市長定例記者会見(令和4年10月7日)

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市長定例記者会見(令和4年10月7日)

令和4年10月7日(金曜日)

内容

  • 米子駅南北自由通路の通称名の決定について

  • おくやみコーナーの設置及びスマート窓口の機能拡大について 
  • 中海・宍道湖・大山圏域市長会と台北市との交流促進覚書締結について


幹事記者:
それでは、定刻になりましたので、市長からお願いします。

市長:
本日は、3点ほど、皆様にお伝えいたします。

 

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます米子駅南北自由通路の名称決定についてPDF 882キロバイト)

 

最初に、米子駅南北自由通路の通称名の決定についてのお知らせです。
現在工事中の米子駅南北自由通路は、令和5年8月に完成予定となっております。この南北自由通路が皆さんに親しんでいただけるよう、通称名を公募したところ、北海道から沖縄まで全国各地から457件の応募がございました。厳正なる選定の結果、次のとおり決定いたしました。
なお、この通称名に応募され、最優秀賞の受賞に対して後日、表彰式を行ないたいと思います。別途、プレスリリースにてお知らせをいたします。

それでは、通称名ですが「がいなロード」と決定いたしました。「がいなロード」でございます。

米子駅南北自由通路は市道となりますので、正式な道路名は市道米子駅目久美町線でございます。
応募された方は複数おられ、米子市在住の方1名、安来市在住の方1名、大山町在住の方2名の合計4名の方が応募されました。
補足ですが、同じ読み方で、「がいな」の部分がカタカナの「ガイナロード」や、「がいな通り」、「がいなストリート」といった類似する名称の応募もありましたが、最終的に平仮名の「がいな」にカタカナの「ロード」を組み合わせた「がいなロード」に決定いたしました。
決定理由は、資料に記載しておりますが、「がいな」という言葉はご存じのとおり、当地における方言で「大きな」という意味がございます。力強いフレーズで米子駅の発展の願いを込めた名称になっているという理由で選考されました。ちなみに、募集は6月中に行っておりました。
この件につきましては、一旦以上とさせていただきます。

 

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きますおくやみコーナーの設置及びスマート窓口の機能拡大についてPDF 233キロバイト)

 

続きまして、おくやみコーナーの設置とスマート窓口の機能拡大についてのお知らせです。
米子市では昨年の10月から、子育て世帯を主な対象とした様々な手続が一括して行えるスマート窓口を設置いたしました。
そしてこのたび、さらなる住民の皆様の利便性向上と行政事務の効率化を図り、おくやみコーナーの設置と、スマート窓口における手続の拡大の二つを10月からスタートいたします。
最初に、おくやみコーナーについてですが、来週の10月11日(火曜日)に設置し、この日から予約受付を開始いたします。おくやみコーナーでは、死亡届の提出後に必要となる国民健康保険や介護保険、市税の相続といった16課36にわたる様々な行政手続を、ワンストップで行っていただけます。
利用可能時間は、午前9時から午後4時となっています。注意点としまして、当コーナーの利用には、3営業日前までに予約が必要となっております。予約方法は、資料に記載しているとおりです。なお、予約がなくても、おくやみコーナーへお越しいただければ、その場でできる手続や、おくやみコーナーで一括してできる手続のご案内をするなど、可能な範囲で対応をさせていただきます。
来庁前に事前予約をしていただき、来庁時に手続が完了する流れとなっております。続いて、スマート窓口の機能拡大についてです。
おくやみコーナーと同じく10月11日(火曜日)からスタートいたします。昨年10月の稼働時は、子育て世帯に限った5課46の手続でございましたが、23の手続を新たに追加し、合計7課の69手続に拡大いたします。したがって、子育て世帯のみならず、例えば国民健康保険や後期高齢者医療保険に加入しておられる方もスマート窓口での手続が可能となります。
場所についてですが、おくやみコーナーとスマート窓口の位置を資料に図示しております。
また、おくやみコーナー設置に伴って、デモンストレーションを行ないますので、よろしければ取材をお願いいたします。日時、場所などは、資料のとおりです。
この話題につきましては、一旦以上とさせていただきます。 

 

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます中海・宍道湖・大山圏域市長会との交流促進覚書締結についてPDF 882キロバイト)

 

最後、3点目ですけれども、中海・宍道湖・大山圏域市長会からのお知らせとなります。台北市との交流促進の覚書締結を、先方の柯(か)市長との面談のうえ、10月20日(木曜日)に行なう予定としております。
これまでの経過についてですが、もともと松江市で、牡丹の輸出などを縁に2014年から台北市と交流促進覚書を締結しておられました。その後、2019年1月に私も同席いたしましたが、先方の柯市長に出会い、松江市において締結している覚書を中海・宍道湖・大山圏域市長会全体に拡大する合意がなされました。それ以降、新型コロナウィルス感染症の影響で渡航が困難となり、覚書締結の日程が延期されておりましたが、この10月に2泊3日で台湾・台北市への訪問が決定しました。
台北市とのこれまでの交流については、例えば松江市の玉造温泉と台北市の北投温泉とでタイアップを行ったり、米子市の皆生温泉でも、私の渡航をきっかけに北投温泉祭りにブースを出展するなど交流をしてまいりました。
日程についてですが、19日に出発、20日に締結式を行ない、21日に帰国をするスケジュールとなっています。
覚書締結式や訪台者の氏名を資料に記載しております。5市の市長全員で訪問するということでしたが、出雲市長さんはご都合がなかなか調わないということで、副市長さんが訪問されます。
この話題については、以上とさせていただきたいと思います。

幹事記者:
では、米子駅南北自由通路の通称名決定について、質問のある社はお願いします。

 

記者:

これまで長年の懸案だった自由通路の完成に向け、「がいなロード」と名前が決まりました。様々な思いが込められていると思います。市長ご自身の感想を、今後の市街地活性化や経済活動の活発化といった観点からも一言お願いいたします。

 

市長:
まず、「がいなロード」という名称についてですが、米子駅は米子のまちを象徴するランドマークですので、ここに架かる自由通路の名称として、とても素晴らしいものが選ばれたと感じております。「がいなロード」は来年の8月ごろに完成し、皆さんが通れるよう予定しております。
また、来年の8月には50回目の節目を迎えるがいな祭の開催も予定されています。日程はまだ決まっていないため、両者をどう扱うかは定まっておりませんが、同時期にがいな祭の50周年と、「がいなロード」の完成を祝えるのは、非常に良いタイミングだと認識しております。そこに向けて、しっかりと努力していきたいと思っております。
そしてこの事業は、単に自由通路を設置して完了するという事業ではなく、公共交通の利便性をより一層向上させるという大きな狙いがあります。駅だけでなく駅周辺地域へのにぎわい創出につなげるため、ウォーカブル推進事業において歩いて楽しいまちづくりを同時に進めております。この歩いて楽しいまちづくりと相乗して、事業の効果が一層大きく出ることを期待しております。 

 

記者:
改めて「がいなロード」の「がいな」には、どんな思いを込めたいですか。

 

市長:
「がいな」は、米子弁で大きいという意味を持ちます。この「がいなロード」と名前をつけた南北自由通路が、米子のまちの発展のために大きく貢献して欲しい、という思いを込めて名付けさせていただきました。

 

記者:

「がいなロード」以外の候補名を教えていただけますでしょうか。

 

都市創造課長

がいなロード」以外には、「だんだんロード」や「こめっこロード」といった通称名の応募がありました。

 

記者:
通称という言い方がされていますけど、愛称という捉え方は可能なんでしょうか。ニュース等で報じる際には愛称と表現してもよろしいでしょうか。

 

市長:
もちろん結構です。道路名自体は、市道であるため正式名が付けられていますが、通称というのは、要は皆に呼んでもらえる名前でございます。これはまさに愛称のことだと思います。

 

記者:
自由通路の完成と供用開始の時期は、8月という認識でよろしいでしょうか。

 

都市整備課長:
事業費の増額をした際に、完成時期を令和5年8月と変更しております。完成と供用開始はほぼ同時期と捉えていただいて差し支えありません。

 

記者:
県議会の資料で進捗率は8月末時点で40%と報告されていましたが、よろしいでしょうか。

 

都市整備課長:
自由通路工事の進捗率は8月末現在で40%です。

 

記者:
「がいなロード」が、米子のまちの発展につながれば望ましいという認識でよろしいでしょうか。

 

市長:

はい。「がいなロード」は、直接的というより間接的に米子のまちの発展につながっています。「がいなロード」の建設の狙いは、公共交通の利便性をより一層向上させることです。ウォーカブル推進事業を建設と同時に進めることで、米子のまちの発展を築いていけると考えております。
「がいなロード」という名称は、米子のまちの発展につながる大きな起爆剤やシンボリックな存在になって欲しい、という気持ちで選ばれたとご理解いただければと存じます。

 

記者:
委員会等で選定にあたられた方々を教えてください。

 

都市創造課長:

事務局で候補をある程度選び、その後米子駅周辺活性化連携会議のメンバーで選定いたしました。最終選定しましたのは、米子商工会議所専務理事、JR西日本米子支社(現山陰支社)副支社長、鳥取県西部総合事務所長、米子市副市長の4名です。

幹事記者:
そのほか、いかがでしょうか。(質問なし)
では、続きまして、おくやみコーナー設置とスマート窓口の拡大についてお願いします。


記者:
おくやみコーナーについてですが、資料に死亡時の行政手続が16課36手続にわたると記載してあります。これは、最大ででしょうか。それとも誰しもが必要な手続の数なのでしょうか。


市民二課係長:
最大で16課36手続です。亡くなられた方の状況に応じ、それぞれ担当する課の手続数が変わってまいります。

 

幹事記者:
この件について、ほかにございませんか。(質問なし)
では、最後の大山圏域市長会と台北市との交流促進覚書締結の件でご質問あればお願いします。

 

記者:
当日の台湾の覚書締結式の様子の写真などは、要望があれば事務局からお送りいただけるということでよろしいですか。

 

中海・宍道湖・大山圏域市長会事務局次長:
当日の写真につきましては、台北市政府の確認後に提供をいたします。事務局で撮影を行ない、必要に応じて提供させていただきます。

記者:

提供時期は、いつ頃になりそうでしょうか。 

 

中海・宍道湖・大山圏域市長会事務局次長:
台北市とのやり取りにお時間をいただくかと存じます。提供できるのは概ね1週間程度はかかるのではないかと思います。帰国は10月21日(金曜日)でございますので、週明けの24日(月曜日)にご要望いただければと存じます。必要な社はお問い合わせください。
 
記者:
米子駅南北自由通路の建設はJR西日本と連携し事業を進めておられますが、まちづくりにおいて米子市とJR西日本との関係性についてお伺いします。

市長:

JR西日本側への委託事業をかなり含んでおりますので、当然両者で様々な協議を行ない、事業を進めています。事業効果について、JR西日本にとりましては、乗客の増加が大きな狙いだと考えます。米子市から見ると、乗客の方々が米子駅を出られた後、人の流れが創出されることでまちの活性化につながっていく効果が期待されます。両者それぞれの効果を狙った事業であります。名称の選定につきましても、一緒にメンバーに入っていただき進めて参りました。

 

記者:
まちの活性化を狙う上で、経済活動や市のウォーカブル推進事業についてもJR西日本と連携し進めていく認識でよろしいですか。

市長:
そのとおりです。

 
記者:
今月、米子城跡でダイヤモンド大山の観望会が予定されています。市民の方々の関心が非常に高いと思いますし、全国旅行支援も解禁される状況です。観光客の誘致も期待できると思います。
現段階で、観望会に向けてどのように盛り上げていきたいか具体的なものがあれば伺います。市長も米子城跡に対する愛着を持ってらっしゃると公表されていますので、当日に向けての意気込みをぜひお願いいたします。 

 

市長:

ダイヤモンド大山の観望会ですが10月22日(土曜日)と23日(日曜日)の2日間を予定しております。私の意気込みで何とかなるかは分かりませんが、両日とも何とか晴れてダイヤモンド大山が見られるといいなと願っております。
まずは市民の皆様に親しんでいただき、知っていただき、そして機会があれば是非ご覧いただきたいと思っております。
もちろんダイヤモンド大山を観光素材としても使っていかなければと思っております。今秋は、観望会の前後に様々なイベントを企画しております。観望会当日にダイヤモンド大山が見られないことも想定されますので、そういった場合でも失望されず、10月に開催されるたくさんのイベントを楽しんでいただければと存じます。イベントは土日に限らず平日にも開催されます。例えば、夜の街で様々なバル料理を楽しめる「よなごバル」といったイベントも企画されています。こういったイベントを一覧でご覧いただけるような形で告知をし、どの場所に来ても米子が楽しめるということをPRしたいと思っております。これが観光の基本的な考え方ですが、そこにオプションとしてダイヤモンド大山も見れるかもしれないという位置づけで売り込もうと考えております。

 

記者:
市長ご自身も楽しみな気持ちがおありかと存じますが、当日に向けての準備とお気持ちを伺います。

 

市長:
今のところ22日(土曜日)の朝は予定を空けてあります。ある程度の曇りでしたら見られる可能性がありますので、よほどの悪天候でない限りは登ろうと考えております。
当日の準備についてですが、前回2月の観望会では、かなり多くの方にお越しいただいたことで米子城跡三の丸駐車場が満車になりました。当日の案内や誘導については抜かりなく準備を行ないます。また、当日に観望会に参加された方へは記念品を準備しております。皆さんのお越しをお待ちしております。

 
記者:
現在、米子市内のマイナンバーカードの普及はどういった現状でしょうか。

 

市長:
9月25日時点で、申請数ですと約61%まで数字が伸びております。総務省での処理後にカードが米子市に届けば、皆様にお渡しできるようになっております。市内の申請数は少しずつ着実に伸びております。本年度中に70%という目標は、このペースでいけばクリアできるのではないかという感触を得ています。ただ、これから先まだ期間もありますので、しっかりとPRをし、申請数を伸ばしていきたいと思っております。

 

記者:
順調に進んでいるという認識でよろしいでしょうか。

 

市長:
現時点においては順調でございます。

 

幹事記者:
その他いかがでしょう。(質問なし)
以上で定例会見を終了いたします。ありがとうございました。

 
市長:
ありがとうございました。

掲載日:2022年10月31日