市長定例記者会見(平成30年10月19日)

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市長定例記者会見(平成30年10月19日)

 平成30年10月19日(金曜日)

 市長から

  • 平成30年度米子市原子力防災訓練について
  • ナイト・デスティネーション inYonagoについて
  • 米子城(フェスタ・シンポジウム・御城印)について
  • しろやま天空カフェについて

 質疑


幹事記者:
それでは、定刻になりましたので、市長のほうからきょうの会見内容についてご説明をお願いします。

市長:
改めまして、こんにちは。
本日、私のほうから4点ほど、皆様にお知らせをいたします。

まず1点目ですけれども、平成30年度の米子市原子力防災訓練についてのお知らせでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 平成30年度米子市原子力防災訓練について PDF 216キロバイト)

このたびの原子力防災訓練ですけども、大きくは2つございます。一つは初動対応訓練と、もう一つが米子市の住民避難訓練の2つの目的でやりたいと思っております。
最初に、初動対応訓練でございますけれども、主に情報伝達と、もう一つは小学校児童引き渡し訓練を実施することとしております。
まず情報伝達につきましては、関係機関であります島根県や鳥取県、境港市などと、初動における情報伝達がスムーズにいくかどうかの訓練をするということ、そして、小学校につきましては、このたび住吉小学校を選定いたしまして、児童引き渡しの訓練を行なうということを考えております。
児童引き渡し訓練につきましては、毎年、地震や水害等の災害を目的とした訓練はしておりますけども、このたびは原子力災害を目的としたものになっております。住吉小学校はご存じのとおり、周辺の道路が狭隘となっておりまして、地震のときは主には徒歩での引き渡しがなされるのですが、このたびは自動車で迎えに来て引き渡しをするということを訓練したいと思っております。また、周辺道路が狭隘化しておりますので、一定程度の困難というものは想定しているのですけれども、そこも含めて訓練の中で課題を見出していきたいと思っているところでございます。
それから、住民避難訓練につきましては、大体いつもと同じような考え方ではあるのですけれども、一つには、やはり移動手段の多様化といいましょうか、バスやJR、あるいは自衛隊車両、ヘリコプターなどを使った避難というものを考えているのと、訓練の日程は、10月30日火曜日を予定をしておりまして、平日の訓練となるのはこのたびの特徴でございます。ふだん、いつも土日の訓練をしておりますけれども、災害はいつ来るかわからないということもありまして、このたびは平日で訓練をするということで今考えております。
一旦これにつきましては終わりたいと思います。

2点目ですけれども、夏に続きまして、いわゆる「ナイト・デスティネーション inYonago」ということで、米子城跡と皆生温泉のライトアップを実施することにいたしました。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます ナイト・デスティネーション inYonagoについて PDF 205キロバイト)

このたび夏とどういう違いがあるかといいますと、まず、米子城跡につきましては、期間中にライトアップのガイドツアーを行なうということが企画されております。米子まちなか観光案内所の協力を得まして、このガイドツアーを行なうというところに一つのポイントがございます。
それから、皆生温泉のライトアップですけれども、前回、初めて夏にやったときのさまざまな反省を生かしまして、例えばですが、前回は太陽光の電源を使っての灯篭の明かりをつけたわけですけれども、光量が十分でなかったということがありまして、このたびは電源をとって太陽光ではなく、しっかりとライトがつくようにしたいと考えています。
それと、単にライトアップして終わりということではなくて、できる限り誘客につなげたいということで、期間中にアンケートを実施して、そのアンケートに回答してくださったかたに対して温泉入浴割引券ですとか入浴剤などのプレゼントをするということや、あるいはその近くで、皆生横丁きないや、あるいは手しごとギャラリーKaikeというものがあるのですけれども、そうしたところの営業時間の延長をしていただくというようなことで、来ていただいたかたに少しでもそうした誘客という形につなげていくような仕掛けを今回やろうとしているところでございます。
これにつきましては一旦これで終わらせていただきます。

3点目ですけれども、米子城についての企画についてのお知らせでございます。
まず1点目は、米子城フェスタでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 米子城(フェスタ・シンポジウム・御城印)について PDF 187キロバイト)

これは、11月10日の10時から予定をしておりまして、メーン会場を三の丸広場といたしまして、これは湊山球場の敷地になりますが、ここで各種のイベントを開催いたします。そこに、お手元の資料に書いてございますとおりですけども、例えばガイナーレ鳥取さんによる公園遊び、キックターゲットなど、それから城郭ライターの萩原さちこさんがいらっしゃいまして城山ウォークというものをすることなり、あるいは米子商工会議所青年部によりますよなご・マルシェの開催など、各種の企画をこの三の丸広場で行なうということでございます。
同じ時期に、山陰歴史館のほうでも米子城に関する企画展を開催いたしまして、米子城のさまざまな知見をご披露させていただく、そのことによって機運を高めていくということを狙っているところでございます。
同じく米子城のシンポジウムについてですけれども、これは翌日、11月11日日曜日、米子市公会堂で午後1時からということになっておりまして、この米子城跡に大変関心を示していただいておられます落語家かつ城郭愛好家であります春風亭昇太さんをお招きしまして、また城郭研究家としては米子ではおなじみですけれども、中井均さん、それから先ほど、前日の企画にも出ていただきます城郭ライターの萩原さちこさんにご登壇をいただき、米子城に関するさまざまなお話をしていただくことになっております。
あわせて、昨年、山陰三城跡シンポジウムというものをやりましたので、鳥取城や月山富田城に関するブースなども設置をして、引き続き連帯してお城ブームというものを盛り上げていきたいと考えております。
同じく米子城について3点目は、「御城印」というものができまして、皆様のお手元にもございますけれども、これをいよいよ販売をしていくということでございます。
この御城印は、今、全国各地のお城でこうしたものを発行しておりまして、お城のファンの方々がこれを集めて回るという一つの楽しみがございます。米子城としてもこれを発行することによりまして、そうしたお城ブームの一端にしっかりと乗っていくということを考えているところでございます。ちなみに、1枚300円で明日10月20日から販売いたします。
この話につきましては、一旦これで終わりたいと思います。

4点目ですけれども、先ほどのしろやまの企画の時期に合わせまして、「しろやま天空カフェ」の実施をさせていただくことになりました。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます しろやま天空カフェについて PDF 224キロバイト)

これは本市のシティプロモーションの一環で、しろやまを今までいろいろ情報発信をしてきましたけれども、しろやまで飲むコーヒーというもののおいしさを皆さんと一緒に味わっていただこうということです。きょうは、有限会社オールドニューの本池代表取締役にお越しいただきましたけれども、店舗でありますラバールさんのほうからコーヒーをご提供いただきまして、いわゆるキャッスルマウンテンというブレンドをこのたび開発していただき、皆さんと一緒にしろやまの山頂にて味わわせていただくという企画でございます。
このキャッスルマウンテンは、後ほど本池代表取締役のほうから詳しくは説明していただきますけども、本当にこの日のための特別ブレンドということで、ぜひ多くの皆様に味わっていただこうという企画でございます。ちなみに、もし山頂に登れないかたがいらっしゃった場合のために、これは下のほうでもできるだけ提供できるような形はとりたいと思っております。
そのことを申し添えまして、以上私のほうからの説明は終わりたいと思います。皆様のほうからご質問いただければと思います。 

 

幹事記者:
では、まず米子市原子力防災訓練から順番に質問のある社はお願いします。

記者:
すみません、この訓練なんですが、2日間行なわれるということですけども、それぞれ原子力事故、どういった想定でされるのでしょうか。

防災安全課危機管理室主査:
まず、もともとの事故想定ですけれども、松江地区で震度6弱の地震が発生して、それによって原子力発電所の電源が停止するというような事故の想定となっております。

記者:
6弱ですか。

防災安全課危機管理室主査:
すみません、松江市では6強、米子市周辺では6弱です。

記者:
ちょっと関連して聞いていいですか。
これ、電源停止って、要は全冷却機能が失われたという想定ですか。ほかのことで代替しているのではなく、ディーゼルエンジンも含めての想定ですか。

防災安全課危機管理室主査:
そうです、はい。

記者:
小学生は何人参加するのですか。

防災安全課危機管理室主査:
一応30人募集しておりますけれども、今のところ24人集まっていると聞いております。

記者:
ちょっと関連してお伺いするのですが、子供たちの服用訓練って、結局何をするのですか。

記者:
10月30日の訓練で、「小学校において安定ヨウ素剤服用訓練実施」っていうのは、具体的には何か飲むんですか。

防災安全課危機管理室主査:
これは、いつも住民相手に行なっている住民避難訓練で、模擬服用訓練ということで、住吉小学校の体育館で行なう訓練については、模擬服用訓練ということで考えております。実際飲むというのではなくて、例えばチョコレートみたいな、菓子みたいなものを取る形です。

記者:
見立てて。

防災安全課危機管理室主査:
見立ててというような、そのようなことを考えております。詳細についてはこれから詰めるところです。

記者:
26日も30日も基本的には同じ想定ですか。

防災安全課危機管理室主査:
はい。26日の訓練については、全面緊急事態が出された後の訓練で、30日の訓練については、モニタリングの結果、環境に影響があったということで避難の必要が出てきたということで避難指示という想定です。

記者:
6強で全電源停止で、その後、環境に影響があったという、一連の事態が時間的にはつながっているということですね。

防災安全課危機管理室主査:
そうです。一連の訓練、つながりでやっております。

記者:
環境、まあまあ具体的に放射性物質が検出されたということですね。

防災安全課危機管理室主査:
そうですね、はい。

記者:
陸自のヘリで住民を運んでいくのは初めてだと思うんですけど、これ駐屯地で乗せて上がっていくのですか、また、規制なく普通に取材はできるのですか。

防災安全課危機管理室主査:
そのあたりは県のほうが自衛隊と話をしておりますので、取材の関係については県のほうのお問い合わせになります。

記者:
除染というのも、やっぱりやるのですか。

防災安全課危機管理室主査:
はい、検査会場等でします。

 

幹事記者:
とりあえず原発のことは一度おいて、次、ライトアップについて質問がある社はお願いします。

記者:
お城のライトアップは、この間夏にやったのと同じで、下から、どこから照らすの。何カ所も。

文化振興課長補佐:
お城は、野球場の裏にある二の丸の高石垣と天守部分の石垣を、夏にやったのと同じようにライトアップします。

記者:
3段。

文化振興課長補佐:
3段です。

記者:
何個使いますか。

文化振興課長補佐:
約50基、50灯ぐらいを予定しております。

記者:
それは、夏よりも多いの。一緒ですか。

文化振興課長補佐:
夏と一緒です。同規模です。

記者:
ガイドツアーは、人数は決まってるんですか。

文化振興課長補佐:
人数は決まっておりません。希望があれば対応していきます。

記者:
ガイドツアーの期間中っていうのはどちらを指すんですか。「ご案内」って書いている(4)のところの3、10、17日なのか。

文化振興課長補佐:
1日から18日までの期間中ということです。

記者:
定員はないわけですね。

文化振興課長補佐:
はい。

記者:
1人1,000円というのは、大人も子供も関係ないですか。

文化振興課長補佐:
ちょっとここは確認いたします。すみません。(小学生以下無料)

記者:
いつまでに申し込むの。前日までとか。

文化振興課長補佐:
はい、前日までにご予約ください。

記者:
日中やるガイドツアーとライトアップでのツアーは、何か内容が変わるんですか。

文化振興課長補佐:
日中の場合は、お城のいろんな部分を回ることができるのですが、ライトアップの場合は、どうしても限られたところになってきますので、石垣のメーンのライトアップをしているところを中心に案内することになろうかと思います。

記者:
懐中電灯だとか、そういったようなことも必要になってくるんですか。

文化振興課長補佐:
できれば持ってきていただけるといいのですけれども、当方のほうでも用意いたします。

記者:
例えば山の日にやったような(通路の)足元を照らすようなライトっていうのはなさそうということですか、懐中電灯ですと。

文化振興課長補佐:
そうですね、はい。

記者:
ないということですね。

文化振興課長補佐:
はい。

記者:
皆生温泉は、四条通りは、この間照らしたあの区間、250メートルでしたっけ。

観光課観光戦略係長:
225メートルになります。

記者:
この期間中は、毎日アンケートをとるんですか。

観光課観光戦略係長:
そうですね。そのアンケートに回答いただいたかたにプレゼントを差し上げるという形ですね。

記者:
入浴割引券っていうのは、全部のところに入れる割引券なんですか。12施設。

観光課観光戦略係長:
その割引券の対象となるところは、ご協力をいただいております12施設になります。

記者:
割引っていうのは、具体的に半額になるとかですか。

観光課観光戦略係長:
それぞれの旅館で設定していらっしゃいます入浴料金がさまざまですので、旅館の状況に応じて違います。

市長:
チラシの裏側に旅館ごとの割引内容が記載されてありますのでご確認ください。

記者:
皆生温泉の分は、変わったのは、さっき市長が言われたように、足りなかった初日の失敗を生かしてという部分が変わったということですね。

観光課観光戦略係長:
そうですね、一番の変更点は、やはり反省点を踏まえて、明るさをちょっとアップするというところをまず第一に考えています。

記者:
観光客向けに、例えばシャトルバスが出たりってことはないんですね、期間中。米子城と皆生温泉をつなぐような。自力で行ってということですよね。

観光課観光戦略係長:
路線バスでっていうことになります。

 

 

幹事記者:
では、一回おかせてもらって、今度、米子城フェスタの関連、御城印等も含めての質問をお願いします。

記者:
市長に伺いたいんですが、今回、湊山球場でこういったイベントをするっていうことが、どういった意義があるのかっていうのが伺いたいんですけれども。

市長:
これまで米子城跡のいろんな魅力を発信するのは、例えばライトアップであったりとか、あるいは米子城に関するシンポジウムというのが中心だったと思います。この湊山球場敷地は、ご存じのとおり、今後、史跡公園としての整備が予定をされております。今、整備計画を策定中のところではあるのですけれども、あの場所が三の丸があったという場所になっておりまして、このたびのイベントではそこを三の丸広場と呼んで、より一層市民の皆様、あるいはご来場の皆様に、この場所が三の丸だったんだということをご認識いただけるような意図を持って、さまざまなイベントを開催するということになりました。

記者:
ただ、あそこ、史跡公園にされるっていうことの方針を出しておられるんですけれども、例えば公園になればこんなふうなイベントができるよっていうような市民へのイメージづけっていうのも入ってるんでしょうか。

市長:
そうですね、やはり広い場所ではありますから、あそこを使ったさまざまなことが考えられるようになるということは市民の皆様にも少し理解していただけるのかなということは狙ってはおります。

記者:
それに加えて、今回、この秋にこうやってライトアップも含め、米子城に関するいろんな仕掛けというものをやっていくのですけども、改めてこういう仕掛けをしていく意義も含めて、ちょっとお伺いできればなと思ったところです。

市長:
やはりやるたびに、例えばライトアップもそうですけれども、「いいね」って言ってくれる市民のかたがふえているのを感じます。一層米子城跡に対して、我々は「しろやま」と呼んでおりますが、しろやまに対する愛着が市民の間で深まっていくのを感じているところなので、これはさまざまな形で続けていかなければいけないと思っております。このたびコーヒーを一緒に飲もうという企画もその一環ですけれども、いろんな形でしろやまを認識していただき、味わっていただき、楽しんでいただきたいということをこのたびも考えているところでありまして、この取組によって、より一層しろやまに対する愛着が深まることを意図しているというところです。

記者:
市長ご自身も山頂でコーヒー飲まれたことは。

市長:
コーヒーを持って上がったこと、なかったかもしれませんね。

記者:
わかりました。

記者:
あと、この山頂でいわゆるイベントごとをやるというのは、なかなか難しい側面もあると思うんですね。例えば何か設置したりとかっていうのも難しいでしょうし、くいも打ったらいけないというふうに聞いてますけども、こういう多分、何も置かないというか、何も傷つけないようなっていう制限があると思うんですけど、そのあたり、どういう展望が、今後イベントができるとか企画ができるって。

市長:
ここは、後で補足はしてもらいますけども、無理のないところでというのはあります。やはり山頂の保護というのは、いずれにしても考えていかなければいけないことでして、あそこで何でもできるかと言われると、近年、雨も多くなっておりますし、山頂は土がむき出しですので十分にそのあたりは用心しながらも、ですから逆にいうと、できることはやっていきたいなということです。このたびはコーヒーのイベントにはなりますけれども、こういったイベントがほかにもできるのであれば、それは十分検討しながら前向きに進めたいと思っています。

記者:
コーヒーのイメージの写真があるんですけど、結局、イメージがもう一つ湧かん。屋台みたいなもの。そうじゃなくて、要するに何でもかんでも、机でも椅子でも置いちゃ、もうだめだからということ。頂上は。

文化振興課長補佐:
そういうことはなくて、仮設のものであれば許可が出る場合もありますし、ケース・バイ・ケースの対応になろうかと思います。
市長が申しましたように、実証実験ではないですけれども、いろいろ試みというのは必要だと思いますので、他市の例とかほかのお城の例も参考にしながら、どういうことができるのかっていうのも探っていきたいと思っております。

記者:
冗談抜きで、祭りの屋台、出店みたいなものを想像してもいい。

文化振興課長補佐:
頂上にですか。

記者:
ええ。

文化振興課長補佐:
下の遺構に影響がなければ、仮設のものを置いて、あの上でマルシェを開くとかっていうこともできないことはないと思います。

記者:
今回はどうですか。

秘書広報課長:
今回は、そういった屋台とかは組まないです。

記者:
組まずに、本池さんから手渡しして…。

秘書広報課長:
その場で本池代表取締役に入れていただいたものをご提供するということで、簡易な、お湯を沸かすとか、そういった程度のことは用意ができますけれども、もっと大がかりなことは難しいです。

記者:
簡易なテント。

秘書広報課長:
テントはございます。

記者:
あずまやがあるじゃないですか。

秘書広報課長:
はい、あずまやとはまた別にテントを張りまして、そこでコーヒーを入れていただくという形をとります。

記者:
初めてじゃないですか、あそこでやるのは。

秘書広報課長:
そうですね。初めてです。

記者:
屋根をつくって、まあ仮設でも。

秘書広報課長:
はい。

本池代表取締役:
コーヒーっていうのは、お湯があればできますので、最近、大山の頂上で入れたりとか、アウトドアで入れられるかた多いですから、それで僕が行かせていただいて一緒に入れてみて、ワークショップみたいな形でコーヒーを飲みながら、このコーヒーはこういう味だっていうのをやるということで、どちらかというと、お店というよりは一緒につくったりとか、アウトドアの中でコーヒーを入れる楽しみっていうのを感じていただくっていうような、そういうイメージのところです。

記者:
これ、どれぐらい用意されるんですか。

秘書広報課長:
250杯ご用意させていただきます。

記者:
何かフェスタでもさっき配付するかもっておっしゃってたんですけど、それは250のうちに入ってるんですか。

秘書広報課長:
それとはまた別でございます。ただ、登りたいけれども足のぐあいが悪くて登れないといったようなかたに対しては、下でも飲めますよというご案内をしたいとは思っております。

記者:
その場合の「下」っていうのは、どこを指すんですか。

秘書広報課長:
三の丸ですね。

記者:
こっちの話行っちゃったけど、特別のブレンドってどんなコーヒーなんですか。

秘書広報課長:
これから、本池代表取締役と一緒につくっていきたいなと思っておりますけれども、あそこの米子城がいろいろ歴史的にも、途中で解体されたりとかっていうようなこともございましたので、そういった変化が感じられるようなブレンドにしていただこうと考えております。

記者:
歴史の変化が感じられるコーヒーなんですね。

本池代表取締役:
今、入れ方のそういった日本一のコーヒーを誰がつくるかっていう競技会がありまして、私が審査委員長をしたりとか、審査のことをやっております。コーヒーは、入れ方で味が変わるということと、同じ豆でも焙煎が違いますので、その比率を変えてあったかいときと冷めたとき、入れたときが頂上であるならば、持っておりながら味が変わってきたなんていうのが楽しめるような、有名な人がつくったブレンドということではなく、一緒につくっていけるような、お客様が自分の味をつくるような、そういったものに仕上げていくことで、1回で終わるのではなくて長くこれから変わっていけるようなブレンドというんですかね、豆も農作物ですので変わっていきますので、そういったのが変わっても、つくり手が変わってもずっと楽しめるような、そういうコンセプトのブレンドというイメージですね、おいしいのをぼんとつくるのではなくて。

記者:
そういった豆みたいなのが、いろんな豆、種類あると思うんですけど、こういうようなコンセプトを持ってるようなコーヒーの種類っていうのは何かあったりするんですか。

本池代表取締役:
今回はエチオピアという国の豆を使って、コーヒーの起源の、もともとスタートした国なんですけども、今、北欧なんかではエチオピアのコーヒーを浅いりにしてフィットネスしながらコーヒーを飲んだりとか、ウオーキングしながら水筒でコーヒーを持ち歩くという飲み方があります。そういった飲み方もありますので、苦い、往年の喫茶の飲み方から、ウオーキングをしながら飲めるというようなところまで、広くいけるのがエチオピアという豆じゃないかなということで、今度、10月29日に弊社でメンバーのかたに来ていただいて味合わせをしようかという、そういったのも企画しております。

記者:
すみません、よろしいですか。山頂でのコーヒーの提供というのは、本池代表取締役お一人で運営されていくものなんですか。

本池代表取締役:
そうですね、うちのアシスタントはいると思うのですけども、今の入れ方というのをお客様にしっかり説明しようと思うと、私が一番適任だと思うので、このたびは行かせていただいて一緒に入れていくっていう作業はすると思います。もちろんアシスタントは要ると思います。

記者:
それを250杯。

本池代表取締役:
そうですね、ハンドで入れるものと、実は後ろでコーヒーメーカーを使って入れる、電気を使って入れるものがありますので、そちらで使ったもの、これはもともと味合わせしておくのですが、そういったものを入れて下に持っていったりとか、多数のお客様が来たときにこちらでも対応できるように、山頂に登れないかたと分けてとは思っております。

市長:
一つ補足ですけども、今、少し話が出ましたが、10月29日にその試飲会というのを、これは資料の裏面になりますけども、試飲会をされるということを補足させていただきます。失礼しました。

記者:
この「事前に連絡を」っていうのは、誰に連絡するんですか。

秘書広報課長:
秘書広報課までご連絡ください。

記者:
天空カフェは、結局何時から始まるんですか。

秘書広報課長:
米子城フェスタと同じ時間です。

記者:
10時から3時までですね。これは、天候に左右されずそのまんまやるんですか。

秘書広報課長:
小雨程度であれば行ないたいと思っておりますけれども、三の丸で行なわれますフェスタが中止となりましたら、山頂でのものも中止というふうに考えております。

記者:
すみません、山頂でのカフェというのは初めての取組なんでしょうか。大昔に、何か山頂に茶屋があったというふうな話も聞いたことあるんですけども。

文化振興課長補佐:
大正年間というか、昭和初期にお茶屋さんがあってですね。

記者:
昭和ですか。

文化振興課長補佐:
昭和の初期。大正から昭和の初期にお茶屋さんがあって、今の三の丸のあたりに牧場がありまして、そこの牛乳を使った、いわゆる団子が名物で、頂上のお茶屋さんで喫茶店というかね、が開かれていたっていう記録は残っております。

記者:
それ以来ですか。

文化振興課長補佐:
それ以来です。

記者:
ありがとうございます。

記者:
すみません、お茶屋さんがあったのは麓にあった。

文化振興課長補佐:
いいえ、頂上です。

記者:
この御城印って、どうやって使うものなんですか。ノートに張ったりとか。

文化振興課長補佐:
そうですね。

記者:
御朱印だったら書いてもらったりするじゃないですか。

文化振興課長補佐:
はい。本来ならば、御城印帳というのをつくっておられるところもあったり、ある程度のまとまりでお城の仲間でつくっておられるとこもあるのですが、まだそこまでいっていないんですけれども、コレクトして集めるものです。

記者:
切手の収集みたいな感じですか、イメージとしては。

文化振興課長補佐:
はい、していただくという。

記者:
なるほど。家紋的なやつは、どれですか。

文化振興課長補佐:
3つ家紋を押しておりますけれども、一番上が吉川広家の家紋、2番目が中村の家紋、3番目が加藤の家紋という、今、3代にわたる城主の家紋を載せております。

記者:
この文字、誰が書かれたんですか。

文化振興課長補佐:
森田尾山先生に書いていただきました。

記者:
結構マニアっているんですか。

文化振興課長補佐:
今、すごいブームになっておりまして、松江城や月山富田城なんかでも非常に売れ行きがいいという話は伺っております。100名城のスタンプがありますけれども、あれと同じように、今、御城印収集というのがはやってきておるという話は伺っております。

記者:
登城の日付は自分で入れるということですか。

文化振興課長補佐:
はい、自分で入れていただくと。記念日で。

記者:
その辺に判子があればいいですけど。

文化振興課長補佐:
100名城のスタンプはあるのですけれども、日付はご自分で。

記者:
大体御城印というのは、このサイズが一般的なんですか。

文化振興課長補佐:
そうですね、大体。

記者:
はがきぐらいですよね。

文化振興課長補佐:
はい。11センチ掛ける15センチぐらいだろうと思うのですけれども、よその例を参考にして今回つくらせていただいております。大体それぐらいの大きさです。

記者:
100名城のスタンプというのは、上にあるんですか。あずまやとか。

文化振興課長補佐:
頂上のあずまやのところと、山陰歴史館の2カ所にあります。

記者:
山陰歴史館ですか。

文化振興課長補佐:
はい。続100名城ですけど、米子は。2カ所にスタンプは置いております。

幹事記者:
ほか、よろしいですか。
あとは、各社個別でお願いします。ありがとうございました。

市長:
はい、ありがとうございました。

掲載日:2018年11月2日