平成26年度の一般会計・特別会計の決算をお知らせします。
なお、このページで使用している財政用語の意味は、「財政用語集」でご確認ください。
… 「財政用語集」
一般会計
平成26年度の一般会計決算は、歳入の総額が628億8,427万円、歳出の総額が617億573万円となり、平成27年度へ繰り越した事業を実施するための財源を除いた実質収支は、9億9,915万円で、黒字決算となりました。
歳入…628億8,427万円
【内訳】
- 市税…186億1,896万円
- 国・県支出金…171億5,090万円
- 市債…61億9,358万円
- 地方交付税…99億5,675万円
- 諸収入…68億3,028万円
- 繰越金…14億6,241万円
- 使用料・手数料…11億6,734万円
- その他…15億405万円
歳出…617億573万円
【内訳】
- 民生費…225億8,477万円
- 総務費…85億3,953万円
- 公債費…75億8,786万円
- 商工費…66億2,141万円
- 教育費…63億2,866万円
- 土木費…49億5,588万円
- 衛生費…31億7,251万円
- 農林水産業費…10億5,798万円
- 災害復旧費…4,430万円
- その他…8億1,283万円
市民1人あたりで見ると
市民1人あたりの歳出決算額…41万3,026円
…平成26年度の歳出総額を、平成27年3月31日の人口で割った額です。
主な内訳
-
子どもや高齢者、障がいのある方への福祉のためのお金
市民1人あたり…15万1,171円
-
消防業務のためのお金
市民1人あたり…1万2,119円
-
健康診断や予防接種、特別医療などに使われたお金
市民1人あたり…1万286円
-
教育費のうち学校教育に使われたお金
小学生1人あたりでは…15万9,344円
中学生1人あたりでは…25万4,869円
市の借金
米子市の借金である平成26年度末市債残高(一般会計)は、約664億円です。
一般会計の市債残高は、昨年よりも約3億円減少しました。
具体的な使いみち
使いみち
|
金額 |
道路橋りょう・河川・公園 |
98億809万円 |
学校・公民館などの教育施設 |
116億2,364万円 |
清掃工場などのごみ処理施設 |
11億8,299万円 |
市営住宅 |
21億4,465万円 |
ふれあいの里・保育園などの福祉施設 |
8億9,104万円 |
消防署・ポンプ車などの消防施設 |
7億8,035万円 |
災害復旧 |
18億1,604万円 |
その他 |
141億1,681万円 |
特別な市債 |
240億2,941万円 |
「特別な市債」は本来、国が現金で交付すべきものなどについて、市が借金して賄っているものです。返済のためのお金は、地方交付税として国から補てんされます。
特別会計
公営企業のような特定の事業を行なう場合には、特定の歳入を特定の歳出に充てるため、一般会計と区別して特別会計を設置しており、米子市では9の特別会計を設けています。
会計名
|
歳入 |
歳出 |
差引額 |
国民健康保険事業 |
156億1,506万円 |
160億2,217万円 |
-4億711万円 |
住宅資金貸付事業 |
1,202万円 |
2億129万円 |
-1億8,927万円 |
土地取得事業 |
5,859万円 |
5,859万円 |
0円 |
下水道事業 |
67億1,632万円 |
65億5,473万円 |
1億6,159万円 |
駐車場事業 |
1億6,727万円 |
7億1,564万円 |
-5億4,837万円 |
農業集落排水事業 |
7億571万円 |
7億571万円 |
0円 |
市営墓地事業 |
2,012万円 |
1,904万円 |
109万円 |
介護保険事業 |
134億6,549万円 |
132億4,460万円 |
2億2,089万円 |
後期高齢者医療 |
16億1,482万円 |
16億882万円 |
600万円 |
近隣都市や類似団体との比較(平成26年度決算)
類似団体の平均値は、26年度地方財政状況調査をもとに算出した速報値です。
経常収支比率
財政構造の弾力性(ゆとり)を判断するための指標で、数値が大きいほど財政の硬直化が進んでいることを示します。反対に数値が小さければ、財政にゆとりがあり、さまざまな状況の変化に柔軟に対応できることを示します。
米子市 |
91.9パーセント |
鳥取市 |
86.0パーセント |
倉吉市 |
93.7パーセント |
境港市 |
92.2パーセント |
類似団体平均 |
91.3パーセント |
市民1人あたり市債現在高
市債は、一般家庭でいうところの「借金」です。
市民1人あたりの市債現在高(普通会計負担分)で、将来負担の適正度をみることができます。
米子市 |
448,730円 |
鳥取市 |
507,943円 |
倉吉市 |
604,239円 |
境港市 |
364,495円 |
類似団体平均 |
322,739円 |
財政力指数
地方公共団体の財政力を示す指数で、高いほど財源に余裕があるといえます。
指数が1を超える地方公共団体は、普通交付税の不交付団体となります。
米子市 |
0.65 |
鳥取市 |
0.51 |
倉吉市 |
0.43 |
境港市 |
0.51 |
類似団体平均 |
0.74 |
市民1人あたり基金現在高
基金は、一般家庭でいうところの「貯金」です。
市民1人あたりの基金現在高で、財政調整基金(将来、財政の健全な運営に役立てるために積み立てられるもの)と、減債基金(将来、市債の償還に充てるために積み立てられるもの)と、その他特定目的基金(社会福祉の充実や、環境の保全など、特定の目的のために積み立てられるもの)の、3つの基金を合計したものです。
米子市 |
35,445円 |
鳥取市 |
72,159円 |
倉吉市 |
102,108円 |
境港市 |
121,267円 |
類似団体平均 |
73,178円 |
人口1,000人あたりの職員数
人口1,000人あたりの特別職を除く職員数です。
この指標を類似団体と比較することで、職員数の適正度をみることができます。
米子市 |
5.26人 |
鳥取市 |
6.29人 |
倉吉市 |
7.46人 |
境港市 |
6.25人 |
類似団体平均 |
6.20人 |
「類似団体」とは…
全国の市町村を「人口」、「産業構造」の2要素の組合せによって類型ごとに分類したもので、米子市(平成22年度国勢調査148,271人)は、人口10万人から15万人までで、第2次産業と第3次産業の合計が95パーセント未満(うち第3次産業が55パーセント以上)の類型の都市になります。
なお、今回の比較では、類似団体の中からさらに面積が類似する団体(14団体)を選びました。
数値は項目毎に四捨五入しているため、合計が一致しない場合があります。
掲載日:2015年10月1日