幼児期の食事

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幼児期の食事

離乳食から幼児食へ

生後12~18か月頃、形のある食物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳または育児用ミルク以外の食物からとれるようになったら、離乳の完了となり幼児食のスタートです。ただ、離乳を完了しても急に大人と同じものが食べられるというわけではありません。発達に応じて、形や固さを調整しましょう。

バランスよい食事にしましょう

毎日の健康を維持するほかに、著しい成長を支えるための栄養が必要です。

主食、主菜、副菜をそろえてバランスよい食事にしましょう。

幼児期の食事

1~2歳児の食べにくい食品

好き嫌いの理由は味だけでなく、かみ切れない、のみ込めないなどの食べにくさが原因かもしれません。

奥歯が生えそろう3歳頃までは、発達段階ですので、食べ物の固さ、大きさについて配慮が必要です。お子さんの発達に合わせて調理方法を工夫しましょう 

弾力のあるもの

  かまぼこ、こんにゃく、いか、たこ、かたまり肉など・・・細かくする、すりつぶす 

  皮が口に残もの

  ゆで大豆、トマトなど・・・皮をとる

 口の中でまとまりにくいもの 

  ひき肉、ブロッコリーなど・・・とろみをつける

 ペラペラしたもの

  わかめ、レタス、薄切りきゅうりなど・・・やわらかく加熱する、ひと塩する

 唾液を吸うもの

   パン、ゆで卵、さつまいもなど・・・水分を加える

    誤嚥しやすいもの

    こんにゃくゼリー、もち・・・この時期には与えない

 注意!! 

窒息・誤嚥の原因になりやすいもの

豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は5歳以下の子どもには食べさせないでください。

ミニトマトやブドウ等の球状の食品を丸ごと食べさせると、窒息するリスクがあります。乳幼児には、4等分する、調 理して軟らかくするなどして、よくかんで食べさせましょう。

おやつについて

この時期のおやつは、1日3回の食事ではとりきれない栄養を補うもので食事の一部です。

食事の妨げにならないよう時間や量をきちんと決めましょう。

     1~2歳頃・・・10時と3時(午前と午後)の2回が目安です。

     3~5歳頃・・・3時(午後)の1回が目安です。

 おすすめのおやつ★ 

 ご飯、牛乳・乳製品、いも類、果物など

 おやつ

 市販の甘いお菓子やスナック菓子、甘いジュース類はなるべく控えましょう。

 市販のお菓子は袋ごと与えず、適量をお皿に移してあげましょう。

おすすめレシピ

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掲載日:2023年3月29日