令和6年7月16日(火曜日)
内容
-
-
-
~夏休みは親子で「まんが」を楽しもう!~「まんが図書館活用事業」をご利用ください
-
パリオリンピック、パラリンピックに出場する本市ゆかりの日本代表選手に対する応援事業について
幹事記者:
それでは、市長定例記者会見を始めます。市長、お願いいたします。
市長:
本日は私から皆様に4点、お伝えしたいことがございます。
まず最初に、「働く女性のヘルスケア」推進の取組について、お知らせをいたします。
【資料】 「働く女性のヘルスケア」推進の取組について ( 107キロバイト)
今、職場内の女性の割合が、米子市役所においても大分高まってきております。特に若い世代になりますと、半数以上が女性職員ということもありますので、女性特有の健康課題に対して適切に取り組むことが非常に大切であるという認識のもと、この取組を進めているところでございます。
この女性特有の健康課題に適切に対応しないと、労働生産性を低下させることがあるということと、女性のキャリア形成の妨げや離職の原因になったりするということがありますので、昨年度から女性のヘルスケア推進の取組を進めてまいりました。
資料の1番、昨年度に実施したことですが、まず状況把握のための座談会を合計8回行いました。そこでいろいろと課題を把握したところです。
また、資料2番のとおり、女性の健康に対する理解やヘルスリテラシー向上のために、講演会を開催したり、月に1回、通信を発行したりしてきました。女性職員はもとより、男性職員についても、女性のヘルスケアに対する知識というものをしっかりと身につけていただく必要がありますので、その点についても取組を進めてきたところです。
資料3番ですが、昨年度から相談窓口の設置をいたしまして、今年度からは職員課内に保健師の配置をいたしました。こうした女性特有の健康課題について、職員向けの相談体制を整えているところでございます。
資料4番、働きやすい環境づくりということで、労働基準法に定めのある生理休暇につきまして、なかなか取りづらいという話もあったものですから、理解を促進するとともに、名称を「ヘルスケア休暇」に変えて、取りやすい体制を取っているところです。もう一つ、不妊治療のための休暇につきましても、なかなか取りづらい事情がございまして、これも名前を「ライフサポート休暇」に変えて、職員に対する理解を促進するとともに、取りやすい体制を取っているところでございます。
さらに、新たな取組として、これらの取組を一冊の冊子にまとめた、「みんなのヘルスケア応援BOOK」をこのたび作成いたしました。
今後は、10月3日に講演会を開催する予定としております。この講演会では、外部の方にもいろいろと知っていただこうということで、特に企業や団体の方にも、働く女性のヘルスケアの大切さを訴えていこうと思っております。
近年、民間企業におきまして、大手企業が中心ですけれども、女性の健康課題というものに対する積極的な取組が見られるところです。たまたまですが、昨日7月15日付の日本経済新聞に、女性の健康課題に対する最近の話が掲載されていました。今までの女性の健康対策とは違いまして、女性の健康課題に適切に対応しないと組織そのものの生産性が落ちるという観点から、もう少しこれを積極的に対応していこうという動きが民間企業に見られるようでございます。これは役所も同じでありまして、女性職員の割合が増えてきている中で、役所の仕事そのものの生産性に関わる話でございますので、我々としても取組を進めてきたところでございます。
現時点において、自治体でこうした取組が進んでいるというのは、我々としては情報は持っておりませんので、もしかしたら初めての取組になるかもしれません。我々としては、この取組を地元の企業などにも広げながら、地域をあげて女性が活躍しやすい職場、地域づくりというものを進めていければと思うところでございます。
この話題については、一旦以上とさせていただきます。
続きまして、米子市元町パティオにおける屋根の設置完了についてのお知らせでございます。
【資料】 米子市元町パティオにおける屋根の設置完了について ( 78キロバイト)
市がイベント広場として供用しております米子市元町パティオ、多くの皆さんはパティオ広場と呼んでおりまして、パティオ広場がほぼ通称になっております。正式には元町パティオと言いますので、一応正式名称でお話を進めさせていただきたいと思います。パティオ広場と言っていただいても、間違いとは思っておりませんが、一応そういう状況がございますので、付け加えさせていただきたいと思います。
その元町パティオに、いよいよ屋根を設置いたしまして、完成のセレモニーを令和6年7月20日土曜日の午後6時20分頃からさせていただくというお知らせでございます。
設置した屋根の概要等につきましては、資料の2番に記載しているとおりでございます。もう既に現地では、ほぼ完成した姿が見られると思います。
資料3番の屋根設置の経緯についてですが、近年、地元の民間事業者の皆様のいろんな取組によりまして、この元町パティオの利用率が非常に高まってきております。しかし、青空の広場でございますので、イベントをする際の天候によって、イベントの成否というものが左右されるという状況がございました。その状況を少しでも緩和したいと思いまして、どんな形がよいか、全面覆うのがよいのか、それとも青空を一部残して必要最小限の形がよいのか、地元の皆さんと話し合いをしながら、最終的にこの形で決まったというところでございます。
これにより、全面を屋根で覆うことにはなりませんでしたけれども、軒をつくることができましたので、イベント開催にあたりましては雨の影響を多少受けにくくできるようになりました。
一旦この話題はここまでとさせていただきます。
3点目ですけれども、「夏休みは親子で「まんが」を楽しもう!」ということで、まんが図書館活用事業のお知らせでございます。
【資料】 ~夏休みは親子で「まんが」を楽しもう!~「まんが図書館活用事業」をご利用ください ( 250キロバイト)
かねてより、子供連れの方々にとって雨の日の遊び場が少ないというご指摘は、市役所にいただいておりました。晴れた日は、例えば公園とか市の施設、いろいろと子供を連れて遊びに行ける場所があるわけですが、雨が降った日には親子でゆっくり過ごせる場所というのがなかなかないということで、いろいろと我々としても模索をしてまいりました。全天候型の施設を一からつくるのがよいのかなども検討いたしましたが、やはり経費面でなかなか難しいといったところでした。それなら民間の施設を使わせていただくのはどうかということで、マンガミュージアムを検討させていただいた結果、今回の事業に至ったところでございます。
したがいまして、資料1番のとおり、まず雨の日や猛暑の日であっても安心して遊べる場所を設けることが一つの狙いです。また、日本の漫画というのは世界的にも非常に高い評価を受けていますし、大人の皆さんが子供の頃に読んだ漫画に良い影響を受けたという部分もあるかと思います。せっかく米子にはマンガミュージアムがありますので、それを使わせていただいて、雨の日などにゆっくり漫画を読んでいただくことで、子供が本を読むきっかけにもなるんではないかというのも、事業の狙いとしているところでございます。
対象期間は、既に始まっておりますけれども、基本的に土、日、祝日、それから夏休み、冬休み、春休みという、学校のない時期を一つの対象期間としております。
対象者は、資料の3番にあるとおりでございます。子供は中学生以下としまして、保護者等、定義も書かせていただいております。いろいろと検討した中で、この対象者を決めてございます。
実施場所は、GOOD BLESS GARDEN3階の米子マンガミュージアムとなっております。資料5番には利用方法が記載してございますので、ご覧いただければと思います。
この話題は、一旦以上とさせていただきます。
最後、4点目ですけれども、パリのオリンピック・パラリンピック、いよいよ開催が近づいてきております。そこに出場される本市ゆかりの日本代表選手に対する応援事業についてのお知らせでございます。
【資料】 パリオリンピック、パラリンピックに出場する本市ゆかりの日本代表選手に対する応援事業について ( 414キロバイト)
パリのオリンピックとパラリンピックには、三上紗也可選手、高橋峻也選手、森卓也選手が出場されます。
そこで、まず1つ目、懸垂幕の掲示を、今日の午後2時頃、作業開始する予定としております。懸垂幕のデザインにつきましては、資料に記載してございますので、ご参照いただければと思います。
それから、7月22日から応援メッセージの募集をすることとしております。これも資料に日本国旗のデザインが描いてございますけれども、これを市役所など所定の場所に置きまして、市民の皆様に応援メッセージを記載していただけるように準備をしたいと思います。
それから、YYビジョンにも応援メッセージを掲出いたしまして、応援ムードを盛り上げていこうと考えてございます。
資料に、各選手の競技日程予定が記載してございます。現時点においては、テレビ中継の予定がないため、いわゆるパブリックビューイングの予定はございません。放送各社によりますと、例えば日本人選手が準決勝とか決勝に進むと、テレビ中継する可能性があるとも伺っておりますので、その際にはできるだけパブリックビューイングができるように、いろんな状況を整えていきたいと思っております。
私からは以上とさせていただきます。
幹事記者:
ありがとうございます。
それでは最初に、働く女性のヘルスケアの件で質問のある社はどうぞ。(質問なし)
次に、元町パティオの屋根の件で質問のある社はどうぞ。
記者:
元町パティオ広場の事業費は、当初3,300万円だったと思いますが、金額的には変わりなく、そのまま設置工事は完了されたんでしょうか。
商工課長:
今回の屋根の設置を含めた広場の整備費用は、約2,600万円でございます。それ以外の電気設備工事などの経費につきましては、地元商店街への補助金としてお出しするように計画をしているところでございます。
記者:
ありがとうございます。
記者:
今度の土曜日に完成セレモニーがあって、市長も挨拶をされると思うんですけども、今時点で、完成後にどういうふうに活用してもらいたいかなどを教えてもらえますか。
市長:
これまで地元のいろんな取組によりまして、この元町パティオは、随分と使っていただけるようになっております。しかしながら、今までイベント開催日にたまたま雨が降ったりして客足が大きく落ち込んだりとか、いろいろと天候に影響されてきたところでございます。一部に屋根をつけることによりまして、そうした事業の成否というものをできる限り安定させたいというところで、このたびの屋根が出来上がりました。ぜひ一層の活用をしていただいて、地元商店街を盛り上げていただければと思っているところでございます。
記者:
ありがとうございます。
記者:
今回、屋根が一部分にできたと思うんですけれども、この整備事業としては、まだ続くのでしょうか。先ほどの補助金の話も含め、まだこれで終わりではないと思うんですが、今後どのようなことを、いつ頃やる予定かというのを教えてください。
商工課長:
今回、工期としては8月5日に屋根が完成する予定です。その後、地元商店街の電気設備工事等に補助をさせていただくという形で、整備が続くということになります。電気設備の完成見込ですが、8月以降に着工して、秋ないし冬頃に完成すると思っております。
記者:
電気設備の工事について、もう少し詳しく教えていただけますか。
商工課長:
出店ブースやキッチンカーで出店される際には、電源の必要性ということもございますので、その拡充と、あとは夜間に活用する照明を想定した電気工事を考えているところでございます。
市長:
あと、これは市の事業ではありませんが、周辺の店舗につきましては、少し外壁を改修するような予定も聞いております。これは市の事業ではありませんので、工期等、その辺りを我々は関知しておりませんが、民間事業として実施されると認識しております。より一層、広場はきれいになっていくと思っております。
記者:
広場の面積は何平米ありますか。
商工課長:
すみません、調べて、後ほどお知らせいたします。
幹事記者:
次に、まんが図書館活用事業について質問のある社はどうぞ。
記者:
このまんが図書館活用事業の予算は、大体幾らぐらいでしょうか。
こども政策課長:
予算額は300万円を計上しております。
記者:
期間が、令和7年の3月までということですが、期間内に終わりそうとか足りなくなりそうということはありますか。
こども政策課長:
事業はまだ始まったばかりですので、これから利用促進を図っていきたいと思っております。今時点ではまだ見通しが立っていないところです。
市長:
仮に人気があって、よく使われるようなことがありましたら、これは当然、期間内の予算について検討していきたいと思っておりますが、そのときになって様子を見ながらというところです。
記者:
ありがとうございます。あと、1人5回が限度ということだと思うんですが、これは、子供が5回なのか、それともおじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さんも5回なのか、全員が5回が限度なのかというところを教えてください。
市長:
これは、子供は無制限なんですが、保護者の利用を5回とさせていただいたところです。もしかしたら親が行きたいということになる可能性もありますが、あくまで子供を対象とした事業ということで、そこの均衡を図るために、このような制限を設けさせていただいたということです。
記者:
ありがとうございます。まんが王国とっとりということで、本当に鳥取県らしい事業なのかなと思っております。例えば、市長も活用するのであれば、どんな漫画や本を読みたいかについて教えてください。
市長:
大人になってからあまり漫画を読んでいないので、自分の読んだ漫画というのは本当に古い類いのものになるんですが、私もやっぱり子供の頃はよく漫画を読んで、漫画からいろいろ知識を得たりとか、感動したりとか、そうやって育ってきて、大人になりました。例えば「キャプテン翼」は、本当に全世界で読まれていて、あの世界的スーパースターのメッシが、子供の頃に読んでいたなんて話を聞くと、日本の漫画はすごい影響力だなと思います。それから、かつてヨーロッパを旅行したときに、テレビをつけたら日本のアニメが現地の言葉で放映されていて非常に驚きました。日本の漫画が持つコンテンツとしてのすばらしさというのは、やっぱり今の子供たちにも知っていただきたいと思います。米子にはマンガミュージアムがありますので、ぜひこれを活用して、感動をしたり、いろんな言葉を覚えたりしていただきながら、子供たちの健全な育成に寄与できたらと思っています。
記者:
ありがとうございます。
記者:
マンガミュージアムには何冊くらいの漫画があるのか、蔵書数が分かれば教えてください。
こども政策課長:
蔵書としては、漫画のみで20万冊、所持しておられます。
記者:
現地の撮影、取材をさせていただきたいと思うんですが、マンガミュージアム側と個別に調整したらいいのか、教えてください。
こども政策課長:
一旦、こども政策課に連絡をいただきましたら、おつなぎいたします。
記者:
分かりました。期間は6日から、土、日、祝はもう既にやっているということですね。平日ですと今週の19日から開始ということになるんですかね。
こども政策課長:
そのとおりです。
幹事記者:
次に、パラリンピック・オリンピックの応援事業について質問のある社はどうぞ。
記者:
地元出身の入江聖奈さんが前回のオリンピックで金メダルを獲得されました。山陰でも米子には有望なオリンピック選手が比率的に多く出ていますが、パラリンピックも併せて、選手たちへ、市長からエールを一言お願いできますか。
市長:
まずは、本当に狭き門でありますオリンピック出場、パラリンピック出場を見事に勝ち取った3人の選手に対して、改めてお祝いを申し上げたいと思います。それぞれの選手がメダル圏内にいるということは間違いないと思っております。三上さんにおいては、飛び込みの技術、高難度の技をしっかりと本番で決めれば、もう必ずメダルには手が届くという実力をお持ちですし、森選手も、しっかりと実力を発揮していただければメダル圏内ということもあります。それぞれ本番においては自分の演技、自分の試技というものをしっかりと決めていただいて、その目標が達成されるように、我々は地元から精いっぱい応援したいと思っております。ぜひ頑張っていただきたいと思っております。
記者:
米子をあげて応援ということですね。
市長:
そうですね。市民をあげて盛り上げていきたいと思っています。
記者:
前回のオリンピックで、入江聖奈さんが個人での金メダルという快挙でした。2大会連続、米子から金メダルを、という期待について伺えますか。
市長:
もちろん狙っています。ご本人たちがそれを一番、目標に掲げていらっしゃると思っていますので、皆さんの目標がしっかりとその手に届くように、地元をあげて応援していきたいと思います。
記者:
そういう意味では、前回の東京オリンピックの入江選手の金メダルというのは、すごく大きな励みになっていますか。
市長:
前回の東京オリンピックで入江選手がメダルを取ったということは、選手にとっても、いろんな意味で感銘を受けたり、自分の励みになったり、自分自身の次の目標を決めるにあたっての大いなる道しるべになったと思います。この米子からでも金メダルを取る選手が出たんだということを、今回出場されるそれぞれの選手が心に持っていると思いますので、自分も必ず行けるんだという思いで、きっと頑張ってくれると思っています。
記者:
ありがとうございました。
記者:
担当課の方に確認したいんですが、この3人の選手について、米子市との関わり、ゆかりがどんなものか、もう少し具体的に教えてください。三上さんは米子市生まれで、高校まで米子ですよね。
スポーツ振興課長:
三上選手につきましては、高校まで米子で過ごしておられます。米子市出身選手ということで応援をさせていただいております。
高橋選手につきましては、中学校までが米子市で、高校は、お住まいはずっと米子なんですが、境高校に通っておられました。米子市出身者ということで応援をさせていただきます。
森選手につきましては、出身は米子ではないんですけれども、現在、米子にお住まいでして、養和会所属です。米子市在住の方ということで、このたび応援をさせていただきます。
記者:
高橋さんも三上さんも米子市出身でよろしいですかね。
スポーツ振興課長:
はい。
記者:
三上さんって、米子東高校出身ですね。
スポーツ振興課長:
三上さんは米子南高校出身です。
記者:
先ほど、このオリンピックでテレビ中継がないということでしたが、インターネット放映でも今のところ準決勝、決勝まで、予定されてないんですか。
スポーツ振興課長:
ネットにつきましては、現在のところ、正式に発表されていないんですけれども、どこかのインターネットで配信されると聞いております。
記者:
いろんなスポーツチャンネルがあって、例えば水泳チャンネルみたいなものを介して、準決勝、決勝なのか、市としてはパブリックビューイングは、視野には入れているということですね。
スポーツ振興課長:
はい。
市長:
中継されるということが決まりましたら、その時点からパブリックビューイングをするべく手続に入りたいと思っております。
記者:
承知しました。ありがとうございました。
記者:
応援メッセージの募集なんですけれども、これは、予定としては何日頃までというのは決まっているんでしょうか。
スポーツ振興課長:
市役所の庁舎に置かせていただくのは、来週22日の月曜日から来週26日の金曜日まで、市役所の本庁舎に置かせていただきます。その後、出身校ですとか練習拠点でありますとか、そういった関係先を回らせていただいて、大会当日までには選手に渡るようにしたいと考えております。
三上さんの国旗については、ご本人に渡すことはできないんですけれども、こちらで応援する際に活用させていただこうと考えております。
記者:
応援メッセージの入った国旗は、三上さんには渡さないというお話なんですかね。
スポーツ振興課長:
そうですね。三上さんご本人にはお渡しすることはできないんですけれども、米子から応援するときに活用させていただこうと思っております。ほかの2人の選手への国旗は、ご本人に直接現地に持っていっていただく予定になっております。
市長:
三上さんは、実は、水泳連盟で作っていらっしゃったので、ダブるのもどうかということで、そこは役割分担をして、地元で応援するとき用に米子市のものは使わせていただこうというところでございます。
スポーツ振興課長:
すみません、少し補足させていただきます。三上さんに現物はお渡しできないんですけれども、その応援メッセージについて、写真で撮影したものをご本人にはお渡しできるように手配をしております。
記者:
ありがとうございます。
あともう1点、YYビジョンに出す応援メッセージというのは、国旗に書かれているメッセージをそのまま出すんですか。
スポーツ振興課長:
国旗に書かれているメッセージをそのまま出すのではなくて、ビジョンには選手の写真を掲載させていただいて、がんばれ三上選手、というような文字を入れたもの、国旗とは別の応援の画像になります。
記者:
国旗を写真で撮ったものをそのままビジョンに映すのではなく、デジタルで描いた文字をビジョンに映すということですか。
スポーツ振興課長:
そうですね。大きくは、三上さん本人の写真を載せまして、それの上か下にデジタルの文字が出るようなイメージになります。
記者:
分かりました。ありがとうございます。
記者:
今日の懸垂幕の掲示ですけど、午後2時頃開始予定となっていますが、これは2時ジャストに終わるということですか。
スポーツ振興課長:
いえ、開始を午後2時から予定しております。天気にもよりますが、完成が2時というわけではなく、まだ2時は作業中だと思っております。
記者:
取材に行くのに、何時に行けば掲げるところが撮れますか。動いているところ。
スポーツ振興課長:
2時に、掲げる作業を開始します。30分程度で終了するかと思います。
記者:
追加で質問です。この懸垂幕を掲げるのは、いつまでの予定ですか。
スポーツ振興課長:
今のところ、パリ・オリンピック・パラリンピック期間中は掲げる予定にしております。
記者:
ゆかりの選手は、高橋選手の9月4日が最後だと思うんですけど、そこまでというよりは、期間の最後までという認識でよろしいですか。
スポーツ振興課長:
そうですね。
記者:
分かりました。
幹事記者:
よろしいですか。
それでは、これ以外のテーマで何か質問のある社はありますか。
記者:
同じ元市長ということで伺います。伊木市長も全国の市長の中ではお若いと思うんですけども、今回、都知事選挙でいわゆる石丸旋風というか、いろんな面で首長、政界へも影響を与えたと思うんですけども、まず石丸氏へのご興味はいかがでしょうか。注目はされていますか。
市長:
はい。まだ都知事選挙に出る前の段階から、ネットにおいては様々な発信をしておられて、非常に注目を浴びておられたということで、私も存じておりました。それから、中国管内の市長会というのがありまして、その中国市長会の場でも何度かお会いしたことがございました。たくさん言葉を交わしたことはありませんけれども、挨拶をするぐらいの言葉を交わす、挨拶に少し付け加えて言葉を交わすぐらいのお付き合いはあったところでございます。そういう意味では、前々から存じておりました。
このたび都知事選挙に出馬をされて、ある意味、予想を覆す2位に入られたということで、そういう意味では非常に注目と言いましょうか、私も注目をいたしました。特にどの部分が有権者に受けたのかという点については、大変興味深く拝見をしているところでございます。
記者:
どの部分が受けたと思われますか。
市長:
既存の政党とか、あるいは既存の様々な政策というものを、本当に超越したと言いましょうか。よく世論調査でも無党派層というのがあると思うんですけども、あの無党派層というのは、我々政策をつくる立場からすると、なかなか届かせにくい有権者の層だと思っているんです。それは従来型の政策ではないところで情報発信をしたのが、特に若い世代を中心に支持を得たのかなという点で注目に値すると思っております。
記者:
もちろん市長は首長でもありますが、政治家・伊木隆司さんでもあります。国民、有権者の側から見て、今、日本の政界に停滞感というのが、ないことはないかと思うんですけども、今後、彼の動きは、米子市政にも影響がありますか。
市長:
米子市政にものすごい影響があるかというと、そこまでではないとは思うんですが、ただ、彼がやったいわゆる無党派層に対する訴えかけ、これは注目に値すると思っています。都知事選挙においては、まだ具体的な政策の中身の議論までは深まっていなかったという感もありますので、これから都知事選挙の結果を受けた、次の動きというものは、我々も注目したいと思いますし、取り込めるものがあれば取り込んでいきたいなと思います。
記者:
一定の刺激はやっぱりありましたか。
市長:
選挙をやっていて、やっぱり難しいのは無党派層にどうやって届けるかなんですよね。例えばこうやって報道を通じて情報をキャッチしている方というのは、ある程度いろんな政策のよしあしというのを判断されながら選挙においてジャッジされるんだろうと思いますが、そうでない、なかなか届かない層については、どうやって情報を届けるのがよいのかとか、どんな政策に反応されるのかとか、非常に難しいです。それに関して今回、石丸さんがネットで動画配信を駆使しながら、そうした層に届けたところまでは非常に高く評価できるのではないかと。ただ、そこにどういう中身を届けていくかについては、まだ課題を残すんじゃないかと思います。つまり結果的に2位という成績はすばらしいと思う反面、1位ではなかったというところもあるわけですよね。やっぱり多くの都民の皆さんは既存の政策、既存の体制というものを支持したというところなんです。だから、石丸候補のやり方が全てではないけれども、ただ、無党派層に何らかの訴えかけをしたというのは、大きな着目すべきポイントなのかなと思っています。
記者:
影響は少なくないと見ていますか。
市長:
今後のいろんな行政の情報提供のやり方とか、それに伴って選挙のやり方とか、その辺には一定程度影響を及ぼしてくるんだろうと思います。
記者:
ありがとうございました。
幹事記者:
ほかにございますか。
記者:
市長選挙に関連して質問します。来年の4月に任期満了ということなんですが、改めて今の3期目に向けてのお考えというところと、出馬の可否を判断される場合、時期の見通しがありましたら、併せてお願いします。
市長:
まだ先の話ではありますので、私につきましては、今の任期をしっかり全うすることが一番大事な点だというふうに思っております。
出馬の見通しにつきましても、いつ、どの時点でというのは、現時点において決まったことは何もないので、正直、それについて申し上げることはできないです。
今みたいな回答が多分駄目なんだろうなと思うんですよ。石丸さん的ではないんだろうなというふうに思ってます。すみません。
記者:
ありがとうございました。
市長:
それ以外の言い方って、なかなか見つからないんですよね。これは難しいところです。
幹事記者:
ほかにございますか。(質問なし)
秘書広報課職員:
最後に、すみません。先ほどご質問のありました元町パティオの面積のことで、担当課からご説明いたします。
商工課長:
元町パティオは、広場全体の面積が810.6平米でございまして、そのうち623平米が貸出し可能な面積です。以上です。
幹事記者:
どうもありがとうございました。
市長:
どうもありがとうございました。
掲載日:2024年7月26日