平成30年5月15日(火曜日)
市長から
- 移住セミナー「エンジョイ米子セミナーin東京」の開催について
- 通称“内堀通り”“外堀通り”の命名について
- 伊木市長の島根原子力発電所3号機現地視察について
質疑
幹事記者:
じゃあ、時間になりましたので、よろしくお願いします。
市長:
よろしくお願いします。そうしますと、私のほうからは、最初に3点、話をさせていただきます。まず1点目ですけれども、移住セミナーの「エンジョイ米子セミナーin東京」の開催についてのお知らせでございます。5月20日日曜日の(午後)1時から4時頃まで、東京の中央区の京橋にある移住・交流情報ガーデンで、米子市単独で移住定住を一層に促進するためのセミナーを開催させていただきます。
【資料】
移住セミナー「エンジョイ米子セミナーin東京」の開催について ( 59.4キロバイト)
これは、昨年12月10日に単独で初めて開催をしておりまして、それなりの効果があるということを考えまして、米子市単独で2回目の開催とさせていただくということでございます。内容につきましては、皆様のお手元の資料のとおりでございまして、既に米子に移住をされて、この米子の生活をいろんな形で充実しておられるかたの紹介ですとか、都心と米子の違いなど、あるいは米子市の支援の内容など、そうしたものについてお話をしていく予定にしております。これにつきましては、以上でございます。2点目ですけれども、これは、通称「内堀通り」と「外堀通り」の命名についてのお知らせでございます。
【資料】
通称“内堀通り”“外堀通り”の命名について ( 412キロバイト)
昨年、医大通りの命名をしたところですけれども、それに続くものといたしまして、市内の2カ所、「内堀通り」、それから「外堀通り」の通りについて命名を行ないたいと思っております。皆様のお手元に地図がございますが、お示しのとおりでございます。これにつきましては、狙いは基本的に医大通りのときと同じでございまして、やはり市民の皆様に通りの名称で覚えていただくことで愛着を持ってもらおうということ、それから、あわせまして、歴史でしょうか、そういったものにも理解を深めてもらおうという意図、そしてさらには、観光など、あるいはビジネスで来られるかたにとって町歩きがしやすいように、通りの名称をつけていくということでございます。基本的に、この外堀通りと内堀通りにつきましては、歴史的な背景をもとにつくっておりますが、現代の交通事情に合わせまして、お示しのとおりにさせていただこうと思っております。これにつきましては、一旦以上とさせていただきます。3点目は、これは既に皆様にはお知らせしていることではございますけれども、5月16日の島根原子力発電所3号機の視察の話でございます。
【資料】
伊木市長の島根原子力発電所3号機現地視察について ( 19.4キロバイト)
これは、境港の中村市長とともに視察をする予定にしておりまして、視察の主な目的というのは、これまで3号機についての概要説明を伺ってきたところですけれども、特には安全対策などの説明を、現地に行って、この目で確認をしてくるということだと思っております。いろいろ幾重にも重ねていると言われているこの3号機の安全対策ですけれども、そのことが実際、現地でそのとおりなのかどうかということ、これを確認するのが最も重要な目的でございます。私のほうからは以上とさせていただきまして、皆様のほうからのご質問でフォローさせていただきたいと思います。
移住セミナー「エンジョイ米子セミナーin東京」の開催について
幹事記者:
じゃあ、順番に、セミナーから、質問のあるかたは。
記者:
移住実績は、直近の資料でいうと、どうなりますか。
総合政策課長:
移住実績ですけども、平成29年度は533人、平成28年度は505人。昨年度が一番多いという実績になってます。
記者:
平成27年度はどうなんですか。
総合政策課長:
480人です。
記者:
そうすると、(第1回目の)昨年12月10日、これで何人ぐらい来られたんですか。
総合政策課長:
まず、昨年は参加人数が11組の20名です。その後、セミナーの参加者の中で移住していただいたかたは1組4名です。
記者:
1組4名。要するに、1家族ですか。
総合政策課長:
1家族ですね。
記者:
今回は要事前申込みというのがあるけれども、どのくらい今、申込みがあるんですか。
総合政策課長:
今のところゼロですが、移住体験ツアーの申込みが既に3件あって、そのかたたちが来られるんじゃないかと予測しております。これから宣伝をどんどんさせていただいて、それで、一生懸命事前の予約をいただこうかなと。
記者:
これ前回も、当日参加が多かったの、事前申込みが多かったの。
総合政策課長:
やはり前回の反省といたしまして、もう少し広報活動に力を入れておいたほうがいいじゃないかということもありまして、できましたら、今回、ホームページ等々で宣伝はさせていただいているんですけども、やはり米子市にお住まいの家族のかたから都会に住んでいらっしゃる子供さんなどに連絡していただくのが一番効果があるということを伺っておりますので、ぜひそのあたりにおきましてご協力していただければと思っております。
記者:
(資料に)事前申込み必要と書いてあって、その下に当日参加も可能と書いてある。事前申込みは必要なんですね。
総合政策課長:
やはり移住のご相談ですので、長ければ1件当たり2時間ぐらいかかります。そうすると、今回、私ども職員が行きますけども、どうしてもなかなか全てのかたに対してきちんとした対応ができない可能性がありますので、そこは事前に申込みをいただいて、ある程度の目安を考えたいところもあります。ただ、そうはいっても当日、東京でセミナーがあるから行ってみないかと米子の親御さん等から言われて、ちょっと寄ってみたというかたに対して、何も相談しないっていうのも、せっかく私どもも首都圏に行っているわけですし、だから、そういう書き方をさせていただいておりまして、ご理解をいただきたいと思います。
記者:
この移住施策で、セミナー以外にどんなことをされているんですか。
総合政策課長:
このセミナー以外ですけども、まず、専門の相談員というのを配置しておりまして。
記者:
何人ですか。
総合政策課長:
1名です。この専門の相談員さんに非常にきめ細かいサポートをしていただいておりますし、移住した後も、さまざまな相談に乗らせていただいていると。これが一つ、一番大きい柱です。次に、制度上、例えば住宅取得支援といいまして、県外からの移住者のかたに、住宅を取得された場合にはその費用の一部を負担させていただくという補助制度ですね。それとあとは、米子への移住を検討するかたがいらっしゃいましたら、その往復の移動に係る費用の一部、交通費の助成、こういう支援をさせていただいているということでございます。
記者:
きめ細かいサポートって、どんなことですか。
総合政策課長:
具体的に言いますと、市にそういうお話がありましたときに、子育てのお話ですとか、例えば、それこそ日常生活でどのあたりにお店があるかとか、移住者のかたに対して、聞かれることを基本的には全てのご相談に乗らせていただいているということでございます。
記者:
鳥取に来られるかたっていうのは、地方としては、どのあたりが多いんですか。
総合政策課長:
来られるかたについては、米子市の地方創生総合戦略を平成27年10月27日に策定した際のデータでしかないんですが、山陰が非常に多いです。
記者:
今回、(移住定住セミナーの開催が)東京都内ということなんですけど、東京都からの割合としては。
総合政策課長:
ごめんなさい、数字が少し古いんですが、2013年の割合で見ますと、首都圏が8.5パーセント、関西圏が10.9パーセントです。一番多いのは、やはり山陰の中での移住が多いという実績になっております。
記者:
山陰の割合は。
総合政策課長:
山陰は、通勤・通学率10パーセント圏内※といわれる日吉津、大山、南部、伯耆、日野町、江府町、安来市を含む米子市に近い山陰が18.5パーセントです。そのほかの山陰が35.2パーセントです。
(※10パーセント通勤通学圏…毎日の決まった人の移動に注目した都市圏で、通勤・通学者数の割合が10パーセント以上の周辺市町村。)
記者:
(転入を)移住として扱う条件は何ですか。例えば年齢があるのか。それから、市域外からだったら、移住として考えるのか。
総合政策課長:
米子市以外からの転入でしたら、移住として扱います。年齢は関係ございません。
記者:
山陰から移住してこられるかたが多いのに、どうして東京でセミナーをしたいんですか。
総合政策課長:
先ほど数字でお話しさせていただいたんですけども、首都圏が8.5パーセントという数字があるのと、もう一つは、このエンジョイセミナー自身が、これは今回、米子市単独でやりますけども、今年はその前の日に鳥取県さんもそういうセミナーを実施されます。合わせての開催ということで、これは首都圏だけではなくて、例えば大阪とか、そのあたりでも開催をさせていただいているということでございます。それで、山陰の方々につきましては、普段からご相談がございますので、その折に、私どもの相談員によります、ニーズに合ったご相談をさせていただいておるということです。
記者:
そのチラシに、9月にツアーがあるっていうことですけど、これはどういった内容になりますか。
総合政策課長:
これは市が直接実施するわけではないですが、「ほわっとよなご応援隊」という、米子市に移住してきた方々が集まられる任意団体がありまして、そこが主催になるんですが、米子に現地に集合していただいて、1泊3食で、例えば皆生温泉に行ったりとか、米子の食べ物とか食べていただいたり、米子市の色々なところを見ていただいたりということで、1泊2日で市内を見ていただく、そういうツアーでございます。
記者:
平成29年度の533人がこれまでで一番多いということだったんですけど、これは、いつから見て一番多いんでしょうか。
総合政策課長:
平成24年度からです。
記者:
その533人は、どこから来た人が一番多いですか。
総合政策課長:
その割合については、傾向ですけども、一番多いのが島根県ですね。2番目が山陽、あとは関西、それで、首都圏。ごめんなさい、細かい数字は、まだ出しておりません。(533人は)速報値でございますので。
記者:
平成28年度は出ていますか。
総合政策課長:
平成28年度の移住者については、後ほど資料をお配りします。
(補足:平成28年度の移住者の前居住地は、中国116人、近畿75人、関東66人、九州・沖縄24人、北海道・東北9人、四国9人、北信越3人、国外5人。
※「市民課窓口でのアンケート(平成28年度)」に回答した333人を対象とした集計による。)
記者:
移住者ですけど、これ、Iターン、Uターン、どういう傾向が多いんですか。それも、もし紙でわかるんであれば、データでもらえれば。
総合政策課長:
わかりました。Iターン、Uターンに関する資料についても後ほど皆さんに追加資料として出させていただきますんで。
(補足:平成28年度の移住者については、Iターン216人、Uターン117人。
※「市民課窓口でのアンケート(平成28年度)」に回答した333人を対象とした集計による。)
記者:
(開催まで)あと5日ですが、(事前申込みの)予約ゼロをどうやってプッシュするんですか。
総合政策課長:
既にホームページ等では出ていますけども、何とかこの記者会見を契機に予約ゼロというのを解消していきたいと思います。
記者:
米子に移住決められたかたの要因というのは、どういったところが多いんですか。
総合政策課長:
千差万別ですけども、住みやすいというところに尽きるのではないかと考えております。一般的に移住者のかたから、意外と住みやすいんだよねっていうようなことを私どもは普段聞いております。
記者:
でも、日吉津や南部町より住みやすいっていうことがあるんですか。(移住者の)パーセンテージが多いのは、そういう人(米子市から近い地域からの転入者)でしょう。
総合政策課長:
米子に住まれたかたはそう言われています。ただ、都会のかたがこちらに来られたときには、やはり食の問題とかもありますよね。だから、そういうのも含めてトータルとしてどうするかという話で、結局、移住されるかたっていうのは、一言で申し上げれば、米子は住みやすいということで住まれている。それで、実際にさまざまなデータを見ましても、住みやすいというのは事実として、平成27年の経産省のデータで、暮らしやすい町日本一としても出ておりますんで、そういうことで移住されてこられるかたがいらっしゃるのかなと。
記者:
住みやすさの要因は、具体的なものって何があるんですか。例えば医療費がどうとか、ありますか。
総合政策課長:
特に暮らしやすさで、一般的なお話ですと、自然があって、そこそこ都市化も進んでいるというのと、医療機関が充実しているとか、あとは交通の便がいいとか。利便性がそこそこ良いと。
記者:
そこそこ、というのは、全国的に見ても色々と他に当てはまるところもたくさんあると思うんですけど、やはり米子だからこそみたいな、米子が選ばれる唯一のポイントとか、そういったものとかはあるんでしょうか。
総合政策課長:
唯一のっていうのはなかなか難しいかと思います。やはり総合的に、今お話しさせていただいたようなところが総合的にマッチングして、暮らしやすさ日本一という、そういう名誉あることになったのだと考えてます。
記者:
この(セミナーに関する)問い合わせ先は、平日のみですよね。例えば土曜日にこれを見た人が、問い合わせしようと思っても、できませんね。
総合政策課長:
そうですね、ちょっとそこまでの対応は考えてなかったですね。
記者:
ぜひ来てほしいっていうのであれば、そういう対応もするようにしないと、当日でも東京にいる子供に声かけるっていうようなことはできないですよね。
総合政策課長:
ご指摘ありがとうございます。
記者:
この移住者の定着率の調査はしていますか。
総合政策課長:
ごめんなさい、(米子市としては)それはできてないです。
市長:
その辺の考え方は、私は、まず、移住というものを増やすということが大事だと思っていまして、それが定住につながるかどうか、そこだと思います。移住が増えれば、定住者も自然に増えていくだろうというところ。まず、この地域の生活というものを味わっていただくということが先ですので、今のところでは、移住定住という言い方をよくしますけども、移住に力を入れております。
通称“内堀通り”“外堀通り”の命名について
幹事記者:
じゃあ、次は、通称名です。
記者:
これ通りの標識っていうのは、つけるんですか。内堀通り、外堀通りっていう標識をどっかに設置するんですか。
市長:
立てる予定にしておりますが、具体的にこの時期にということを定めておりません。
記者:
看板の予算措置はもうされていますか。
都市創造課長:
新年度で予算措置はもうしておりますので、夏場に向かって発注をかけていきたいと思っております。
記者:
だったら、具体的に何か所につけることになるんですか。
都市創造課長:
道路標識のような自立柱に関しては、3か所。
記者:
それぞれ。
都市創造課長:
内堀、外堀で3か所です。
記者:
計3か所。
都市創造課長:
はい。それ以外のものについては、現在、設置箇所に交渉中でございまして、小さなものを公共施設とか民間の施設とかで協力いただけるところにプレートのようなものを設置するということで、こちらのほうは数は未定です。
記者:
予算措置とられてるんだったら、おおよその見込みみたいなのがあると思うんですけど、その見込みでは、幾つぐらい。
都市創造課長:
六、七か所ぐらい、できればなと思っています。
記者:
その自立柱除いてということですね。
都市創造課長:
除いて、ということです。
記者:
設置のめどはいつごろですか。
都市創造課長:
大山開山1300年祭がございますので、夏ぐらいをめどに考えております。
記者:
7月。
都市創造課長:
7月はちょっと発注してからは厳しいかもしれないですけど、8月、9月とかをめどにはしたいと思いますが、これからの作業ですので。
市長:
先行してガイドブックに記載される予定です。また、8月の10、11日あたりで城下町観光ガイドツアーがありますので、そこには、まず手元の案内資料には載るようにしたいと思っておりますし、できればそういったタイミングには間に合わせなければというめどは一応持っております。
記者:
ちなみに、エクスカーション※とか、あれとかに合わせるんですか。
(※エクスカーション:第3回「山の日」記念全国大会in鳥取(平成30年8月10日から11日)の一環で、米子のシンボルである城山(米子城跡)とともに、大山の地蔵信仰によって育まれてきた歴史的景観を生かす祭事を展開する催し)
市長:
そうですね、エクスカーション、あの辺に合わせて、手元の案内ガイドには記載するようにします。
記者:
ちなみに、今後市としては、例えば加茂川桜どおりとかよりみち通りとかっていうのが、この資料だと、併記していくような格好になるんですか。
市長:
基本的に市としては、外堀通り、内堀通りでやっていきます。ただ、地元の方々が加茂川桜どおりですとか、よりみち通りというの名称をつけた経過がありますので、ここは調整を既に図っておりまして、実質、併記になっていくと思います。
都市創造課長:
現在も、現地のほうに加茂川桜どおりは案内標識が立っておりますし、よりみち通りも車止めにデザインが入っていたりしますので、それらも当然そのまま残していきたいと思っています。
記者:
路線はいずれも市道でいいですか。
都市創造課長:
今回のものは全て市道です、米子市道。
記者:
どうして(医大通りに続いて)第二弾が内堀通り、外堀通りにされたんですか。
都市創造課長:
これは、2月と4月に庁内で、関係課長で検討をしまして、今後の道路通称名を設定して、どう生かしていくかということで設定方針を大方決めました。やはり来街者の方に使っていただくということが主眼になりますので、米子駅から米子城、それから下町のあたり、この中心市街地の街歩き、これに使えるようなものと、それから、皆生温泉地区、その次には、若干広域的に県道なんかも考えていいのかなというふうに考えたところです。それで、実は皆生温泉地区については、何条通りという看板が既に立っておりますので、皆生温泉地区のほうは急がなくてもいいだろうというところで、もうほぼできているという考えでおりますが、今回、米子城跡を生かしたまちづくりに取り組んでいこうと考えておりますので、まずはその誘導と、それから米子城跡の中の外堀、内堀を皆さんに思い起こしていただこうということで、特に外堀のほうはまだ年配のかたは、水路があったことを覚えておられるかたはわかると思うんですが、内堀のほうはもうほとんどわからないので、これからの史跡公園を生かしたまちづくりで、米子駅からの動線ですね、そういう発想と、それから、医大通りを含めて、寺町のほうですね、加茂川、寺町のほう、こちらにつながるようなイメージで観光案内とかに使っていただけたらな、と考えております。
記者:
それぞれ内堀通り、外堀通り、起点をどっちに置くのかわからないけれども、町の名称で言ってもらえませんか。
文化観光局長:
内堀通りは久米町地内ですね。内堀通りの起点も終点も一応、久米町地内にあるので。外堀通りは東町から内町ですね。
記者:
あと、通りは実際のお堀の埋め立てた道路ですか、それとも堀とは関係のないですか。
文化観光局長:
はい、埋め立てたお堀とほぼ一致しますが、一部違うところもあります。
記者:
堀を埋め立てたところが道路になっているわけですね。堀を埋め立てた道路で、そこに堀の名残みたいなものがありますか。
文化観光局長:
今、表面的には名残はほぼ見えないですけども。
都市創造課長:
四日市町ゾーンはバリアフリーの関係で、歩道の半分の幅で、アスファルトみたいな感じで色が吹きつけてあるんですが、店側にコンクリート製の下水の暗渠(あんきょ)が堀の跡として残っています。
文化観光局長:
旧庁舎の斜め向かいのあたりに、マンホールあけたところとか、それから、一部表面に見えるんですけども、外堀の名残が一部残っている箇所があります。
記者:
要は、外堀通り、内堀通りって紹介しても、それってどこで堀の名残がわかるのっていうのは知りたいところだと思いますが。
文化観光局長:
そうですね、しかしそれは全部埋まっていて、ぱっと見で、例えば石垣がそこにあるっていうようなことではないですね。
記者:
解説本もつけるんでしょう。標識だけですか。
都市創造課長:
こちらのほうでは標識だけですね。
記者:
実際の内堀と外堀がどこにあったのかがわからなきゃ、通りの名前だけ聞いたって、何の感動も浮かばないと思いますが。
文化観光局長:
パンフレットなんかにはもちろん記載していくんですけれども。
記者:
だから、通り名と実際の内堀、外堀が平行しているだとか、ちょうど堀の真上ですよみたいなことがわからないと、ガイドで歩いたって、何の感動も湧かないんじゃないですか。
市長:
それは、まずはパンフレットで表示できるはずでしょう。
文化観光局長:
ガイドマップとか、そういうものはもちろん載せていくんですけれども。
市長:
街中の案内表示については、今のところないですけれども、ただ、そういうのはいずれ必要だと思っておりますので、こうして一つ一つ名称をつけるところから始めながら、順次これは議論をして整えていきたいとは思っております。
記者:
旧庁舎のところに看板立てれば、いいわけだよ。私有地の道路とかに立てるのは無理なんだから。そういうところに大きな概略図でも立てておけば、通る人がわかるじゃない。ガイドブックを持ってる人って、興味があって何十人かだからね。でも、看板にあればわかるじゃない。
市長:
それは当然、今後考えてやっていくことだと思っています。
記者:
資料で、実施時期6月とあるんですけど、これ6月1日からこの名称を決めるっていうことになるんですか。
都市創造課長:
そうですね。観光協会さんがつくられるパンフレットのほうは、6月でオープンになりますので、そちらに合わせてということで。
記者:
じゃあ、1日からこの名称を使っていくということでいいですか。
都市創造課長:
そういうことになります。看板は、それより後ということで。まずは、パンフレットのほうが先行します。
記者:
医大通りは、何かGoogleとかにも名前の申請をされたということでしたが、今回もそういうことされるんですか。
市長:
はい、同じように、ゼンリンの地図ですとか、そういった地図制作会社にはお願いをすることにしています。
記者:
じゃあ、市の観光パンフレットにも掲載するということですか。
都市創造課都市政策係長:
6月の半ばから終わりぐらいに出る、観光協会の町歩きマップがリニューアルということで、そこにお願いする予定にしております。
記者:
それは、じゃあ、観光協会の観光パンフレットですね。
都市創造課都市政策係長:
タイミング的にリニューアルの時期でして、市と観光協会で協力体制でやっておりまして、今、お願いしているところです。
文化観光局長:
そのほかのものについても、順次、改訂に合わせて修正していきます。
記者:
つまり、通りの名称は6月1日から使うが、通りにはまだ何もないということですね。
都市創造課長:
はい。
記者:
6月発行の観光協会のパンフレットに掲載されて初めて何かわかると。その後、標識を8月をめどにつけて、通りが順次整備していくと。そういう流れでいいんですね。
都市創造課長:
8月は、まだ遅れるかもしれませんけど、夏をめどにということで。
伊木市長の島根原子力発電所3号機現地視察について
幹事記者:
いいですか。じゃあ、原発。これ視察をされた後は、どういうスケジュールになっていくんでしょう。
市長:
視察した後ですけれども、質疑応答の時間を4時20分ごろから先方の5階事務所、管理事務所で設ける予定にしております。
記者:
視察をした日以降のスケジュールとしては、どんなことを考えておられるんですか。
市長:
米子市として、特に3号機についてはスケジュールを持っておりません。例えば申請があるかどうか。これにつきましては、我々が日程をコントロールするものではありませんので、米子市として、この後の予定というのはないということになります。
記者:
中電さんのほうから事前報告についての申入れというのは、今のところは、したいんですけどって話はまだ。
市長:
まだ、ないですね。
記者:
安全対策を見たいっておっしゃったんですけども、具体的にどういったところを考えていらっしゃいますか。
市長:
この間、安全対策協議会を開催しましたし、それから、4月の全員協議会でも、さまざまな説明をいただきました。特に今回、3号機が改良型の沸騰水と、そういう炉型だと聞いておりまして、以前よりも安全対策がより充実したという説明を伺ったところです。それは、いろんな構造そのものもそうでしたし、それから共通するものもありました。2号機とも共通するような安全対策もありました。それぞれを確認してくるというのが主眼になると思います。
防災安全監:
特に福島の事故で大きくなったというのが、いわゆる電源がなくなって冷却ができなくなったということがありますので、その電源を、説明では、何重にも用意しているということですので、そこはやはりメインとして見ておくべきところなのかなというふうには思っております。
幹事記者:
いいですか。その他ありますか。いいですかね。
市長:
どうもお世話になりました。ありがとうございました。