はUR都市機構となりまして、共催は本市と、地元である神戸市となっております。イベント内容は、先ほど申し上げたとおり、地ビールフェスタを神戸市で開催いたします。県外で開催するのは今回が初めてとなっております。会場には市の特設ブースを設け、本市のふるさと納税のPRや、皆生温泉や米子城跡といった観光資源の魅力発信をさせていただく予定としております。また、市のファンクラブである米子ヨネギーズクラブの加入促進も図ろうと考えております。参考資料を資料に添付しておりますので、またご覧をいただければと存じます。

この話題は、一旦以上とさせていただきます。

 

【資料】新しいウィンドウ・タブが開きます「健康増進普及月間キャンペーン in Yonago~ちょっと実践 ずっと健康 あなたの健康ブラッシュアップ~」の開催についてPDF 107キロバイト)

 

2点目ですが、「健康増進普及月間キャンペーンin Yonago~ちょっと実践 ずっと健康 あなたの健康ブラッシュアップ~」の開催についてのお知らせです。国では、9月を健康増進普及月間と定めており、本市もこの期間に合わせ、初めてとなるキャンペーンを実施することとしました。

キャンペーン実施の目的は、生活習慣病予防の周知をはじめ、健康に関する体験を通じた自身の健康に関心を持ってもらい、健診受診や生活習慣の改善のきっかけをつくってもらうことです。

具体的な内容は資料の2番に記載しております。まず日時ですが、令和5年9月9日(土曜日)午後2時から4時半、場所は陽田町のまるごう米子南店です。会場では健康チェックとして、骨密度測定や血管年齢測定、血圧測定を実施します。血管年齢測定は明治安田生命保険相互会社さんとの包括連携協定に基づく事業となっております。そのほか体験・展示コーナーなどを実施させていただく予定としております。

主催は本市ですが、共催として山陰労災病院、米子市食生活改善推進員会、米子市地区保健推進員連絡協議会にご協力をいただきます。

キャンペーンの第二弾は9月14日(木曜日)、午後1時から4時、米子市役所の本庁舎東口玄関付近において行います。健康チェックとして、糖尿病のリスクチェック(先着45人)、そのほか血管年齢測定などを実施させていただく予定となっております。

主催は米子市で、協力団体として鳥取県薬剤師会さんをはじめ、ご覧の団体にご協力いただいています。
開催に至った経緯ですが、今年の3月に第2期米子市健康増進計画を策定をいたしましたが、特に生活習慣病に対するアプローチが重要となっております。新型コロナウイルス感染症の影響により資料の表のとおり、健診の受診率には少しずつ減少傾向が見られます。さらに、若い世代へのアプローチが課題ですので、これまで公民館中心に地域の健康対策を行っていましたが、このたびは場所も変えキャンペーンを実施いたします。

この話題につきましては、一旦以上とさせていただきます。

 

【資料】新しいウィンドウ・タブが開きます「歩いて楽しい よなご STREET PROJECT」の実施についてPDF3,897キロバイト

 

3点目、最後となりますが米子市デジタル活用臨時支援窓口の設置についてお知らせをいたします。

先ほど申し上げたキャッシュレス決済を用いたものなど、スマートフォンを活用した事業が本市でも増えてきております。例えば、フレイル予防対策ではアプリを活用した政策を行っております。こうした中、スマートフォンに不慣れな方を対象とした窓口が必要であろうと、6月定例会で予算を承認いただきました。
資料の1番の概要についてですが、窓口ではアプリのインストールの補助や利用方法のサポートなどを行わせていただく予定です。フレイル予防アプリやキャッシュレス決済J-Coin Payなどをダウンロードし、利用いただけるようアドバイスさせていただくことを考えております。
設置期間についてですが、現時点では8月1日(火曜日)から10月31日(火曜日)まで開設を予定しております。開設時間は午前9時から午後4時で、場所は本庁舎1階のスマート窓口付近に開設いたします。
窓口の利用方法ですが、原則は電話予約をしていただきたいと思っております。予約がない場合も受け付けますが、予約者を優先させていただきます。利用時間は1組30分程度を想定しております。ご相談の際は、スマートフォンをお持ちいただきますようお願いいたします。
別途、取材について時間を設けたいと思ってございます。8月1日(火曜日)、先ほどの「キャッシュレスで応援!よなごプレミアムポイント還元事業」のデモンストレーションと同日となりますが、時間帯が重ならないように調整をさせていただいております。午前11時から1階のスマート窓口付近で相談を受ける様子を撮影できるよう設定しておりますので、こちらも取材をしていただければと思っております。
その他の項目ですが、相談窓口が仮にあまり利用されなかった場合は、例えば公民館などでの出張相談を検討しております。現在は市役所本庁舎1階と場所を限定しておりますが、相談件数が少ないようであれば、出張相談も検討させていただきます。
この話題については以上とさせていただきます。皆様からご質問を伺います

 

幹事記者:

ありがとうございました。まずは関係人口創出に向けた米子市PRイベントついて、質問があればお願いいたします。(質問なし)

次の健康増進普及月間キャンペーンについて質問があればお願いいたします。(質問なし)

では「歩いて楽しい よなご STREET PROJECT」について、質問があればお願いいたします。

記者:
歩いて楽しいまちづくりに関しての実証実験ですが、過去に取り組んでおられた実証実験について、これまでどういったものがあったか教えていただけたらと思います。

市長:
過去の実証実験の概要について資料を取りまとめて、皆様に提供させていただきます。

記者:
通行止めにする区間の距離は200メートル程度でしょうか。

都市創造課長:
える・もーる1番街のアーケードがかかってる区間を通行止めいたしますが、約110メートルとなっています。

記者:

車両通行止め期間中、自転車に乗って通行することはできないのでしょうか。

都市創造課長:
基本的に自転車で通行することは可能ですが、車両通行止め期間中はできる限り自転車を押して通行してもらうようなキャンペーンを考えております。

記者:
歩行者交通量調査についてですが、市職員が調査するのでしょうか。

都市創造課長:
委託先の職員が調査いたします。

記者:
民間の調査会社が調べるということでしょうか。

都市創造課長:
はい。民間のコンサルタントが調査をいたします。

記者:
どういったことを調査されるのでしょうか。

都市創造課長:
例えば今回はキッチンカーが出店されますので、何を購入されたのか、その後、テーブルを利用されたのか、どこかへ移動されたのか、といったような行動を調査します。

記者:
交通規制を行う7日間で、どの程度歩行者がいたか調査されるのでしょうか。

都市創造課長:
その時間帯にどういった行動をされたか、といった形で調べますので、交通量のデータは出てまいりません。


記者:
アンケート調査についてですが、例えば時間帯を分けて、午前中のこの時間には、こういった行動が多かったといった仕方ですか。

都市創造課長:
1時間ごとに、どれだけの人が座っているか、ほかのところに移動されたのかを計測するといった方法です。

記者:
午前と午後とでは違う行動が見られるといったように、時間ごとの変化を見ることができますか。

都市創造課長:
はい。

記者:
このSTREET PROJECTに対する効果や期待をお願いします。

市長:
終日交通規制をかけることにより、歩行者専用であるということを多分に意識してただき、歩くだけでなくキッチンカーやイベントなどを楽しめる通りだと認識が広がれば良いと期待しております。

また、効果は実施してみないと分かりませんが、ハード事業だけでなくソフト事業も進め、歩いて楽しい通りをつくり込んでいくチャレンジをしていきたいと考えています。

記者:
最初の案件のJR兵庫駅前での関係人口創出について追加で質問します。UR都市機構との連携事業であることは分かるのですが、なぜJR兵庫駅前で開催されるのでしょうか。米子市と何か関係があるのでしょうか。

市長:
UR都市機構から、周辺に約1,200戸の集合住宅が隣接しており、集客がしやすいため適しているのではないかと提案をいただきました。

記者:
関係人口の創出に向け、何か抱負はありますでしょうか。

市長:
今回開催をしてみて、手応えがあれば第二弾、第三弾といった形で、引き続き実施できればと考えています。これまで縁のなかった場所での開催となりますので、地ビールフェスタにお越しいただいた周辺のお客様の印象が良ければ、何度か続けていくことで本市と神戸市との関係性が深まるのではないかと考えます。その後は、ふるさと納税や本市への観光といったきっかけになれば良いと思っております。

記者:
市長が現地に行かれる予定はありますが。

市長:
私も行きたかったのですが、当日は別の公務が入っているため行くことができません。

記者:
今後も、このたびの手応えを見ながら、神戸市に限らず県外の関係人口の創出を進めていく抱負はありますか。

市長:
はい。今後もこうした機会があれば、検討したいと思っています。今回はUR都市機構から連携協定に基づいて本市の振興のためご提案いただいた経過がございます。こうした機会を二度、三度と実施できればと思っております。

記者:
地ビールフェスタは始まって何年になりますか。

市長:
コロナ禍前から開催しておりますので、相当経過しております。後ほど担当課からお答えいたします。

記者:
米子スタイルは定着したと思われますか。

市長:
そうですね、地ビールフェスタは年月を経て、様々な手法を試してこられました。その中で、お客さんに受け入れられる形態が定着してきたと感じております。
市内で場所を変えて開催した際も、非常にたくさんの人出がございました。例えば米子駅前ではがいなロードが開通した7月29日に開催しましたし、その後、皆生温泉の海浜公園でも開催をいたしました。市民の方に定着してきたのではないかと受け止めております。

記者:
今後も続けていく予定ですか。

市長:
できる限り続けていきたいと考えております。
地ビールフェスタそのものも楽しんでいただければと思いますし、二次会、三次会へ行くきっかけにもしていただきたいです。もちろん地ビール以外にも、地元の食べ物が提供されますので、認知度向上に役立てたいです。

幹事記者:
その他の質問を伺います。

記者:
7月29日に、がいなロードと新駅舎の供用が始まりました。市長もかねてより、歩いて楽しいまちづくりにおいて、ハード事業やソフト事業を継続的に力を入れていくことが大事だとおっしゃっておられます。駅裏と言われていた駅南エリアの存在感を向上させるため、抱負があれば教えてください。

市長:
今年度中に米子駅南口から県道にかけての市道を、ウォーカブル事業として歩きやすく整備するハード事業を実施いたします。整備を行う市道では、加茂川放水路を渡る部分の起伏を緩やかにしたり、アスファルトの舗装を観光地らしく明るい佇まいに変えていくことを予定しています。まずはこうしたハード整備を進めていきたいと思います。

民有地の開発については、今後、不動産会社や所有者の方々の動きが出てくるのではないかと期待しているところです。

記者:
北側エリアは商業地として発展していますが、南側エリアへの期待を伺います。

市長:
どういった形で発展していくか、市で定義することはできないと存じます。南側が北側と同様に、飲食店がたくさん並ぶような街並みに変わるかと言われれば、必ずしもそうではないと考えます。南側エリアは既に住宅街として発展していますので、一物件ずつどういった使い方が妥当なのか、それぞれの事業者、所有者が検討し進めていくものだと思っております。市では、まずはハード事業を進め、新規出店がしやすい環境を整えることが大切だと思っております。あとは、民間業者との協働の中で進めたいと思っています。

また、現在、目久美公園を使いやすくするため、米子高専に構想を練っていただいています。整備後に公園を活用したイベントなどを実施することで、南側でも一定のにぎわいが創出できるのではないかと思います。

記者:
駅南側の今後の可能性について伺います。

市長:
米子駅から南にかけての住民の皆様からは少しずつですが、非常にアクセスが良くなったという意見をいただいております。また、駅南口からタクシーを利用され、料金が安くなったといった声もいただいております。

一方でタクシーの運転手さんは、駅北口でお客さんを拾うほうが効率的だという考えがまだあるそうですが、少しずつ事業者の方や住民の方に、南口を利用する意識が広まっていくのではないかと思っております。

記者:
話題になりましたし、当日は非常に天気も良く、大変賑やかにスタートしたと思うのですが、改めて感想をお願いします。

市長:
大半の方から、非常に良いものができたとお声をいただいております。実際にお越しいただくとお分かりいただけますが、駅の構内を一望できますので、鉄道のまちを象徴した様な駅だという感想を多々いただいております。

自由通路内が暑いといったご意見もいただくのですが、市道の扱いになりますので、通路そのものに冷房をかけることは考えておりません。ただ、待合室や駅ビルが併設されておりますので、涼を取りたい方はそちらをご利用いただければと存じます。

記者:
どのぐらいの通行量なのかデータは取っておられないですか。

都市創造課長:
取っておりません。

記者:
取る予定はないのでしょうか。

都市創造課長:
特に通行量を計測したということは伺っておりません。

市長:
まずは、今後米子駅の利用者が増加するのかが重要と考えています。加えて、シャミネ米子をはじめとする各店舗の売上が、順調に推移することを願っております。

通行量そのものは、もちろん多いほうが良いのでしょうが、経済効果をより重要視しておりますので、現時点において通行量を測定することは考えておりません。

記者:
構想から30年を経て、念願の新しい駅が完成しました。駅南に対する都市機能の可能性について意気込みをお願いできますか。

市長:
今までは、投資が駅北口近辺に集中しておりました。一定の効果は上がったと思いますが、このたび駅南口の整備がされたことにより、米子市の発展の余地が大きく広がったものと認識しております。

まずは、さらなるハード整備を令和5年度中に実施し、投資しやすい環境を整えていきたいと思っております。米子市の南方面が発展する素地がつくれるよう、努力をしたいと考えております

もう一つは、駅が便利になることにより、公共交通の利用者をもう少々増やしたいと考えております。公共交通の持続性を担保することが大きな狙いです。

30年の悲願であったわけですが、ようやく大きなまちづくりのスタートに立ち、これからが重要な局面だと認識をしております。

記者:
駅北を中心にとした商業地では、居酒屋などの飲食店や観光がメインとなっています。駅南はすでに住宅地という特徴がありますが、どういった発展や魅力を期待されますか。例えばカフェなどの出店やベンチの設置も考えられますか。

市長:
駅南側は既に住宅街が形成されておりますので、その住宅街に悪影響を及ぼさないよう配慮されなければならないと考えます。したがって、深夜に喧騒がある業態よりかは、カフェなどある程度落ち着けて楽しめる場所であることは、一つ重要ではないかと思います。思いどおりの業態の出店があるとは限りませんが、我々としても推移を見守りたいと存じます。

記者:
駅北と違った、駅南ならではの特徴のある商業地になればいいということですか。

市長:
必ずしも商業地である必要はないと考えます。例えば、鳥取駅南口のような、どちらかといえばオフィス街として発展することもあるのではないでしょうか。店舗の出店だけでなく、様々なビルが立ち並ぶようにオフィスが集積する形でも、人の集まりができると思います。

記者:
県道から駅南口への入口をもう少し分かりやすくしてほしいという意見もあります。駅南口は南部町や伯耆町から利用される方にとって、アクセスが良くなったと思うのですがいかがでしょうか。

市長:
まず、県道から市道への入り口についてですが、同様のご指摘を他からもいただいておりますので、県と相談しながら分かりやすい案内表示を検討していきたいと思います。

また、駅の南方面は南部町さんと隣接しておりますので、今後、どういった連携ができるか具体的に未定ですが、お互いに良い形で発展につながるよう、一緒にまちづくりできれば非常にうれしいと思います。

記者:
南部町の方にも利用してもらいたいということですね。


市長:
はい。もちろんです。

記者:
質問を戻ってしまって申し訳ないのですが「歩いて楽しい よなご STREET PROJECT」について2点質問です。
1点目ですが、キッチンカーの出店数は決まっていますか。

都市創造課長:
キッチンカーの出店は、1日5台程度を予定をしております。

総合政策課室長:
質問の途中で申し訳ございません。先ほどの地ビールフェスタなんですけれども、平成30年の8月から開催しておりまして5年ほど経過してます。

記者:
ありがとうございます。
2点目ですが、課題を整理するとありますが、実証実験で出た課題を整理した後は、令和5年度以降の整備につなげていくということでよろしいでしょうか。

都市創造課長:
はい。例えば今年度の設計等に反映させたり、周辺の事業者さんと一緒に、どういった利用者の方から、どのようなニーズがあるのかを考えていけたらと思っています。

幹事記者:
ほかによろしいでしょうか。では、以上で定例記者会見を終了します。ありがとうございました。

市長:
ありがとうございました。

 
掲載日:2023年9月7日