平成16年度 米子市の決算

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平成16年度 米子市の決算

平成16年度の決算がまとまりましたのでお知らせします。
数値は、旧米子市・旧淀江町・新米子市(合併した平成17年3月31日の1日分)のそれぞれの決算額を合算したものから、合併による重複収支部分などを差し引いたものです。

なお、このページで使用している財政用語の意味は、「財政用語集」でご確認ください。
リンク … 「財政用語集」

一般会計の歳入…554億2,742万円

グラフ:平成16年度一般会計歳入の内訳

【内訳】

  • 市税…176億429万円(31.8パーセント)
  • 地方交付税…84億3,535万円(15.2パーセント)
  • 市債…80億4,010万円(14.5パーセント)
  • 国庫支出金…55億2,873万円(10.0パーセント)
  • 県支出金…27億8,255万円(5.0パーセント)
  • 国・県からの交付金等…36億5,108万円(6.6パーセント)
  • 諸収入・その他…93億8,532万円(16.9パーセント)

市税は引き続く景気低迷により、前年度(旧米子市・旧淀江町の合算数値)に比べて0.5パーセント減ったほか、国庫支出金も国の三位一体改革などの影響により5.2パーセント減りましたが、所得譲与税の新設など国・県からの交付金が13.7パーセント増えたほか、地方交付税が2.0パーセント増えるなどにより、全体では1.3パーセントの増となりました。

【参考】
リンク … 平成16年度市税のうちわけ

一般会計の歳出…547億9,681万円

グラフ:平成16年度一般会計歳出の内訳

継続施工していた福生西小学校改築工事と水貫川改修工事が前年度で終了したことなどにより、教育費が22.7パーセント、土木費が8.7パーセント減りました。
一方、障がいのあるかたに対する支援費や、児童手当支給関係の増などにより民生費は1.9パーセント増え、台風被害などによる災害復旧費も増えたことにより、全体では1.0パーセント増えました。

主な使いみち

厳しい財政状況のなかで、限られた財源を有効に活用するように努め、さまざまな取り組みを行いました。
歳出の目的ごとの金額と、実施した主な事業を紹介します。

民生費

子どもや高齢者、障がいのあるかたへの福祉のためのお金

…142億3,059万円
(26.0パーセント)

主な事業

  • 保育所運営
  • 障害者支援費支給
  • 介護保険、老人保健、国民健康保険への繰出金

総務費

庁舎や財産の維持管理、戸籍管理、税金の徴収などのためのお金

…79億1,844万円
(14.4パーセント)

主な事業

  • 市町村合併推進
  • 選挙経費
  • 西部広域行政管理組合への負担金

土木費

道路や公園の整備など、まちづくりをするためのお金

…66億6,601万円
(12.2パーセント)

主な事業

  • 市営西福原住宅建替
  • 水貫川貯水施設整備
  • 下水道事業への繰出金

商工費

商工業、観光の振興のためのお金

…55億3,260万円
(10.1パーセント)

主な事業

  • コンベンション・シティーの推進
  • 中心商店街の活性化
  • 企業立地の促進

教育費

小・中学校の施設の整備や文化の振興などのためのお金

…42億1,309万円
(7.7パーセント)

主な事業

  • 尚徳調理場新設
  • 公民館整備・運営

衛生費

健康診断や予防接種、ごみの回収処理などをするためのお金

…29億352万円
(5.3パーセント)

主な事業

  • 各種がん検診
  • 乳幼児等健康診査

公債費

借入金返済のためのお金

…108億631万円(19.7パーセント)

その他

農林水産業費、議会費、消防費、災害復旧費など

…25億2,625万円(4.6パーセント)

特別会計

国民健康保険事業や下水道事業のように、保険料や使用料などの収入で運営していく事業は、その事業にかかるお金の流れをわかりやすくするために、一般会計とは別に「特別会計」を設けることになっています。
米子市では、15の特別会計を設けています。

会計名

歳入 歳出 差引額
市営葬儀事業 3,252万円 3,256万円

マイナス4万円

国民健康保険事業 120億6,557万円 115億1,594万円

5億4,963万円

南公園事業 2,157万円 519万円

1,638万円

住宅資金貸付事業 6,332万円 2億6,318万円

マイナス1億9,986万円

土地取得事業 3億1,541万円 3億1,541万円

0円

下水道事業 68億8,472万円 80億7,502万円

マイナス11億9,030万円

高齢者住宅整備
資金貸付事業
592万円 633万円

マイナス41万円

老人保健事業 139億7,303万円 139億8,715万円

マイナス1,412万円

駐車場事業 1億4,549万円 4億3,379万円

マイナス2億8,830万円

農業集落排水事業 17億633万円 17億633万円

0円

流通業務団地
整備事業
4億2,726万円 37億9,216万円

マイナス33億6,490万円

崎津団地
開発促進事業
33億7,366万円 33億7,362万円

4万円

市営墓地整備事業 7,963万円 5,030万円

2,933万円

介護保険事業 93億4,366万円 91億864万円

2億3,502万円

市営墓苑事業 5,377万円 5,377万円

0円

赤字決算になった会計(市営葬儀事業、住宅資金貸付事業、下水道事業、高齢者住宅整備資金貸付事業、老人保健事業、駐車場事業、流通業務団地整備事業)は、平成17年度の歳入を繰り上げて16年度の歳入にあて、補てんしました。

工業用水道事業

グラフ:工業用水道事業決算の内訳

富士通ディスプレイテクノロジーズ株式会社米子テクノロジーセンターに1日1,800立方メートル、年間65万7,000立方メートルの工業用水を供給するとともに、水道施設の保守管理を行い、契約水量の安定・確保を図りました。

【内訳】

収益的収支

水道事業の運営に伴う収入と、それに要した経費の収支です。
単年度における経営状況を示します。

収入…1,923万円

  • 工業用水道料金…1,839万円(95.6パーセント)
  • 預金利息等…84万円(4.4パーセント)

支出…1,738万円

  • 総括業務費等…926万円(53.3パーセント)
  • 維持管理費等…774万円(44.5パーセント)
  • 減価償却費…38万円(2.2パーセント)

収益的収支の差である「純利益」は、平成16年度決算では185万円でした。

資本的収支

配水管の布設や更新、配水池の建設等施設整備に要した経費と、まかなった財源の収入をいいます。

収入…0円

支出…250万円

  • 建設改良費…250万円(100パーセント)

資本的収支の収入不足は繰越利益剰余金などで補てんしました。

【資料】

新しいウィンドウ・タブが開きます 平成16年度決算状況 (PDF 21.2キロバイト)

「米子市の決算」(平成16年度)の一般会計と特別会計は、「広報よなご」平成17年10月号でもお知らせしています。
また、企業会計(上水道事業会計と工業用水道事業会計)の決算は、「広報よなご」平成17年11月号でお知らせする予定です。

掲載日:2005年10月21日