市長定例記者会見(平成31年1月22日)

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市長定例記者会見(平成31年1月22日)

 平成31年1月22日(火曜日)

 市長から

  • Like!YONAGO(いいね!米子)プロジェクトの新規事業について
  • 「朝日町等周辺飲食街と連携した角盤町エリア活性化の取組」について 

 質疑


幹事記者:
じゃあ、市長、お願いします。

市長:
改めまして、おはようございます。 本日は、私のほうから2点ほど、皆さまにお知らせをしたいと思います。 まず1点目ですけども、Like!YONAGOプロジェクトの新規事業についてのお知らせでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます Like!YONAGO(いいね!米子)プロジェクトの新規事業についてPDF 169キロバイト)

この「Like!」というのは、日本語に相当するのは「いいね!」という意味でございまして、「いいね!」をたくさんいただこうという意図を込めまして、「Like!YONAGOプロジェクト」と称しておりますが、これはいわゆるインバウンド対応を進めていこうという取組でございまして、特に米子市は駅前や角盤町付近、あるいは朝日町もそうですけれども、飲食店街が多くございます。そうした飲食店街に外国人観光客の方を誘導していこうという試みで、ここに書いてございますとおり、マップですね、「米子ナイトタイムマップ」と仮称しております飲食店マップを作成いたしまして、スマートフォンでダウンロードして、あるいはそうしたユーザー登録によって割引や特典クーポンがもらえるというようなことを織り込んでこのマップを作成いたしました。
この無料アプリは「Visit San’in Tourist Pass」といいまして、本日、同席していただいております山陰インバウンド機構さんの事業になります。米子市といたしましては、一緒になってこれを促進し利用していこうということを考えております。
既にできているものとしまして、まずこういう「Visit San’in Tourist Pass」というロゴをつくりまして、これを登録加盟していただいたお店には、店頭にこれを張っていただくということをします。
それと、そのアプリの内容ですけれども、店舗情報をスマートフォン内にアプリに取り込んで、場所といろんなお店ごとのクーポンの内容や中身がわかるようにつくり込んだところでございます。
とりあえず英語版ができまして、このたびの段となったわけですけれども、今後、多言語化を目指して、特に韓国人観光客の方が多うございますので韓国語ですとか、あるいは香港便の発着があります関係で中国語とか、そのあたりにつきましても今後は整い次第、このアプリに載せていこうと考えております。
参画店舗ですけども、今、30店舗ほどが予定をされております。既にこれは同意をいただいた店舗でございます。利用人数は、一応500人と書いておりますけど、多ければ多いほどありがたいということでございます。
特に米子市は、観光地としてという部分でいけば、やはり夜の飲食については強みがあると思っておりますので、その部分につきまして、米子市としては伸ばしていきたいという思いを持っております。
これにつきましては、一旦説明を終わらせていただきます。
続きまして、2つ目ですけれども、朝日町等周辺飲食街と連携をした角盤町エリア活性化の取組についてお知らせをいたします。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 「朝日町等周辺飲食街と連携した角盤町エリア活性化の取組」についてPDF 142キロバイト)

皆さんもご存じかもわかりませんけれども、小学館からコミックス「ヒマチの嬢王」という漫画が発刊されております。この「ヒマチ」というのは朝日町の略称といいましょうか、使う人は使っている俗称でありますけれども、この朝日町を舞台にした、いろんなお店の物語を鳥取県中部出身の茅原クレセさんという方が、漫画家なんですけれども、描いた物語で、今はコミックとしては1巻が発刊されておりますが、小学館のコミックアプリ・マンガワンで連載がなされていると伺っております。
この「ヒマチの嬢王」と連携をした街の活性化というのを企画しましたのでお知らせをしたいと思うんですけれども、まず、ビールチケットをこれまでも地ビールフェスタの中で発行しておりますが、その地ビールフェスタで使っているチケットの裏面にお店募集という形で、このクレセさんが描いていただいたこの「ヒマチの嬢王」の絵を載せながら、地ビールフェスタに協賛していただけるお店の募集をかけていくというようなこともやらせていただきたいと思っております。
それとあわせまして、本日、米子第一交通さんが同席していただいておりますけれども、「ヒマチの嬢王」タクシーというものを、これは後でお披露目があると思いますが、地ビールフェスタの日に限って駅前から角盤町まで無料で走らせるという企画をさせていただきます。
地ビールフェスタの日に限って、駅前から地ビールフェスタの会場までを無料で第一交通さんのほうで走らせていただくというような形で、角盤町と連なる朝日町の飲食店街の再興や活性化を含めまして、こうした企画をこのたび考えたということで皆さまにお知らせをしたいと思います。
私の説明は一旦以上で区切らせていただきまして、また皆さまからのご質問を承りたいと思います。

幹事記者:
では、各社、質問をどうぞ。

記者:
「ヒマチの嬢王」タクシーは、何時から何時までの運行ですか。

米子第一交通株式会社所長:
15時から20時までです。

記者:
15時から20時まで。特典が何かあるんですか。無料とか。

米子第一交通株式会社所長:
特典は、お客様のご乗車は、駅前から角盤町まで無料となります。

記者:
無料ですね。

米子第一交通株式会社所長:
はい。その日、その時間に限り無料運行させていただくことになります。

記者:
1台ですか。

米子第一交通株式会社所長:
はい、1台です。

記者:
1台。じゃあ、それにめぐり会ったらラッキーですね。

米子第一交通株式会社所長:
ラッキーということで。

記者:
なるほど。

米子第一交通株式会社所長:
あと、もう一つ、特典としまして、お乗りいただいた方限定ティッシュをつくりまして、地ビールフェスタ・「ヒマチの嬢王」コラボのティッシュを差し上げるという特典でございます。

記者:
念のため、運送法上の問題はないんですね。

米子第一交通株式会社所長:
問題ないです。貸し切っていただいていますので。

記者:
ああ、市の貸し切りですか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
いいえ、角盤町振興組合で貸し切っております。

記者:
角盤町振興組合ですか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
はい。

記者:
これは、要するに、そのタクシーの運行は、市とタクシー会社と組合と、それから小学館さんも、どういう共催関係になるんですか。主催、共催関係は。誰がやるってことですか。

商工課長:
主催は、今回の地ビールフェスタは角盤町商店街振興組合ですので、あくまでも主催者はその商店街振興組合さんです。

記者:
組合がタクシーを運行するということですね。

商工課長:
そうです、そうなりますね、貸し切って。

記者:
組合がタクシーを借りる。

商工課長:
はい。

記者:
それに、出版社とか市の協力も得たと。

商工課長:
ええ。もともとこの角盤町活性化プロジェクトの中でこの話はしておりますので、そのプロジェクトの中にも市は当然かかわっておりますから、もちろんそういった支援とか協力をしておりますし、小学館さんも、それは同意されていると、ご同意いただいてご協力いただいていると。

記者:
小学館も協力して、タクシー会社さんは、タクシー等を手配してという。

角盤町商店街振興組合代表理事:
いいえ、経費は角盤町振興組合でございます。

記者:
すみません、市は何かお金も出しているんですか。

商工課長:
いいえ、特に資金的なものはしておりません。

記者:
第一交通さんは、運行そのものにかかわる、そのものを協力されるということは、経費は今のお話で振興組合がそのコストを持たれるということですから、第一交通さんが何をやられるかっていえば、車を、運転手さんと、運行される部分を第一交通さんが担うっていう。

米子第一交通株式会社所長:
はい、そういうことです。

記者:
しかも1台でしたね。

米子第一交通株式会社所長:
1台です。

角盤町商店街振興組合代表理事:
地ビールフェスタの当日は、駅前から地ビールフェスタの会場まで無料で運行します。そのタクシーの代金については角盤町の商店街が貸し切り予約をさせていただいているという状況になっておりますので、第一交通さんにご迷惑がかかっているというようなことではございません。
それと、3月30日まで、その「ヒマチの嬢王」タクシーを走らせるということで、これは普通どおりタクシー代金はかかります。カニカニタクシーみたいな、因幡の白うさぎみたいなタクシーで、めぐり会わせたら、それに乗ったというイメージですね。

記者:
3月、何日までですか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
3月31日。年度末までです。

記者:
これ、今の場合だと因幡の白うさぎだと乗ると白うさぎのお菓子をくれますけど、31日までは第一交通さんはそのティッシュを配るっていうことですか。

米子第一交通株式会社所長:
はい、そうです。ただ、なくなり次第終了ということになります。

記者:
これ、フェスタの当日、駅前から会場まで片道ですか、往復ですか。

米子第一交通株式会社所長:
片道です。

記者:
では、帰りは空で帰られるっていうことですね。

記者:
駅に帰る人を乗せていくわけですね。

商工課長:
乗られたら、帰りは料金をもらいます。必ずしも空ではないとは思います。

記者:
帰りは乗車されるかわからないですよね。

商工課長:
帰り乗られる場合は、有料で通常の料金でお帰りいただくということになります。

記者:
だから、駅で待っていて、乗せて、角盤町まで運んでこられるっていう部分が無料っていうことですね。

商工課長:
そうです。

記者:
去年の12月議会でも質問が出て、地ビールフェスタの状況はどうかっていう質問が出て、まあ比較的堅調にね、ごめんなさい、これ自分がそう思うだけですけど、推移してきて、当時、執行部の答弁で継続して、しかも拡大するっていう、正確じゃないかもわかりませんけどそういう趣旨の答弁があったと思います。それとの関連では、継続はわかるんですけれども、拡大の部分は、これと照らし合わせるとどこが拡大の部分に当たりますか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
まず、この「ヒマチの嬢王」とのコラボレーションというきっかけっていうのは、そもそも地ビールフェスタをなぜ立ち上げたというところから入らせてもらう形になるんですけど、もともとこの米子市の朝日町が非常に元気がないというのを、私が来たときも非常に感じておりましたので、そういう中で経済が発展するには、ああいう歓楽街が発展することが経済の発展につながるというのは常々持論として持っておりましたので、そんな中で、市民の声として土曜夜市の復活の声というのがものすごく多かったんですよね。やはり皆さん、そういう楽しいイベントに飢えていると言ったらおかしいんですけど、希望されているというのが皆さんとお話ししている中で非常に多かったので、じゃあ何か賑わいを創出する中で、今のトレンドに合ったものは何かとなったときに、一つはクラフトビールっていうのが思いつきました。
そのクラフトビールも思いついた中で、また一つのきっかけは、「475(ヨナゴ)ビール」という米子の初めてのビール、それに歴史のある大山Gビールとを絡ませながら、地域の地ビールをもっともっとみんなに広めていきたい。大山でやって、あそこまでお客様が集まるということは、やはり大山だったら車でしか行けないということもあって、市内でやれば必ずヒットするであろうという中でさせていただき、そういう経緯がある中で8月31日からやらせていただいています。
31日はオープニングということで、そちらにお持ちしておりますけど、2,300人からスタートしています。9月から以後はいろんなテーマを決めてやっていこうということで、9月はジャズ、10月はハロウィンということで、みんな仮装で来ていただいています。後でこちらの写真を置いておきますが、市長を含めて皆さん仮装で、私も当然仮装でやっておりますけど、非常に盛り上がりました。そのときが今年のピークで3,000人です。
11月以降は、一つはやはり寒さ対策も含めて、集客はどうなのかという声も確かにあったのは事実なんですけど、11月で2,600人、12月は雨でしたけど1,000人ということで、若干冬になってくるとやはり少ないのは事実なんですけど、その中で、何で冬にやるのかというお声もたくさんいただいています。でも、その中で私が過去の経験の中で規則性を持ってやり続けるというのが、一番定着するし、宣伝費が要らないということで、毎月の月末の金曜日、12月だけは年末になったので1週間早めましたけど、基本的にはプレミアムフライデーに合わせてやります。
拡大のお話が出たと思いますけど、まず4月は肉と地ビールということで、このときは2日間開催します。26、27日の2日間開催、金、土ですね。やはり土曜日にも来たいというお客さんもいらっしゃるので、土曜日はもうお昼間からやります。これは今、駐車場をお借りする方にもご了解をいただいている中でやっていきます。それと、6月がサマーハロウィンということで、これも私がつくった言葉なんですけど、6月にも仮装でみんな集まりましょうというのをやります。それから、7月の26、27日、これも2日間開催で、今のところ、予定では野外フェスタと浴衣で地ビールということで拡大展開。8月は30、31日で、ジャパンビール祭りということで、お祭りバージョンでやっていきたいと思っています。
ですから、非常に地ビールフェスタのほうは、私が思っている以上に反響を呼んでおりますので、これを一つの米子の新しい名物の催しとして定着していければいいかなと思っています。
そのような中で、いろんな事業体からご協力、ご支援の声が上がっています。例えば、米子商工会議所青年部など一緒にマルシェをやりませんかとかいう声も上がっていますので、いよいよこの地ビールフェスタが定着しつつあるかなと思います。 そんなときに、「ヒマチの嬢王」の日本海新聞記事を見て、これはやはりやらなければならないということで、あの記事をきっかけに、小学館さんと県を通じてやりとりをさせていただきました。そしたら向こうも、この新しいまだまだ若手の作家さんなんですけど、その方ももっともっと広めていきたいということで、実はこの「ヒマチの嬢王」の漫画が、要はシャッター街を繁華街に変えていくという、地域をまちおこしするストーリーということが本当にリアルな形で伝わっていくかなと思いましたので、「ヒマチの嬢王」さんといろんな形でコラボができたらということでお話をさせていただいて、いろんなアイデアが出た中で、今回はタクシーでコラボレーションしていくんですけど、今後もこちらの小学館さんと作者さんと一緒になりながら、いろんなことをやっていきたいと思っております。皆さま方もご支援をいただければと思います。以上でございます。

角盤町商店街振興組合代表理事:
それから、クレセ先生が、今のところ2月22日の地ビールフェスタにお越しいただく予定でございます。

記者:
1点確認です。「ヒマチの嬢王」タクシーですけど、3月31日に米子市内を走るということですか。

米子第一交通株式会社所長:
3月31日まで、通常は朝日町、角盤町を流し営業ということで、大体16時から朝の6時ぐらいまでの間で運行したいと考えています。

記者:
すみません、確認ですけど、タクシーは3月31日までラッピングタクシーを運行する中で、地ビールフェスタの日だけ米子駅から角盤町のエリアまでは無料ということですね。

米子第一交通株式会社所長:
そうです。1月25日、2月22日、3月29日の3日間の15時から20時までです。

記者:
3月31日までの地ビールフェスタの開催日の3日間はということですね。

米子第一交通株式会社所長:
はい。

記者:
これ、デザインは基本的にもう既存のものを使っているっていうことですか。書きおろしのものとかあるんですか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
既存のものをいただいて、少し修正がありました。実はここだけ、とても無理言って入れてもらいました。

記者:
ちょっと立ててもらって。どこですか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
ここの、地ビールフェスタの文字が入る。瓶のラベルみたいに。

記者:
ああ、瓶のところですか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
この瓶のところに、こちらからお願いをして、何とかオーケーいただいたのですが、あと、形も全部もうだめでしたけど。

記者:
設定がシャンパンボトルのように見えたんですけど、これはどうしておいたらいいですかね。ビール瓶なんですか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
いいえ、シャンパンボトルです。

記者:
この文字とかのフォントとかも全部先生に描いてもらったっていうことですか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
いいえ、これは我々のデザインをはめ込んだだけです。

記者:
はめ込んでもらったということですか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
そうです。

記者:
すみません、さっきの話で繰り返しになるかもわかりませんけれども、ずっとフェスタを続けてこられて、今回は「嬢王」の関係での企画ですよね。そこに出版社、作者、それから第一交通さんと連携されることになるわけですが、この部分についての、どういうことを一般の消費者の皆さんとの関係で期待されますか。何を一番狙いとしておられるんでしょうか。簡潔にお願いします。

角盤町商店街振興組合代表理事:
狙いは、私が一番最初に申し上げたように、朝日町がどう活性化するかなんですよ。要は地ビールフェスタをやったきっかけも、地ビールフェスタに来たお客さんが朝日町に流れてほしいんですね。

記者:
空間的なつながりからいうと、角盤町から朝日町に人の流れが起こってほしいということですか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
そうです。その人の流れができることで、朝日町も潤っていくと思っています。そこが一番ですね。

記者:
なるほど。

記者:
それを市長の立場でもう一度コメントいただくとしたら。

市長:
今、角盤町商店街振興組合代表理事が言われたとおりなんですけれども、角盤町の地ビールフェスタをやっておりますが、実際これをやりました日には、朝日町方面の二次会で使うようなお店に人が流れているというお話がございます。やはりきっかけといいましょうか、そういうのは非常に重要だと思っておりますし、朝日町エリアは飲食店街としては駅前もありますので徐々に厳しいという部分も感じてきているところでもありますので、こういったイベントを打つことによって、角盤町のみならず朝日町エリアまでの再興というものをやっていきたいと思っております。

記者:
ちょっと遮って申しわけない。ありがとうございます。もう一回、念のためですけれども、朝日町を活性化したいという考えって言われたのはよくわかったんですが、今やっている地ビールフェスタとの関係でいうと、これは当たり前の話だと思いますけども、地ビールフェスタで角盤町をまず活性化する、その延長というか、角盤町プラス、拡大して朝日町もという、そういう関係じゃないですか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
そういう関係ですね。

記者:
そういうことですね。朝日町だけが大事なことじゃないですね、もちろんそうですけど。

角盤町商店街振興組合代表理事:
はい、じゃないです。

記者:
まず、今は角盤町をベースにして、それが朝日町にも広がっていくと、そういう関係じゃないでしょうか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
もちろんそのとおりです。

記者:
第一交通さんは今回初めて連携されるんですけれども、第一交通さんとしては、どういう思いでこの企画に参加されているのかなあという部分をこれも簡潔にお願いしたい。

米子第一交通株式会社所長:
やはりまちおこしということで、朝日町や角盤町というのは経済のバロメーターになりますので、そこが潤っていただけたら、夜の繁華街が元気になれば、やはりタクシー業界も元気になるというところで期待しています。

記者:
「ヒマチの嬢王」は、今回これでされますけど、今後はどういうふうにして連携していかれるのか、もしそうであったら、どんなことを次の展開として考えておられるのかをお聞かせいただけますか。

角盤町商店街振興組合代表理事:
いろんなやりたいことはいっぱいあるんですけど、発表できないんです。すみません。小学館と作者さんの取り決めの中で決まったことだけを発表してほしいということなので、2月22日の日に作者さんが来られると、これだけは伝えさせていただきます。あとは、いろんな連携はしたいと思っています。

記者:
だから、これで終わるんじゃなくて、今後も連携はする方針ではいると、そういうことでいいわけですね。

角盤町商店街振興組合代表理事:
そうです。はい、それで結構です。

記者:
それでいくと、朝日町って今、かつての賑わいって、肩がすれ違ってぶつかり合ってけんかするほどだったって言われた町が、今どういう状況にあるのかっていうことを具体的に商工課長からお聞かせいただいていいですか。

商工課長:
これは統計の数字で申し上げるほうが一番よろしいかと思いますけど、経済センサス調査という統計調査がございます。それによりますと、26年度、それと28年度が最新の調査になりますが、26年度の経済センサスの朝日町の飲食店の事業所数は137、28年度の経済センサスの店舗数が124ですので、13店舗の減ですね。2年間で13店舗の減。それが約9%です。

記者:
これは飲食店というふうに限定しても大丈夫。

記者:
それで、これが、直近でいうと124ですよね。だからかつてっていう、その賑わいがあった頃っていうのは、例えば手持ちで資料としてこれだけあったよっていうのが、現状は皆さん、もう夜に人が歩いてないのはわかるわけですから、そうすると、かつての賑わいがって言われても、じゃあどんな賑わいだったのって。

市長:
ピーク時がわかりますか。

商工課長:
後で数字をお答えさせていただきたいと思います。(平成26年以前の同調査では、町区ごとの数字は公表されていないため、過去の店舗数は不明。)

幹事記者:
では、いいね!プロジェクトのほうはどうですか。

記者:
Like!YONAGOの話なんですけれど、一つだけお尋ねしたいんですが、この事業の市の持ち分野と、それから山陰DMOさんの持ち分は、どこがどう区分されてますでしょうかね。

観光課長:
この「Like!YONAGOプロジェクト」なんですけれども、資料にございますように、米子市と観光協会、商工会議所、インバウンド機構の4者の実務者で米子のインバウンド対策を活性化するためで、去年の4月から協議を進めてきたところでございます。その中で、実際の事業に関しましては、インバウンド機構さんの事業立案と行動によるんですが、米子市の役割としましては、先ほどお見せいたしましたけれども、このステッカーを作成しましてお店のほうに配布することです。

記者:
誰がつくるんですか。

観光課長:
これは米子市でつくります。

記者:
市がつくる。

観光課長:
はい。これはサンプルなんで、それは今月末に参加店舗にお配りして、それを掲示してもらうということになっております。

山陰インバウンド機構マネージメント部シニアマネージャー :
我々としては、地域、やはり外国人さんが確実に増えてきていて、山陰の中でも米子市は月3,000人ぐらい泊まっている中で、やはり消費につなげていくという取組として非常に重要だと思っておりまして、今回のきっかけで、課題抽出というところも狙いが大きいんですけども、実際に外国人さんがどういうふうに、このデータがとれるので動いているのかとか、実際どういう店舗に行っているのか、消費額がどれぐらいなのかという、そういったところも分析しながら、これはイベントというわけではなくてこれを継続していって、それで地域の消費拡大につなげていきたいと考えております。

記者:
このアプリがそもそも何か、ちょっとよくわからないんですけど。

山陰インバウンド機構マネージメント部シニアマネージャー :
そうですね。ちょっと説明します。今、基本的にこの「Visit San’in Tourist Pass」というアプリが昨年から開始しておりまして、これは訪日外国人さん用の専用のアプリなんですけども、これダウンロードするだけで、まずは基本的には観光施設とか、そういったものの紹介があるのと、それからクーポンというのがありまして、クーポンというのを押すとエリアごとのいろんな素材が出てきます。実際にお客さんがそのクーポンを選んでお店で使ってもらうという仕組みがありまして、今回、それを使って米子市に約30店舗のお店さんに参画いただいて、基本的にはこの仕組みの中にまず特典を入れていくということが一つです。 あとは、あわせてこういうマップをつくっておりまして、これは宿泊施設とかホテルのほうで配布をして空港でも案内をしていくという流れになっています。 基本的には、この「Visit San’in Tourist Pass」というのは、無料クーポンと、まち歩きということで検索、今いる現在地からそのお店までどうやって行けばいいかっていうのを、グーグルと連動していてアプリの中で行く場所を見られるという特徴があります。
あとは、このアプリを登録する必然性というか、お客さんからすると、この「Visit San’in Tourist Pass」っていうのが、ここの場で購入ができるようになっておりまして、これはワンデー、スリーデーっていうパスがあって、これを買うことで、お手元に配ってないですけども、こういう周遊パスになっていまして、広域な範囲で観光施設に使えるパスということでなっております。ですので、これをダウンロードするだけでも特典がある中で、さらにそういうパスを買えるという仕組みになっております。

記者:
今回、米子市だったんですけど、松江市とか境港市とか、そういったところとはこういった連携はされているんですか、されていないんですか。

山陰インバウンド機構マネージメント部シニアマネージャー :
そうですね、まだこういう具体的な取組、特に飲食、消費っていうことを意識したところというのは米子市で開始するのが初めてなんですけど、その前に、一応安来市のところでは、足立美術館以外に周遊促進をさせるっていうことをどういうふうに広げていくかということをプロジェクトとして一緒にやっています。

記者:
ちょっとマップから開いてたどり着くようなっていうこと、今できますか。

山陰インバウンド機構マネージメント部シニアマネージャー :
今はまだここに入れておりませんので。

記者:
これはあれですか、グーグルって、例えばこれからグーグルプレイからこれをダウンロードすれば、だから、グノシーとか、ああいう形のようにクーポン券つきのやつと一緒のような仕組みでいいんですか。

山陰インバウンド機構マネージメント部シニアマネージャー :
そうですね。そのようなものです。

幹事記者:
ほか、ありますか。 じゃあ、これで終わらせてもらいます。

市長:
どうもありがとうございました。

掲載日:2019年2月18日