市長定例記者会見(令和7年2月7日)

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市長定例記者会見(令和7年2月7日)
  • 物価高騰対策事業について
  • バレンタイン特別企画「よなごLOVEライト in 米ッ子合掌像」を開催します
  • バスでGO! 運賃無料DAYを実施します
  • 米子市移住定住PR動画を作成しました

幹事記者:
では、定例の会見を始めたいと思います。
市長から説明をよろしくお願いします。

市長:
改めまして、おはようございます。 本日は、私から4点、皆様にお知らせをさせていただきます。

まず、物価高騰対策事業についてです。 政府の物価対策の中で、例えば原油価格・物価高騰支援や低所得者向けの給付金は既に始まっており、順次手続をしているところですが、米子市独自の対策の一つとして、物価高騰克服!よなごプレミアムポイント還元キャンペーンの第三弾を実施します。

リンク・新しいウィンドウで開きます 物価高騰対策事業を実施しますPDFファイル 91キロバイト)

リンク・新しいウィンドウで開きます よなごプレミアムポイント第3弾(ちらし)PDFファイル 1.87メガバイト)

お手元の資料のとおりではありますが、事業概要は、J-Coin Payを使ったプレミアムポイントの還元キャンペーンとなっております。還元総額1億5,000万円、還元実施期間は2月26日から6月25日までを予定をしておりまして、還元総額が予算上限に達し次第終了することとしております。今回の還元上限額ですけれども、1ユーザー当たり1万円ということで、還元率は決済額の20%としております。
参考までに、資料に、これまでのユーザー数の推移、それから店舗数の推移について、表をつけております。令和6年12月27日現在で1万8,945人の米子市内のユーザーがいます。そして、参加店舗数は1,118店舗あるというところでございます。
二つ目に、同じく物価高騰対策として、物価高騰克服!生活応援ギフト券事業をさせていただくこととしました。事業概要は、購入を希望する市民の方、これは希望制ではあるんですけれども、1セット7,000円分のギフト券、これを5,000円で販売します。したがいまして、5,000円をお支払いいただくと2,000円分のプレミアム、40%のプレミアムがつく形でギフトカードをお渡しするというところでございます。

ちなみに、ここには書いていませんが、使用するギフトカードはJCBギフトカードといたしました。その理由は、まず、既に印刷済みのものを使用しますので、手続の中の事務コストが低く抑えられるというところがあるのと、また、いろいろあるギフトカードの中でも使える店舗数が幅広いということで、これを選定しました。

販売方法ですけども、6万セットを用意しておりまして、販売については1セット7,000円で、1,000円券が7枚と。1人につき4セットを上限とさせていただきます。したがいまして、5,000円掛ける4セットの2万円をお支払いいただくと7,000円のギフト券が4セットですから2万8,000円分入手できるということでございます。販売場所につきましては、市内百貨店などを想定しておりまして、4か所ないしはもう少し増やせるかも分かりません。これについては決まり次第、お知らせします。
販売予定期間ですけれども、購入の申込み受付としては令和7年3月中を予定をしております。さらに、販売開始は4月中を考えております。

これらの財源は、資料に書いておりますが、いずれも物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金、これは昨年12月に政府から来た交付金でございます。これを使って、これらの事業をするというところでございます。

この話題については、一旦以上とさせていただきます。

2点目ですけれども、バレンタイン特別企画「よなごLOVEライトin米ッ子合掌像」を開催いたします。

リンク・新しいウィンドウで開きます バレンタイン特別企画「よなごLOVEライトin米ッ子合掌像」を開催しますPDFファイル 101キロバイト)

リンク・新しいウィンドウで開きます よなごLOVEライトin米ッ子合掌像(ちらし)PDFファイル 1.18メガバイト)

一つには、冒頭に書いておりますけれども、「歩いて楽しいまちづくり」の中心地である米子駅周辺の夜のにぎわい創出というものを検証をするためであります。JR米子駅の北口に米ッ子合掌像という大きなオブジェがありますけれども、それを活用した体験型ライトアップイベントです。同時に、その広場に飲食店の出店も行いまして、集客を図りながら、出店されたお店の収益を上げていただく、相乗効果によるマネタイズモデルとしての実証実験的な趣旨も兼ねたイベントということでございます。

イベントの開催日時ですけども、2月13日木曜日と14日の金曜日、午後6時から午後9時まで、最終日は午後10時までということで考えております。バレンタインにちなんだイベントですので、こういった時期にさせていただきます。
チョコライト相性占いは、米ッ子合掌像のライトアップの色が相性占いの結果で変わり、演出は実に12パターン用意しています。 そして、イベントに際して出店される限定フードでありますけれども、資料に書いてございますとおり、ホットチョコレートやお汁粉、牛骨ラーメン、星空舞米粉のガトーショコラ、パフェなどが楽しめる店舗が出店されます。

2月12日水曜日の午後6時にプレス向けのプレ公開を予定しておりますので、取材をご希望される方は、この機会をご利用いただくと、よりよいのではないかと思います。 参考資料としてチラシを添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。

さらに、今ちょうど駅北広場ロータリーを工事中でありますが、ロータリー内の規制を伴う工事自体は2月14日に終了する予定となっております。雪など、天候によって若干変わってくる可能性はありますけれども、イベント開催時にはまだ規制が入っている予定でして、翌日15日から規制が解除される予定ですので参考までにお知らせいたします。
この話題については、一旦以上とさせていただきます。

3点目、「バスでGO!運賃無料DAY」についてのお知らせです。

リンク・新しいウィンドウで開きます バスでGO!運賃無料DAYを実施しますPDFファイル 109キロバイト)

昨年から、この「バスでGO!運賃無料DAY」というのを開催してきたんですけれども、2月、3月におきましても、3日間実施をさせていただきます。市内で開催されるイベントに行くことをバスに乗る動機づけにしていただくため、この運賃無料DAYを実施します。
2月8日の土曜日、もうこれは明日となりますけれども、とっとり産業未来フェスなどのイベントが予定されております。今日の夕方にオープニングイベントが開催される「MINIATURE LIFE展 田中達也 見立ての世界」などもございます。 そして、3月16日日曜日は、超グルメフェス2ndなどのイベントが予定されております。3月23日日曜日は、よなご・マルシェなどのイベントが予定されております。
いずれも駅周辺は車が混雑することがよくあります。特によなご・マルシェは湊山公園に行く車が渋滞の列をつくったりもしますので、ぜひこれを機会にバスで行くことが可能な方は、バスのご利用をお願いしたいと思います。
対象路線はご覧のとおりでございます。2月8日につきましては土曜日となりますので、淀江の循環バスであるどんぐりコロコロ、これは、日曜日は運休としておりますので、土曜日は無料の対象となります。対象外の路線についてもご参照ください。
この話題は一旦以上とさせていただきます。

最後、4点目ですけれども、米子市移住定住PR動画を作成しましたので、そのお知らせでございます。

リンク・新しいウィンドウで開きます 米子市移住定住PR動画を作成しましたPDFファイル 303キロバイト)

狙いといたしましては、本市への移住定住を一層促進したいというところなんですけども、私たちがこの地域に住んでいて、単に仕事をするだけでなくて、趣味なども楽しむことができる米子の暮らしというものを15秒のCMにまとめた動画を作りました。主に首都圏とか、そういったところに届けたいというところで、Tverで発信をする予定となっております。今日から3月7日までの約1か月となっておりまして、狙いとしては、20代から40代の若い世代に、少しでもこの地域の暮らしに関心を持っていただけたらなというところです。
今後は、1分動画、3分動画についても順次、完成し次第、市のホームページやYouTubeでの発信とともに、来年度以降開催される移住定住の相談会など、こういったところで使用していきたいと思います。また、企業さんなんかが就職の募集をする際に、米子で働くイメージを県外在住者に持っていただくために、あるいは海外の就職される方に見ていただくために、自由に使っていただけるようにしたいと思っております。
また、米子、山陰地方における様々な媒体でも、首都圏をはじめとした県外の皆さんが閲覧しているようなサイトに、このような移住定住に関する動画をCMなどで差し込める余地があるのであれば、それは積極的に考えさせていただきたいと思いますので、申し添えさせていただきます。 それでは、実際、その動画をご覧いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
〔動画上映〕

リンク・新しいウィンドウで開きます … 住んで楽しいまち よなご(15秒ver.)(YouTube)

イメージとしては、仕事をしている風景と、仕事が終わってからサイクリングを楽しんだり釣りを楽しんだり。雪の季節には、「ああ、今日は雪質がいいな」と思い立って、すぐに大山にスキーやスノーボードに行ったりできるライフスタイルがありますので、それをまとめたものであります。
では、以上でございます。

幹事記者:
ありがとうございます。
では、案件ごとに、質問していただければと思います。
まず最初の物価高騰対策事業について、各社から何かあればお願いします。

記者:
ギフト券の発券事業なんですけど、こちらはJCBのギフトカードということで、利用自体は、これは市内の店舗以外でもできるんですか。

市長:
はい、そのとおりです。そこは、上段のプレミアムポイント還元のポイントが米子市内限定であるのに対して、JCBギフトカードにつきましては、はっきり言いますと、これは全国どこでも対象店で使うことができます。それでもよしとした理由は、今回の地方創生臨時交付金は、物価高騰対策を重点施策としてやってくれということで政府から交付された交付金であるところから、JCBギフトカードを選んだというところです。今までも物価高騰対策なり生活支援とか経済対策、いろいろ兼ねたものをやってきて、その中ではJ-Coin Payを中心にこれまで2回やってきたわけですけれども、物価高騰対策ということになると、J-Coinもやるんですけれども、一方でスマートフォンをご利用になってない方も含めて利用できるような媒体、紙媒体が基本だろうなと思いますけれども、そこで、さっきもお話をしたように、コストが安いということを一つ着目しつつ、これを選んだというのが経過でございます。

記者:
これについて、販売予定期間の3月に受け付けるっていう、これ、受付は販売場所と同じ場所で申し込まれるんですか。

商工課長補佐:
申込みにつきましては、チラシでしたら申込みはがきをつけさせていただいたり、ウェブでしたら申込みフォームをつけて、募集するのを3月に始めたいと思っております。 申込者数によっては抽せんを行う必要もございますけども、それも併せまして、販売開始を4月中にできればというスケジュール感で考えております。

記者:
あともう1点、一応確認で、これは購入できる方は市民のみということでしょうか。

市長:
はい、それはそのとおりです。

記者:
何か受付のときに確認をされるんでしょうか。

商工課長補佐:
基本的には、実際に住んでおられるかどうかという住民登録などの厳密な確認はしないんですけども、住所とお名前を書いていただいて、当選者には、当選はがきを送らせていただくといったところで確認に代えさせていただきます。
ただ、ほかにも精細にできることがあれば、また検討をさせていただきたいと思うんですけども、今時点では、前回のプレミアム付商品券のときと同じような申込み・販売方法を考えているところでございます。

記者:
分かりました。ありがとうございます。

記者:
すみません、商品券をJCBにした理由として、経費の削減が見込めるということだったんですが、従来だったらどれくらいになるものがどれくらい、パーセントでも結構なんで、試算をされているようでしたら教えてもらえますか。

商工課長補佐:
前回、プレミアム付商品券のときが大体3,700万程度、令和2年度、3年度行いました事業でございまして、今回は1,700万円程度の委託費で実施ができるように今計算をさせていただいて、行う予定にしております。

記者:
それは、前回と販売予定数も同じぐらいの規模なんですか。

商工課長補佐:
販売予定数が、前回のプレミアム付商品券のときは、同じように7枚つづりのものを10万セット用意しました。今回は6万セットということになりまして、規模は少なくなるんですが、先ほど申し上げました販売の印刷が要らないとか、店舗の参加の募集が要らないとか、換金手続をやらないというところで、その分、差し引いて減額になっていると考えております。

記者:
1番のプレミアムポイント還元キャンペーンについてなんですけれども、第一弾、第二弾は、実施期間の大体何か月ほどで予算に達しましたでしょうか。

市長:
まず、第一弾につきましては、令和5年7月10日に開始して、10月いっぱいまでの予定だったところ、10月の半ばには全て消化をして打ち切ったという経過がございました。一方、令和6年の2月14日に開始しました第二弾につきましては、昨年12月が満了の時期でしたけども、これ全部消化し切れずに、満了期が先に来たという結果となりました。以上でよろしいでしょうか。

記者:
この第二弾については、還元総額は同じく1億5,000万円でしたかね。

商工課長補佐:
還元総額は2億4,000万円でした。

記者:
では、見通しとしては、この4か月間で1億5,000万円に達するのではないかということで設定されていると。

商工課長補佐:
はい、そうですね。第一弾、第二弾を踏まえて考えております。

記者:
分かりました。ありがとうございます。

市長:
ちなみに、第一弾が20%のプレミアム還元率でやりました。ちょっと早めに終わってしまったということもありましたし、また、ユーザーを増やしたいという思いもあったので、第二弾は10%に還元率を下げたところでしたけれども、最終的には予算いっぱいに達しなかったという結果に終わりました。そして今回、第三弾は、プレミアム還元率を20%にした上で、期間は、ユーザーは増えておりますので、十分この期間内に達するのではないかなという見込みを持って、今やろうとしているところです。

記者:
ポイント還元率を上げたというのは、ユーザー数も増やしたいということからですか。

市長:
これは、前回の第二弾のときにそういう意図を持ってやったんですけども、今回は物価高騰対策のために国から交付された財源ですので、そこはしっかりと使ってもらうことに力点を置いて制度設計をしたというところです。

記者:
ありがとうございます。

記者:
すみません、資料の表にある数字で、市内ユーザー数というのは、これは登録している数って言っていいんですか、それとも実際に利用してる人の数と言ったほうがいいか、どっちでしょうか。

商工課担当者:
登録している数です。

記者:
登録している数。じゃあ、これだけ登録されているけれど、使わなかったという人も含まれるということですか。

商工課担当者:
そうです。

記者:
分かりました。実際に使った人数というのは分からないですか。

商工課担当者:
大体1万5,000人程度ですね。

商工課担当者:
1万5,000人程度が市内でキャンペーン参加されました。

記者:
第二弾は予算の途中で事業が終了したってことですけど、大体何億ぐらい消化されたんでしょうか。

商工課担当者:
第二弾につきましては、1億4,600万円が執行になりました。

記者:
分かりました。加えて、第二弾のその予算、2億4,000万円まで届かなかったというところの、何か要因というか、どういったところが考えられるかというのは、市の分析としてどうですか。

市長:
この制度を設計したときは、10%のポイントでも、通常のキャッシュレス決済のポイントに比較すれば十分高いポイントだと思ったわけです。ですので、第一弾のとき、20%ではありましたけども、かなり勢いよく消化されたことを考えると、10%で、しかも長く期間を取りましたんで、いくのではないかという見込みをしておりましたが、最初のうちはよかったんですけれども、中盤以降、伸びがだんだん鈍化してきまして、結果的に予算の全額を使い切れずに終了したということであります。やっぱり10%のお得感といいましょうか、そういった部分がまだまだ訴求し切れなかったのかなと思っております。10%、十分ポイントとしてはいいよという声もあった反面、そのことをしっかりと伝え切れなかったのかなというところが一つの要因でした。

記者:
すみません、加えて、その中盤以降鈍化したっていうことで、やっぱりユーザー数も中盤以降、あんまり伸びなかったっていう感じなんですか。

市長:
まあそういうことですね。

記者:
分かりました。ありがとうございます。

幹事記者:
じゃあ、この件はいいですか。
では、次のバレンタイン企画の件です。質問のある社があったらどうぞ。
すみません、プレ公開についてなんですが、プレ公開ではどこまで、どんなことをされるんでしょうか。
道路整備課担当者 チョコライト占いのライトアップの12パターンを見てもらうように考えてます。

幹事記者:
各社、ないですか。いいですか。
では、次の「バスでGO!」について、質問のある社があったらお願いします。よろしいですか。
じゃあ、移住定住の動画の件で、各社ありましたらお願いします。

記者:
直接関係してるかどうかはわかりませんが、県の移住者が2024年の上半期最多で、中でも米子市がトップで241人という数で、結構移住が好調な感じがするんですけど、その要因というか、どういったところで増えているのかというのは、何か分析としてありますか。

市長:
いや、数字として県内では多いという評価ですけれども、私どもとしては、その数字には満足していないというのが正直なところなんで、好調という認識ではなく、やっぱりまだまだこれは伸ばしていかないといけないなと。
これは鳥取県の中で、どこの市町村が頑張ってもいいわけですから、米子市としては、やはりしっかり数字を伸ばして、鳥取県の人口減少対策に貢献をしたいなというところです。そういう意味でいきますと、まだまだPRが不足してるなと思って、今回の動画を作った次第です。
特にやっぱり都会で、仕事だけを取れば、面白さとかやりがいとかもあるかも分かりませんけれども、生活全般で見たときに、私たちがなぜこの地域に住んでいるのかというと、食べ物がおいしかったりだとか、休みの日のレジャーが身近にあったりだとか、もっとトータルで評価してもらえるように、どうやって、特に首都圏の若者に届けていくかというところを考えたときに、こういった動画を一つのツールにしたいなというところでやるものでございます。

記者:
分かりました。ありがとうございます。

記者:
もし目標となるような数値があればなんですけれども、1年間のうちに移住者数を大体何人くらいにしていきたいなどがあれば教えていただけたらと思います。

市長:
まず、視聴数については10から15万回の視聴を見込んでいるんですけれども、そのうちどれぐらい反応してくれるかなというところだと思います。動画を見て、興味を持ってくださった方が、さらに調べていただいたりとか、そういうようなことを通じて、今出ている数字よりは、二百数名とか、徐々に伸びていくことを期待をしているという感じでございます。

記者:
将来的には、1年間のうち4桁とか……。

市長:
4桁いけばかなりいいと思いますので、こういう動画を地元企業が使っていただいて、仕事面、就職面と併せて、米子の暮らしはこうだよというイメージを持ってもらえるように、協働の中で移住定住を増やしていきたいなと思います。

記者:
ありがとうございます。

記者:
すみません、さっきおっしゃったように、企業にも自由に使ってくださいということだったんですが、企業が利用したい場合は、どういう手続が必要ですか。

まちづくり企画課:
今作成しておりますのは15秒動画でございまして、これを膨らませたものが1分動画。ちょっとコンテンツを変えたもので3分動画を作っております。著作権は米子にございますので、ご相談いただければ、また個別に対応させていただけると思います。

市長:
ダウンロードとともにですね、CD-ROMとか、データで渡すということも可能なように。

まちづくり企画課:
はい。

記者:
簡単には、リンクを貼ればすぐ見られるということになるんですかね。

市長:
はい、そういうことです。

幹事記者:
ほか、よろしいですか。 では、説明をいただいた分については終わりました。 その他、これ以外について質問がある社はお願いします。

記者:
すみません、5日に湊山公園でサルの脱走があったいうことで、3年連続、脱走事案が発生している中で、現時点で飼育方法であったり管理体制等について見直しを今検討されていることがあればお願いします。

市長:
このたび、また大変ご迷惑をおかけしましたこと、まずもってお詫びを申し上げます。
原因といたしまして、やはりこれ、人為的なミスだと思っておりまして、二重の扉があるんですけれども、内側の扉を開けて作業をしたときに、その外側の扉との間にサルが入ったことに気がつかなかったと。それで内側の扉を閉めて、外側の扉を開けたときに、それで出ていってしまったということで、やっぱりこれは確認不足が現場の体制にあったと思っておりますので、まずは現状の設備の中でもそうした人為的なミスが起こらないように確認をしっかりしてもらうということが第一でございます。
ただ、中長期的に今の飼育・管理体制でよいかというのは、やはり考えていかなければいけないだろうなと思っております。何よりもちょっと数が増えてしまったというところですね、今、五十数匹いるわけですけれども、結構繁殖力が強いものがありまして、年間6頭ずつぐらい増えていくんですかね。一方で、引き取り手といいましょうか、それも必ずしもたくさんあるわけではないわけですし、ましてや野生に帰すということはできません。できないというのは、一度、飼育で育ったサルが野生で生きていけるかというと、それは厳しいものがあると聞いておりますので、そういうこともできないとなると、専門家に相談しながら、徐々に数を減らしていくようなことも考えていかなければいけない。その方法は、どういうやり方がよいのかというのは、専門家の方に聞きながら検討していかなければなりません。
それから、あわせて、檻といいましょうか、小屋のしつらえをどのように変えていけば、今回のようなミスが起こりにくくなるのかとか、その辺りについても検討した上で、今すぐにということにはなりませんが、檻の形状とか扉の在り方とか、その辺りで改善できるものがあれば、考えた上で、また檻を新たに修繕をしつつ、ちょっと変えていくようなことも考えなければいけないと、そのように思っております。

記者:
ありがとうございます。

記者:
すみません、関連したことになるんですけれども、これまで猿が島で育ったサルについては、引取りとかっていうのは、個人とか動物園とか、あったんでしょうか。

市長:
個人はちょっと記憶がありませんけれども、九州等の猿回しの集団に引き取ってもらうことが多いのですが、年齢や性別などの条件がつきますので、どんどん引き取ってもらえるということではありません。
それと、飼育するサルは自然にいるよりも比較的長生きになりますので、やっぱり増えていくんですよね。
これはあくまで構想ですけれども、もし私に来年度もチャンスがあるのであれば、サルをいい形で生かしてきたいと思います。単に縮小するだけじゃなく、例えばえさ代とか、そういったものについてクラウドファンディングをして寄附集めをするとか。あるいは、今、厚意によって野菜なんかは、形のよくないものとか、廃棄予定のものを頂くことで飼育費用を抑えたりしてるんですけども、そういったことをより一層多くの方々に協力していただけるように、エサを頂けるようなルートを作るとか。サルは、もう30年以上前にライオンズクラブさんから寄贈していただいたものでありますので、もっと生かせるように頑張らないといけないなと思います。

記者:
ありがとうございます。

幹事記者:
そのほか。どうぞ。

記者:
すみません、ちょっと外れるかも分かりませんが、今話題になっているオープンAIの関係なんですけど、昨日、鳥取県の平井知事は、中国製、中国発の技術については、県の関与するパソコンからはアクセスできないようにするということをたしかおっしゃったように思いますけれども、その辺りは米子市としてはどういうお考えを持っておられますか。

市長:
今のディープシークにつきましては、デジタル大臣が使用については慎重であるべきと発言されており、現在は市役所のパソコンからもアクセスできないようにしています。 一方、オープンAIに限らず、生成AIは、日進月歩とまでは言いませんけども、今非常に開発競争が激しいなと思っております。利用の仕方によっては、我々市役所の業務も劇的に、もしかしたら生産性向上に寄与するようなツールとして使えるのかもしれませんので、そこは今、うちの情報政策課を中心に研究したり、あるいは一部は試しに使ったりだとか、そういったことはしております。今後の開発競争、あるいはコストも含めてどうなっていくのか、しっかり見極めたいと思っています。

幹事記者:
では、会見は以上で終了してよろしいですか。
どうもありがとうございました。

市長:
ありがとうございました。

掲載日:2025年2月21日