よなごびと

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米子(よなご)での日々の暮らしをエンジョイしている人たちを紹介する『よなごびと』。「広報よなご」平成30年11月号から掲載がスタートしました。

よなごびと第32回「向井哲朗さん(環境新聞中海発行)」


” 小さな積み上げ 大きな成果
環境に優しい行動を自然体で ”

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向井さんは、33年前から環境新聞「中海」を毎月発行しています。幼い頃から中海で泳ぎ、魚や貝をとってきた向井さん。中海は「先人から受け継いだ天然汽水湖は財産」と、その水質浄化に長年尽力されてきました。
環境新聞「中海」

向井さんが中海の環境問題に目を向けるようになったのは小学生のころ。中海で赤潮が頻繁に発生したそうです。水中の酸素濃度が低下し、苦しくなった魚たちが岸辺に集まるため、当時の地域の人たちにとっては魚を獲る格好の機会だったと向井さんは言います。しかし、向井さんは赤潮という現象に疑問を抱き、その水質を学校の友人や先生と調べ、生活排水による汚染が原因だと知ったのです。
向井さんは生活排水の悪影響を地域の人たちに説明するために、環境新聞「中海」を発行しました。向井さんの取り組みは大きな流れとなり、やがて多くの人が中海の環境保護のために動き出し、今では「泳げる湖」として親しまれるまでになりました。
緑綬褒章を受賞

「食器を洗うとき、ご飯粒や麺、料理の残り汁などを洗い流していませんか?環境負荷が大きいので、端切れなどでお皿を拭いてから食器を洗うと、洗剤の使用量も食器洗いの手間も減って、環境も守れる、一石三鳥ですよ」と向井さんはほほえみます。「より多くの人が、環境に優しい行動を自然体でできるようになれば」と、今後も環境新聞「中海」の発行を続けます。