平成23年度の一般会計・特別会計の決算をお知らせします。
なお、このページで使用している財政用語の意味は、「財政用語集」でご確認ください。
… 「財政用語集」
一般会計
平成23年度の一般会計決算は、歳入の総額が575億7,175万円、歳出の総額が564億1,172万円となり、平成24年度へ繰り越した事業を実施するための財源を除いた実質収支は、11億1,503万円で、黒字決算となりました。
歳入…575億7,175万円
【内訳】
- 市税…182億 1,393万円
- 国・県支出金…155億2,371万円
- 地方交付税…96億3,401万円
- 諸収入…58億2,881万円
- 市債…53億2,319万円
- 繰越金…15億902万円
- 使用料・手数料など…11億9,836万円
- その他…3億4,073万円
歳出…564億1,172万円
【内訳】
- 民生費…194億8,805万円
- 公債費…83億3,820万円
- 総務費…77億9,336万円
- 商工費…56億1,625万円
- 土木費…48億6,131万円
- 教育費…46億4,228万円
- 衛生費…30億7,431万円
- 農林水産業費…11億243万円
- 災害復旧費…3億4,343万円
- その他…11億5,209万円
市民1人あたりで見ると
市民1人あたりの歳出決算額…37万8,943円
…平成23年度の歳出総額を、平成24年3月31日の人口で割った額です。
主な内訳
-
子どもや高齢者、障がいのあるかたへの福祉のためのお金
市民1人あたり…13万910円
-
消防業務のためのお金
市民1人あたり…1万2,098円
-
健康診断予防接種、特別医療などに使われたお金
市民1人あたり…1万1,606円
-
教育費のうち学校教育に使われたお金
小学生1人あたりでは…11万1,217円
中学生1人あたりでは…31万4,822円
市の借金
米子市の借金である平成23年度末市債残高(一般会計)は、約637億円です。
一般会計の市債残高は、昨年よりも約21億円減少しました。
具体的な使いみち
使いみち
|
金額 |
道路橋りょう河川・公園 |
138億201万円 |
学校・公民館などの教育施設 |
75億402万円 |
清掃工場などのごみ処理施設 |
37億9,621万円 |
市営住宅 |
24億5,577万円 |
消防署・ポンプ車などの消防施設 |
8億9,458万円 |
ふれあいの里・保育園などの福祉施設 |
10億7,299万円 |
災害復旧 |
9億7,132万円 |
その他 |
134億6,952万円 |
特別な市債 |
197億3,358万円 |
「特別な市債」は、本来、国が現金で交付すべきもの等について、市が借金して賄っているものです。返済のためのお金は、地方交付税として国から補てんされます。
特別会計
国民健康保険事業や下水道事業のように、保険料や使用料などの収入で運営していく事業は、その事業にかかるお金の流れをわかりやすくするために、一般会計とは別に「特別会計」を設けることになっています。
米子市では、10の特別会計を設けています。
特別会計の決算額は次のとおりです。
会計名
|
歳入 |
歳出 |
差引額 |
国民健康保険事業 |
152億7,737万円 |
154億4,694万円 |
-1億6,957万円 |
住宅資金貸付事業 |
1,828万円 |
2億2,110万円 |
-2億282万円 |
土地取得事業 |
6,131万円 |
6,131万円 |
0円 |
下水道事業 |
58億8,595万円 |
62億3,210万円 |
-3億4,614万円 |
駐車場事業 |
1億9,728万円 |
6億7,771万円 |
-4億8,043万円 |
農業集落排水事業 |
6億9,114万円 |
6億9,114万円 |
0円
|
流通業務団地整備事業 |
1億9,361万円 |
38億7,374万円 |
-36億8,012万円 |
市営墓地事業 |
1,634万円 |
8,573万円 |
-6,939万円 |
介護保険事業 |
116億4,539万円 |
116億2,266万円 |
2,274万円
|
後期高齢者医療 |
15億621万円 |
14億6,437万円 |
4,184万円 |
赤字決算になった会計(国民健康保険事業、住宅資金貸付事業、下水道事業、駐車場事業、流通業務団地整備事業、市営墓地事業)は、平成24年度の歳入を繰り上げて23年度の歳入にあて、補てんしました。
近隣都市や類似団体との比較(平成23年度決算)
類似団体の平均値は、23年度地方財政状況調査をもとに算出した速報値(平成24年8月31日現在)です。
経常収支比率
財政構造の弾力性(ゆとり)を判断するための指標で、数値が大きいほど財政の硬直化が進んでいることを示します。反対に数値が小さければ、財政にゆとりがあり、さまざまな状況の変化に柔軟に対応できることを示します。
米子市 |
93.3パーセント |
鳥取市 |
82.9パーセント |
倉吉市 |
92.5パーセント |
境港市 |
91.2パーセント |
類似団体平均 |
88.7パーセント |
市民1人あたり市債現在高
市債は、一般家庭でいうところの「借金」です。
市民1人あたりの市債現在高(普通会計負担分)で、将来負担の適正度をみることができます。
米子市 |
434,103円 |
鳥取市 |
544,596円 |
倉吉市 |
544,154円 |
境港市 |
346,890円 |
類似団体平均 |
451,573円 |
財政力指数
地方公共団体の財政力を示す指数で、高いほど財源に余裕があるといえます。
指数が1を超える地方公共団体は、普通交付税の不交付団体となります。
米子市 |
0.66 |
鳥取市 |
0.52 |
倉吉市 |
0.43 |
境港市 |
0.50 |
類似団体平均 |
0.62 |
市民1人あたり基金現在高
基金は、一般家庭でいうところの「貯金」です。
市民1人あたりの基金現在高で、財政調整基金(将来、財政の健全な運営に役立てるために積み立てられるもの)と、減債基金(将来、市債の償還に充てるために積み立てられるもの)と、その他特定目的基金(社会福祉の充実や、環境の保全など、特定の目的のために積み立てられるもの)の、3つの基金を合計したものです。
米子市 |
25,602円 |
鳥取市 |
58,284円 |
倉吉市 |
92,601円 |
境港市 |
129,084円 |
類似団体平均 |
80,840円 |
他の市と比べても、やっぱり米子市の貯金額は少ないのね。
でも職員数は少ないんだ…。
人口1,000人あたりの職員数
人口1,000人あたりの特別職を除く職員数です。
この指標を類似団体と比較することで、職員数の適正度をみることができます。
米子市 |
4.87人 |
鳥取市 |
6.43人 |
倉吉市 |
7.09人 |
境港市 |
6.19人 |
類似団体平均 |
6.49人 |
数値は項目毎に四捨五入しているため、合計が一致しない場合があります。
掲載日:2012年10月9日