市長定例記者会見(平成30年4月17日)

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市長定例記者会見(平成30年4月17日)

 平成30年4月17日(火曜日)

 市長から

  • 夕方の時報メロディー変更について
  • 米子市観光センターのリニューアルについて

 質疑


市長:
本日は、私のほうから2点ほど皆さまにお知らせをしたいと思います。
1点目ですが、夕方の時報メロディーの変更についてでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 夕方の時報メロディー変更についてPDF 77キロバイト)

現在、防災行政無線のほうで、朝の8時と、昼の12時、それから夕方の5時に「米子市の歌」を流しております。ただ、これが前段部分に留まっておりまして、言ってみれば一番盛り上がってくるサビの部分は、今まではありませんでした。市民の皆さんから、サビの部分がないのはちょっと残念だねという声を聞きまして、私自身も、市長に就任する前は、「米子市の歌 」というのは、あの前半部分しか認識しづらかったこともありましたので、調査をしまして、後半部分も作れるということがわかりまして、このたび5月1日から、夕方5時につきましては後段部分の、いわゆるサビの部分が流れることになりました。それによりまして、改めて「米子市の歌」を市民の皆さまに時報とともに親しんでいただければと思っているところでござ います。これについては以上でございます。
2点目ですけれども、皆生温泉にございます米子市観光センターのリニューアルについてのお知らせです。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 米子市観光センターのリニューアルについてPDF 652キロバイト)

この3月末で観光センターの改修工事が終了いたしました。今度の日曜日、4月21日ですけれども、そのリニューアルを記念いたしましたイベントであります「皆生温泉素鳳ふるさと館 ひな祭イベント」を開催することになりました。この改修の概要を先にお話をいたしますと、エレベーターを新設したということが大きな点でありまして、もう一つはトイレを和式から洋式に改修をしたということもありまして、外国人のかたも含めまして、多くのかたに利用しやすい施設に生まれ変わったと思います。このセンターのリニューアルですけれども、これまでも観光案内所として機能してまいりましたが、これに加えて昨年秋からスポーツツーリズムの情報発信をする体験型観光のツアーデスクを設置しております。観光案内といいますのは、最近は少なからぬ観光客のかたがスマートフォンで情報を得ながら観光地を周遊するという傾向が強まっておりますが、依然として案内をする役割というものは必要ですので、その観光案内所としての機能は留めつつ、これから先、皆生温泉の一つの魅力になるであろう、いわゆるスポーツツーリズムの拠点としての皆生温泉、これにはシーカヤックなどの海での色んな遊びもありますし、それから皆生の海岸線、弓浜半島沿いに自転車の専用道路がつきますけれども、こうしたサイクリングなどもスポーツツーリズムの中身になると思います。そうした意味で、スポーツツーリズムのツアーデスクの強化ということも併せて図っていきたいと考えております。私のほうからは以上でございます。

 

夕方の時報メロディー変更について

 幹事記者:
メロディーのほうですけれども、今日は音はありますか。

総務管財課長:
はい、音は用意しております。ちょっと流させてもらいます。

総務管財課総務係長:
前半からになります。
〔「米子市の歌」を流す〕
はるか大山  湧く清水
流れ豊かに  すそ野を拓く
四季の恵みに  感謝して
いのち育む  ふるさとよ
みんなで歌おう  心はひとつ
だんだん米子市  進むまち

記者:
後半は、どの部分からになるんですか。

市長:
歌詞でいうと、「みんなで歌おう」のところですね。

幹事記者:
これ、前半と後半、それぞれ何秒って言ったらいいんでしょうか。

総務管財課長:
前半が27秒で、後半が24秒です。

幹事記者:
今回、変更に当たって経費はかかっていますか。

総務管財課長:
経費はかかっておりません。

記者:
市の歌の時報が流れ始めたのっていつからになるんですか。

総務管財課総務係長:
市の歌は平成27年3月に制定して……。

記者:
制定された時期からってことになるんですか。

総務管財課総務係長:
そうですね、何月からだったか、そのタイムラグがどれぐらいあったかというのはちょっと、今、ここに資料がないので確認します。

記者:
はい、お願いします。
(「米子市の歌」が時報として流れ始めたのは、平成27年10月1日から)

記者:
ちなみに、今回新しく後半部分を作られたということなんですけども、今まで前半のこのサビの前のところでとめられたのは、何か理由があるんですか。

総務管財課総務係長:
もともと約51、2秒という長さですので、フルでメロディーを流すというのはちょっと長過ぎるんではないかと内部で考えまして、一番切りのいいところが27秒ぐらいだったというところで、そういう長さにした経緯があります。

記者:
今回、後半のところだけ始まるということでいいんですか。

総務管財課総務係長:
そうです、夕方5時の時報メロディーが後半のところから始まる形になります。

記者:
要するに、これは音源を作ったんじゃなくて、音源は従来からあって、従来は前半しか流してなかったのを、今回は後半も流すようにしたっていうことでいいんですよね。

総務管財課総務係長:
そうです。

 

米子市観光センターのリニューアルについて

 幹事記者:
メロディーに関しては、よろしいでしょうか。じゃあ、観光センターのリニューアルのほうなんですけど、リニューアルの経費ってどのくらいかかったんですか。

観光課長:
約1億800万円でございます。

記者:
これは、一応市が出したということですか。

観光課長:
国から5,400万円弱の補助金が出ておりまして、それ以外は市のほうで出しております。

記者:
国の補助を活用してという形ですよね。

観光課長:
はい。

記者:
この体験型観光ツアーデスクというのは、これから設置するということになるんですか。

観光課観光戦略係長:
昨年の9月から、設置はしておりますけれども、一年通してするのは今年が初めてになります。人の配置もしてあります。

記者:
去年の秋以降設置してるのを、そのまま継続という形ですね。

観光課観光戦略係長:
はい、そうです。

市長:
その前は、コグステーション(レンタサイクルの案内所)というのが、道を挟んで反対側に建物を借りてやっていたんですけども。

観光課観光戦略係長:
はい。要はそのコグステーションというのもあったんですけれども、自転車だけに特化したものではなくて、観光案内も含めたツアー造成もできるようなところで、観光客の皆さんの対応ができる場所ということでツアーデスクを設置しております。

記者:
(米子市観光センターは)4月1日にリニューアルオープンしたという言い方をすればいいんですか、それともリニューアルとしては4月21日がオープンになるんですか。

観光課観光戦略係長:
21日は記念イベントということで、オープンは4月1日からです。

記者:
今、ぱっと行って、外観的にはほとんど変わんないわけですよね。

観光課観光戦略係長:
はい。

記者:
どこがどう変わったっていうような感じですか、もし撮影するとしたら。

観光課観光戦略係長:
中に入っていただいて、今まで素鳳ふるさと館のひな人形が飾ってあるところと、それから「ギャラリーkaike」というギャラリーが入っていましたが、その中心にらせん階段があったんですけれども、そこの部分に新設でエレベーターがついております。中に入らないとちょっと見えないところになります。

市長:
そうですね、これでいきますと、やはりこのエレベーターと階段部分が、明らかに前と違う姿を見せてくれています。新たにエレベーターと、それに伴う階段を設置していますので、ここがはっきりと目に見えて変わった部分ですね。

記者:
この多目的ホールって前からあったんですか。

観光課観光戦略係長:
従来からあるホールです。

記者:
このホールの改修というのは、いわゆる団体の観光客さんたちがあそこでやられて、うるさいとかっていうのがあったことを受けての防音整備ということですね。

観光課観光戦略係長:
防音整備です、はい。

記者:
音漏れがあるっていうのは、ダンスとか何かのとかいろいろ言ってましたが。

観光課観光戦略係長:
はい。どうしても音の関係なので、ダンスに限らず、カラオケ教室もやっておりますので。以前、郷土芸能もやっていましたが、その郷土芸能の音というのが、割と近隣のかたに響くことがありましたので、防音の工事をしてます。

記者:
電気設備を改修して館内を明るくしてイメージアップっていうのは、もう少し具体的に言うと、電気設備をどうしたんですか。LEDにしたとか。

観光課観光戦略係長:
はい、LEDにしています。

記者:
館内を明るくというのは、色を変えたんですか。壁を塗りかえたとか。

観光課観光戦略係長:
色は変わっていません。照明器具をLEDにすることで照度はかなり明るくなりました。

記者:
(多目的ホールの)天井部分が丸くなってますか。あれは、前から丸くなってましたか。何か薄暗い建物しかイメージとしてないんですけど。

観光課観光戦略係長:
天井は変わらないです。

記者:
変わってないんですか。じゃあLED照明になって明るくしたっていうのが、そういうことですかね。

観光課観光戦略係長:
はい。

記者:
これは、どのくらい明るくしたっていう言い方とかできますか。例えば照明の数を増やしたとか、光量を増やしたとか。

観光課観光戦略係長:
照明の数はちょっと確認していません。

記者:
字が読めないぐらい薄暗かったようなイメージから、一新したんですよね。

観光課観光戦略係長:
そうです、明かりはそもそもついてはいましたが、昔の電球色で、全部つけても薄暗かったです。この多目的ホールだけではなくて、ほかに研修室もあるんですが、全体的に照明器具はついていても、機械の故障もあってつかない部分もありましたし、電球自体の明るさも暗かったので、全部電球はLEDに変えて明るくなりました。

記者:
それと、基本的なことですけど、観光センターの建物自体が定礎したのはいつですか。

観光課長:
昭和58年の3月末に完成です。

記者:
観光センターとしてオープンしたということですね。

観光課観光戦略係長:
観光センターができ上がったのが、です。

記者:
建物の規模はわかりますか。

観光課長:
延べ床面積は、1,610.46平方メートルです。

記者:
これは、従来とリニューアル後も面積は変わってないということでいいですね。

観光課長:
変わっておりません。

記者:
利用人数とかっていうのも、とってらっしゃいますか。

観光課観光戦略係長:
そんなに大きな変化はないものの、波が年によってありますが、平成27年度のものであれば、観光案内等の案内業務の件数は1万6,056件で、(利用)人数は5万1,750人です。

記者:
じゃあ、大体、前後はあるにしても、年間5万人前後が利用する施設という言い方でよろしいですね。

観光課観光戦略係長:
はい、5万人を超えます。

記者:
それは何か、案内の(利用人数ですか)。

観光課観光戦略係長:
これはただ古いデータなので、インバウンドの関係で年々外国人の利用人数が増えていますので、直近の利用人数は、後でご連絡をさせていただきたいと思っております。
(平成28年度実績:米子市観光センター観光案内利用人数 59,500人、施設(多目的ホール、研修室等)利用件数1,361件、施設利用人数は22,020人。)

記者:
観光センターとして昭和58年3月末完成ということですけど、それまでは別の何かあった。

観光課観光戦略係長:
絵図とか地図を見たときに、今の観光センターが建っているところには、案内所のような建物は建っていなかったようです。

記者:
それからすると、さっき市長もおっしゃられたように、中央付近が階段からエレベーター、それからトイレっていう、これだけの、1億800万円かけた改修っていうのは、これまでの中ではなかった。

観光課観光戦略係長:
今までになかったです。

記者:
大規模な改修としては初めてになるんですね。

観光課観光戦略係長:
はい。

記者:
観光案内は、旅館組合のかたがやってらっしゃるんでしたっけ。

観光課観光戦略係長:
基本的には皆生温泉旅館組合のかたがされておりますし、それにあわせて今回のツアーデスクも別にもう1人配置をしております。

幹事記者:
常駐してるのは1階になるんでしたっけ。

観光課観光戦略係長:
1階です。カウンターのある、受付のフロアです。

記者:
ツアーデスクを担当されるかたは何人なんですか。

観光課観光戦略係長:
今1人です。

記者:
1人を、今回、例えば2人にするとかじゃなくて、1人。

観光課観光戦略係長:
そのまま継続して1人です。

記者:
手しごとギャラリーのほうは、もう元(米子市観光センター1階)に戻ったんでしたっけ。

観光課観光戦略係長:
今回のひな祭りのイベントが終わってから戻ってくるような形になります。

記者:
今、現地へ行ったらどういう状況になってるんですか。ひな祭りの今、準備中っていうような感じなんですか。

観光課観光戦略係長:
そうですね。

記者:
展示スペースは。

観光課観光戦略係長:
1階でやっていたギャラリーの展示スペースは、まだそのままオープンの状態になっています。

記者:
オープンの状態というのは……。

観光課観光戦略係長:
ギャラリーとして、まだ設置はされていないです。

記者:
中に何にもない状況。

観光課観光戦略係長:
そうですね。

幹事記者:
ほかに何かございますでしょうか。

記者:
市長、観光センターのリニューアルなんですけれども、改めて今後期待する部分というのをいただきたいと思うんですけれども。

市長:
このたびの観光センターのリニューアルで、いろんなかたに使いやすい施設になったと思っております。これまでも観光案内として機能してきましたけれども、これからはスポーツツーリズムの面でも皆生観光の目玉として大きく機能してもらいたいと思っています。そこが一番大きく期待する部分です。

 

米子市長就任1年を振り返って

 記者:
その他のことでいいですか。市長、就任1周年をそろそろ迎えられるんですけれども、この1年間を振り返られて、どうだったでしょうか。

市長:
1年間、本当に一生懸命仕事をさせてもらって、大変充実した一年を過ごさせてもらいました。いろいろな懸案事項も就任前にありましたけれども、その一つ一つに着手、ないしは解決に至ったものも幾つかありますし、それから新たな動きというものも、特にこの平成30年の4月1日に機構改革ですとか新年度の予算ですとか、そういったところで動きもとれていると思っております。そうした意味では大変充実した一年を過ごすことができたと思っています。

記者:
民間から入られて、こう何かギャップみたいなものはあったんですか。

市長:
一番はスピード感ですね。

記者:
具体的にどういうところですか。

市長:
もちろん市役所内の手続というのがあるのは、仕方ないと思っていますが、物事を進める意思決定のスピードというのが、判断も含めて、民間から来た私からすると非常にギャップがありました。しかし今、私のほうも慣れまして、その辺は大分気にならなくなってきていますし、もちろん職員のほうも非常にスピードアップしていろいろな物事に取り組んでもらえるようになりましたので、非常に良くなってきたと感触は得ています。

記者:
例えばコミュニケーションをとる場合とか、どういったことをされてましたか。

市長:
コミュニケーションは、所定の定められた会議というのももちろんあるんですけれども、それ以外にも、機に応じていろんな形で打ち合わせということもやってきておりますし、なかなか夜は懇親というのはできませんけれども、多少はありまして、そういったことも機会を生かしてコミュニケーションには努めているところです。

記者:
さっき、民間人から、スピード感みたいなので、だんだん感じなくなってきたというのは、それは染まってきたんですか、それとも皆さんがついてきたんですか。

市長:
両方あるんじゃないかと思っていまして、民間が全て公務員組織で合うかと言われれば、やっぱり公務員組織の場合、議会というものもありますから、そこでどう説明をするとか、そういうタイミングの取り方もあるということがよくわかりました。そういう意味では、そこはきちっと尊重しなければ物事は動かなくなりますので、それは私が順応した部分だと思っております。ただ、そこに至るまでのスピードというのは、要は内部協議から意思決定まで、これを次の議会に出そうねという、このスピード感については職員のほうがむしろしっかりとや ってくれるようになったんじゃないかと思っています。

記者:
市長、この1年間、伊木市政を自己採点するとしたら何点ですか。

市長:
まだまだできていないこともたくさんありますので、合格点ぎりぎりのところ、70点でしょうか、そのぐらいでさせていただければと思います。残りの足りない部分は、この任期中にしっかりと埋められるように努力したいと思っています。

記者:
ちなみに、足りない部分というのはどういう部分だというふうにお感じですか。

市長:
やはり着手しきれていないところですよね。あるいはちょっと着手が中途半端になったところ、いろいろ急いでやったことは急いだんですけれども、まだ地についていないものもあったりしますので。

記者:
具体的には、例えばこれをやりたかったけども、まだできていないっていう。

市長:
大きい計画じゃないかと思います。例えば下水道の整備の計画は、検討するということでずっと説明はしてきておりますけれども、検討とはいえども、もっと早く概要が見せられないかなとは思っていましたけども、ここはもう市役所のペースでやっております。これは致し方ない部分もあるんですけれども。それぐらいでしょうかね。いわゆる計画と言われる部分ですね、これについて、着手はしているんですけども、その議論を進めるスピードといいましょうか、そこについてもっともっとスピードを上げていかないといけないかなと思っています。いずれにしても、やはりいろんな意見を伺わないといけないので、そのタイミングは早いほうがいいんじゃないかと思っています。これは批判も含めてですけれども、本当にそれでいい のかということは、当然どんな案を出しても出てくることですので、その軋轢(あつれき)を恐れず、議論をするためには、まず計画など、その手の話については案をお示しするということをもっとしていければなと思っています。

幹事記者:
ほか、よろしいでしょうか。じゃあ、どうもお疲れさまでした。

市長:
ありがとうございました。

掲載日:2018年4月26日