市長定例記者会見(令和3年5月27日)

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市長定例記者会見(令和3年5月27日)

 令和3年5月27日(木曜日)

内容

  • 米子城跡の整備について

  • 「米子市ペット防災手帳」の作成について

  • 都市公園等トライアル・サウンディングの状況について

  • 公民連携対話窓口「いっしょにやらいや」特定課題提案事業
     元老人憩の家跡地利活用促進事業 基本協定締結について

  • 新型コロナウイルスワクチンについて


幹事記者:

それでは、定刻になりましたので、説明をよろしくお願いいたします。
市長:

そうしますと、距離を取っておりますので、マスクを外させていただきます。
本日、私のほうから4点、皆様のお手元にお配りした資料に基づいてお話をさせていただきたいと思います。その後に、今朝作成をいたしましたペーパーをお配りしますので、ワクチン接種の直近の状況について、「その他」として項目を1つ追加してお伝えをしたいと思います。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます令和3年度に予定している史跡米子城跡の整備等についてPDF325 キロバイト)

まず、お手元の資料、一番上の米子城跡の整備についての案件でございます。
米子城跡の整備につきましては、当初より整備基本計画をつくって、それに基づいて進捗をさせていくということをしているんですけども、進めながらいろいろと変更点なども出てきておりますので、そういったことも含めまして、令和3年度に何をするのか、そして今後の予定についてお話をしたいと思います。

お手元の資料の「1」の整備事業計画、これが令和3年度に予定している整備の内容となっています。三の丸(旧湊山球場部分)の解体撤去工事というものも行ないますし、(2)のところは三の丸広場から内堀通りに出るときに、ちょうどそこが当初より信号待ちの渋滞が発生しやすい箇所であるために右折が非常に難しくなっております。これは三の丸広場として開設する以前からそういう状況があったんですけども、広場を使用される方の人数が増えますと、より一層そういうことが起きるということで、交通量調査をしながら、今後どういう動線設定や、あるいは誘導をしていくべきなのか、その辺りについての検討を行なうことにもしております。
それから、(3)の枡形石垣整備事業ですけども、枡形の門のところなんですけれども、これにつきましては発掘調査を一部しましたところ、さらに下に1.5メートルほど埋まっているということが分かりまして、言ってみれば、非常に立派な枡形だったんだなということが分かってきています。それについて、改めて追加発掘調査などを行ないまして、カルテの作成なども行っていきたいというふうに考えております。
(4)でその他としておりますが、やはり危険木の伐採などについては今後も続けていきたいと思っておりますし、敷地の公有地化、買い取りですね、これについても今後進めていきたいと考えております。
(5)としましては、その整備基本計画、当初つくったものから改定する部分などについての別編を作りまして、これを文化庁にも認めていただくように手続をしていきたいと思っています。

その中で一つ加えて申し上げたいのは、その中に書いています、特にトイレの整備については、周辺の方、あるいは観光客をいろいろとアテンドしてくださる方などから、早めの整備の要望が出ておりますので、これについては可能な限り、文化庁と協議を鋭意進めながら、今は令和5年度の完成予定としておりますけれども、できるだけ前倒しできるようなら前倒しをしていきたいと、そのように考えております。

「2」のソフト事業ですけども、三の丸発掘調査現地公開ということで、別添をつけております。これは発掘調査中の風景といいましょうか、その内容について、随時公開していこうと思っております。発掘調査が全て完了してから皆様にお知らせするという形ももちろんあるんですけれども、その途中段階でも見学ができるようにしたり、あるいは解説が受けられるようにしたりとか、そのような形で、この発掘調査中につきましてもお越しくださった皆さんに楽しんでいただける、そんな事業をしていきたいと考えております。

今後の予定につきましては、書いてますとおりでございますので、ご覧をいただきたいと思います。
この件については、一旦以上とさせていただきます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます「米子市ペット防災手帳」の作成についてPDF124 キロバイト)
【別紙】
新しいウィンドウ・タブが開きます米子市ペット防災手帳PDF958 キロバイト)
【別紙】
新しいウィンドウ・タブが開きます関連チラシPDF711 キロバイト)

2点目ですけれども、「米子市ペット防災手帳」の作成についてのお知らせでございます。
私の2期目の公約の中で、動物愛護への取り組みというのを掲げたわけですけども、その一つとして、このたび、ペット防災手帳というものの発行をすることになりました。特に災害時ですけれども、避難をされる際にペットと離れ離れになったり、あるいはそのペットが迷子になったりとか、いろいろなよくない事案が発生するということは、それぞれの災害が起きた地域で聞く話でございます。その際に、できるだけそういうことがないように、あるいはそういうことがあっても、その後のフォローがしやすいように、ペット防災手帳というものを作成いたしました。

ですので、目的といたしましては、「1」に書いておりますとおり、主目的はやはり災害発生時の対応でありまして、その内容として、飼い主とペットの情報を書いて、写真なども貼り付けて、見つけやすいようにするということもありますし、また、日頃からの備え、どういうものをそろえておくべきなのか、あるいは緊急連絡先、これは動物病院の電話番号だとか、そういうようなことを記載した手帳となっております。

配布につきましては、ご覧の本庁舎をはじめクリーンセンターや淀江支所などでも扱っております。また、ホームページからダウンロードして、切り取って、それを折り畳んだ形で使うことも可能となっております。
ちなみに、これは山陰両県では初めての取り組みということでございます。皆様のお手元に現物がありますので、そちらをまたご参照いただければと思います。
この話題につきましては、一旦以上とさせていただきます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます米子市都市公園等トライアル・サウンディングの実施状況についてPDF90 キロバイト)
【別紙】
新しいウィンドウ・タブが開きますいぬねこプロジェクト チラシPDF227 キロバイト)

3点目ですけれども、米子市都市公園のトライアル・サウンディングの実施状況について報告をいたします。
今年の3月1日から令和4年、来年の2月28日までの期間を予定といたしまして、都市公園でトライアル・サウンディング、いろいろな試みの取り組みをしていただいております。そのこれまでのところの報告ということで受け止めていただけたらと思いますが、「2」のところですが、これまで提案が9件ございました。うち認定としては8件を採用させていただき、不認定が1件ございました。

認定した提案につきましては、別添の資料1をつけておりまして、そこには6つほどの事業が載っておりますが、こうした事業について取り組みをしてきたというところでございます。
「4」で、今後、継続実施について3点ほど書いておりますし、新規として、「いぬねこプロジェクト」というものも加えて、これは皆さんのお手元にチラシもつけておりますけれども、弓ヶ浜公園のほうで、かつて遊技場があった跡地ですけれども、これは今は弓ヶ浜公園内にあります県立の武道館などで大規模な大会があった際には臨時の駐車場として使用しておりますけども、ふだん、この辺りはよく犬の散歩をされる方が結構いらっしゃいまして、その場所を活用してドッグランを今造っておられますので、こういったプロジェクトも始まっております。

「6」ですけれども、今後こうした取り組みにつきましては、いろんな方にアンケートを取りまして、今後の公園整備などに生かしていきたいというふうに思っております。これはまだ想定ですが、例えば朝日町公園などは、今、周辺にはなかなか、お子様が遊ぶ状況が必ずしも多くないと聞いておりますので、例えばですけども、都市公園の機能は維持しながらも、古くなった遊具は撤去するなりして、こうしたイベントにより使いやすいような改修をしていく、そういうようなことも今後のアンケート結果等によっては考えていかなければいけないのかなというふうに思っております。また、規制の見直しなども整理した上で考えていきたいと思っております。
この話題につきましては、一旦以上とさせていただきます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 「元老人憩の家」跡地活用概要及び基本協定締結についてPDF156 キロバイト)
【別紙】
新しいウィンドウ・タブが開きます参考資料1PDF518 キロバイト)
【別紙】
新しいウィンドウ・タブが開きます参考資料2PDF2,169 キロバイト)

4点目ですけれども、公民連携対話窓口「いっしょにやらいや」につきまして、このたび特定課題提案として、初の協定締結に至る事案ができましたので、お知らせをいたします。
この公民連携対話窓口「いっしょにやらいや」ですけれども、米子市が所有しております施設、土地などにつきまして、民間提案を受けて、この利活用を一緒に、まさにこのタイトルのとおりですけども、一緒にやろうよということで設定をした制度でございます。

これまでもいくつかいろいろな提案はあったんですけど、この度、元老人憩の家、これの跡地活用について提案がございまして、提案事業名は既に公表しておりますが、「KAIKE GLAMPING BASE」ということで、皆生温泉エリアでは初めてのグランピング施設となっております。令和4年秋にグランドオープンするという予定が立ったということでありますので、この場をお借りしてお知らせをするという次第でございます。
そして、「3」ですけども、それにつきまして基本協定を締結することといたしまして、調印式を6月4日の午前11時に行ないたいと、このように考えておりますので、お知らせします。
この話題につきましては以上とさせていただきます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます米子市の接種状況PDF101 キロバイト)

ここで、皆様のお手元に直近のワクチン接種の状況についてのデータをお配りさせていただきたいと思います。
ご覧いただきました資料でございますが、「1」に、5月25日、一昨日の時点でのワクチン接種の完了した人数、率を示しております。合計として、接種回数は5,423回となっておりまして、これは対象人数が約44,800人ということで、12.1%の接種率となっております。2回目が492人ということで、これは1.1%の接種率となっております。

「2」ですけども、5月末の時点ではどれぐらいになるかということで、見込みの数字を参考までにお知らせいたします。この見込みの取り方ですけれども、集団接種につきましては、既に入っている予約を今の実績数字に加味して算出をしております。また、個別接種につきましては、個別の予約の数字は押さえておりませんが、一方で、ワクチンの供給数というものは押さえておりますので、その数字を加味して出した数字となっております。合わせて8,807回、19.7%ほどになるという見込みでございます。
この見込み数値ですけども、大きくは実数ともぶれないであろうと考えております。当然キャンセルというのは発生するんですけども、キャンセルにつきましては何らかの形で、米子市が定めた形でキャンセル待ちを埋めていく、ワクチンを無駄にしない努力をしておりますので、ほぼこの数値で着地するだろうというふうに考えております。

お手元には書いてございませんが、簡単に今後のスケジュールについてお話をいたしますと、今こうして米子市は、順調に65歳以上のワクチン接種が進んでおります。今後は基礎疾患のある方、それから高齢者施設等の従事者、60歳から64歳の方々、こうした第3順位(高齢者以外で基礎疾患があるかた、高齢者施設等の従事者、60~64歳のかた)の優先接種、これについて6月上旬をめどに、いつ頃案内を始めるかのスケジュールを固めていきたいというふうに考えております。
その優先の取り方については今、協議中でありますけれども、先行して予約できる期間を設けて、その後に来る一般の方と、どこかのタイミングではまた重なるような形にはなりますけれども、予約を先に受け付けられる形を何らかの方法で取って、優先性を確保していきたいというふうに考えております。

これも検討中の事項ですけれども、いずれ一般接種の方も始まってくるわけですけども、これまで、特に2回目の接種については、それなりの副反応、つまり発熱等の症状が出るということは報告されておりますので、今後、企業、団体等に対しましては、いわゆるワクチン接種休暇の取得についても呼びかけをしていく考えを持っております。これはまだ具体的に、そのお知らせする内容等が固まった後に各種団体等に対してはお知らせをしていこうというふうに思っております。
それと、今、予約状況については随分落ち着いてきまして、当初、非常に電話がかかりにくいというような状況もあったんですけども、今、約2週間ちょっとたちまして、電話は本当につながるような状況ですし、インターネット予約も初日1,500件受け付けたものが、今50件以下になっておりますので、これもサーバー容量上も全く問題なくつながる状況が出てきております。

現在約1万件以上の集団接種予約を受けておりまして、率にすると大体25%前後なんですね。今後は、この数字を伸ばしていかなければいけませんので、今度は逆に、ちょっと今まで待っていただいた方とか、そういった方に「空いてますよ」というような呼びかけをしていきたいと思っておりますし、ワクチンの単なるキャンセル待ちの余剰だけではなくて、65歳以上の方に確保したワクチン量の余剰分というものがもしかしたら出てくるかもしれないということも想定をして、もちろん優先接種対象者が優先であるという前提のうえで、今後、どういう方々に呼びかけをしていくのか、検討していきたいと思っております。

特に危機管理上重要な役職の方々、職業の方々、例えば消防とか警察とか、あるいは自衛隊、それから県庁などの災害担当の方、日野川河川事務所だとか、あるいは保育所、学校、こういったところに、いずれは、検討した上でですけれども、余剰ワクチンの発生数によっては、こうしたところにも接種を考えていかなければいけないのかなと、今のところ思っております。市役所内においても、市長、副市長、あるいは総務部長、それから防災安全監をはじめとする防災安全課の職員、こうしたところは危機管理上、今後、接種の検討についても考えていかなければいけないのかなと、そのように考えています。
接種の状況につきましては以上とさせていただきます。
私からの話は以上でございます。ご質問をよろしくお願いいたします。

幹事記者:

じゃあ、各社さん、質問をお願いします。まず、米子城跡についての質問はどうでしょうか。
記者:

発掘作業中の一般の方の見学についてですけれども、こちらは、見学希望の日時等をあらかじめお知らせする、予約する必要がございますか。

文化振興課長:
基本的には予約は必要ないというふうに考えております。ただ、大人数でお越しになる団体さんがもしありましたら、事前にご連絡をいただきますと、よりスムーズに対応できるかなというふうに考えております。

記者:
ぶらっと立ち寄らせていただいて、その都度のぞかせていただいて大丈夫ですか。

文化振興課長:
はい、大丈夫です。

記者:
そういう声かけで大丈夫ですか。

文化振興課長:
はい、結構です。

記者:
分かりました。ありがとうございます。

文化振興課長:
よろしくお願いします。

記者:
これ、発掘調査をいつやっているかというのは、何をもって分かるんですか。

文化振興課長:
当日の、例えば天候の具合ですとか作業の状況ですとか、いろいろあるんですけども、基本的にはそちらのほうでご案内しているとおり、平日ですね、月曜から金曜日の平日の、大体9時ぐらいから3時ぐらいはほぼ毎日やっているという現状があります。ただし、作業の進み具合とか、先ほども言いましたように悪天候で、ちょっと今日は雨で難しいとかいうときもたまにありますが、基本的にはそこに書いてある時間は大体何らかの作業は行なわれているかなというような形になっております。

記者:
ほぼ毎日やっていて、今日みたいな雨だったらやめる場合もあると。

文化振興課長:
そうですね、雨でもやってる日がないではないんですけども、天候によってやらない日もあるということになります。

記者:
分かりました。これはできるかどうかあれなんですけど、最近登城される方がすごい増えていて、登ってる姿をよく見るんですけど、例えば水木しげるロードみたいに、その登城口にカウンターを設置して、今どれぐらい登ってますよと、そういうのが分かるようなことは検討みたいなことはされてないんですか。

文化振興課長:
そうですね、他のお城とかでもされるところがありまして、例えば有料で入られるようなお城についてはカウントしやすい面もあるんですけども、米子城の場合、何か所か入り口があったりする面もありますので、今後その辺りはちょっと、どういう形で数の把握が必要かなというところは検討していきたいなと思っております。

記者:
またそういうのが決まったらお知らせください。

文化振興課長:
はい。

文化振興課長:
すみません、ちょっと先ほどの米子城の整備の関係で補足的なお話ですけども、時期を若干追加で補足させていただきたいと思います。

1枚目の「1」の整備事業計画のところなんですけども、まず最初にあります旧湊山球場の解体撤去工事になります。こちらのほうは、現在設計を組んでおりまして、今の状況ですと、恐らく夏以降、9月ぐらいから現場の工事に入る形になろうかなというふうに思っております。ですので、今ご案内いたしました発掘調査現場の公開ですけども、こちらのほうは、この解体工事といいますのが、現在残っておりますスタンド部分、あちらを全て撤去するという工事になりますので、それに伴いまして工事車両等がグラウンドの中に入るということになります。したがいまして、今ご案内いたしました発掘調査の現地公開につきましては、この工事の期間が始まると、そちらのほうは立入りができなくなるというふうに考えております。ですので、現場公開につきましては、工事に入るまで、恐らく8月、9月頃までは、今の発掘調査の様子をご覧いただけるかなと。それ以降につきましては、工事の関係で現地への立入りは難しくなるんじゃないかなというふうに考えております。

それから、枡形の石垣の整備の関係ですけども、こちらのほうは文化庁とも協議しながらになりますが、夏以降に進めてまいりたいというふうに考えておりますし、それから、その他エリアの事業につきましても、協議が調い次第、すぐに着手していきたいというふうに考えております。

それから、整備基本計画の別編ということですけども、こちらのほうは、先ほど市長のほうも申し上げましたが、平成31年につくりました整備基本計画の時点修正をかけていったりとか、あと、この3月に追加指定になりました三の丸部分、こちらのほうの整備のあらましも併せて盛り込んでいきたいというふうに考えておりまして、最終的には整備検討委員会等で審議いただきながら、文化庁のほうにも提出していきたいということで、今年度中にはこの整備基本計画の別編をまとめていきたいというふうに考えております。
以上、補足になります。

幹事記者:
ほか大丈夫ですか。では、ペット手帳に移りたいと思います。質問があればお願いします。
ないようですので、トライアル・サウンディングのほう、質問はありますか。

記者:
4月末時点で提案件数9件に対して不認定が1件あったということですけれども、これどういった理由で不認定となったんでしょうか。教えてください。

建設企画課長:
不認定とした理由ですけども、周辺住民の方にちょっとご迷惑になるんじゃないかというような、具体的に言いますと騒音問題、スピーカーを使われて、ちょっと大きな音を出されるといったことの提案でございましたので、その点につきましては、ご近所のご迷惑になるかなとうちのほうで判断しましたので、不認定とさせていただきました。

記者:
業種はどういったものなんですか。

建設企画課長:
音楽イベントということで、スピーカーで音、騒音が結構出るということで判断しました。

記者:
分かりました。ありがとうございました。

幹事記者:
ほか、ありませんか。次、じゃあ、公民連携のほうをお願いします。

記者:
協定を結ばれる東大産業、これは米子市内の会社ですか。また、何会社になるのか。

観光課長:
米子市内の会社さんですけれども、主立ったところでいうと、遊技場等をされておられます。

記者:
分かりやすいように、例えばどんな。

観光課長:
デルパラさんです。

記者:
あっ、デルパラ。こちらが、このサウナとキャンプ、グランピングと、そういうものを造られるんですか。分かりました。

記者:
プロポーザルなんですけども、結局、何件応募があったですか。

観光課長:
ご提案は2件ございまして、結果的に審査にかかる前に、1社さんは辞退をされておられますので、審査にかかった案件は東大産業様の1件ということでございます。

幹事記者:
じゃあ、ワクチン接種についての質問を。

記者:
すみません、市長のほうから、ワクチンの有効活用ということで、エッセンシャルワーカー、危機対応の方々のものも検討に入れるということですけども、その中に市長ももちろん入ると思うんですけども、市長は接種についてはいつ頃を検討、考えておられますか。

市長:
具体的な時期はまだ決めておりません。あくまで65歳以上の方の優先接種が文字どおり優先であるというふうに考えておりますので。ただ、現在の予約の状況が鈍化してきているということに鑑みますと、想定の9割の量にはなかなか届きにくいことも想定に入れております。

当然ワクチンというのは有効に使っていかなければいけませんので、そうしたときに、先ほど申し上げた、例えば消防とか、あるいは警察ですとか、場合によっては米子駐屯地の自衛隊とか、そういったところも含めて、今ちょうどもう梅雨に入っておりますので、災害対応だとか、そういった危機管理上欠かせない役職者等については、こういった優先接種とは別枠で考えていかなければいけないのではないかと。

その中に当然、私も、いざ災害が起きた際には陣頭指揮を執る必要がありますので、私と副市長、それから防災安全課を所管している総務部長、それから防災安全監、そして防災安全課の各職員、もちろん希望者になりますけれども、そういったところには声かけをしていくことを今、検討しております。

加えて言いますと、あと保育所ですとか学校。余剰ワクチンがどれだけあるかというのはちょっと想定できませんので、今はっきりとしたことは言えませんけれども、我々の検討の中にはそういったところも入れながら、このワクチンを有効に活用し、かつスピード感を持って多くの皆さんに接種できるように努力をしたいと、そのように考えているところでございます。

記者:
いずれにしても、一般のという捉え方でなく、いろんな首長の接種ですね、役所関係の、ありますけれども、そこはやはり市民に理解を得る形で、一般よりも早めにやっていくという考えでよろしいですか。

市長:
おっしゃるとおりですね。やはり市民の皆さんの理解を得る形で、こうした優先の考え方については、これはあくまで余剰ワクチンの有効利用のお話の範疇ではありますけれども、考えていきたいというふうに思っております。

記者:
もう1点確認ですけど、余剰ワクチンの状況も見ながらということでよろしいですか。

市長:
おっしゃるとおりです、はい。

記者:
今はじゃあ、即答できる状況じゃないということでいいですか。

市長:
そうですね。あくまで65歳以上の方に余剰ワクチンの優先枠を米子市が設けております。その埋まり方などを見て、これについては考えていきたいというふうに思っております。

記者:
分かりました。あと、キャンセルのワクチンについて独自に制度を、県内の中でも早々という形で導入されてますけども、それについて、キャンセルワクチンの有効活用、目標数はございますか。

市長:
これは先般、記者の皆様にも発表させていただきましたとおり、米子市ではまず、まだ予約をしていらっしゃらない65歳以上の方、これらの方に手挙げをしていただいて、必ずしもキャンセルが出るとは限らないことをご承諾いただきつつ、この方々にまず打っていただこうとしております。

そのほかは、高齢者施設の従事者、それから接種会場の業務に携わる職員や市内の医療従事者、こうしたところに余剰ワクチンを回していこうというふうなことは発表いたしましたが、先ほど説明で申し上げたことは、それに加えて、さらに余剰ワクチンというものが出てくるようであれば、これについては検討していきたいというお話でございます。

記者:
ありがとうございました。

記者:
すみません、ちょっと関連してお聞きしますけど、これまで、7月下旬ぐらいまでには、もうほぼ65歳以上は接種される見込みだというような内容のリリースをいただいておりますけども、県が総合事務所でモデルナ製のワクチン接種をやるということで、それとの、一つはその効果、相乗効果といいますか、どういうふうに考えてるかというのを教えていただきたいのが1つと、それから2点目として、今いろいろ防災関係上もあるということで、余剰ワクチンについて市長のほうから考えを述べられましたけれども、一方で、先ほどおっしゃった、6月上旬ぐらいには、いわゆる64歳未満の方への予約等についても進めるお考えを示されている。その辺との関係について改めてちょっと説明していただければと思います。

市長:
まず、鳥取県さんに設定していただきました西部総合事務所での集団ワクチン接種会場ですけども、本市は人数が多いですから、明らかに接種が加速していけるだろうということで、大変ありがたく思っているところであります。これにつきましては、既に記者の皆様も御存じのとおり、6月1日から米子市のほうで受付枠を増やして受付を開始していきたいと、そのように思っております。

一方で、接種状況は先ほど数字でお示ししましたけれども、今の予約状況につきましては、かなり鈍化してきている傾向が見られます。約1万人ちょっと集団接種の予約は入っているんですけども、これは数字としては44,800人のうちの25%前後なので、そうしますと、希望される方全てという言い方はなかなか曖昧なんですけれども、希望される方のラインを、一応米子市としては9割というふうに読んでというか、最大そのぐらい来るだろうなということで想定しましたけども、かなり早い段階で頭打ち感が出てくる可能性があるというふうに今考えております。

そうしたところで、当然次の優先接種ということにも移っていかなければいけませんけれども、その辺との兼ね合いの中で、先ほど申し上げたエッセンシャルワーカーについても、ちょうど今年は特に梅雨入りというのが早く来ておりますし、災害対応とか、様々なそういった危機管理を考えますと、ある程度そういったところにも出していかなければいけないのではないかと。といいますのも、もちろん優先接種、第3順位(高齢者以外で基礎疾患があるかた、高齢者施設等の従事者、60~64歳のかた)につきまして、例えば基礎疾患のある方って、これ手挙げ方式なんですね。

こちらが把握していて、あなたにどうぞということではなくて、羅列されたこの既往歴がありますかというようなことは、手挙げで受け付けるものですから、ちょっと数が読みにくいところがあります。ですので、その辺り、状況を見ながら、やはりワクチンが有効に使えるようにするために、我々として最大限、検討の努力をしていきたいと、そのような考えでおります。

記者:
すみません、さっきの質問でお答えされた中で、消防、警察、自衛隊その他の方の接種と、あとそれ以外に、保育士とか先生にも打つかどうか検討されるって話でしたが、その辺の話って、いつ頃方針固まるのか、ちょっと教えていただければと思います。

市長:
現時点においては、そういうことを私たちとしては認識しているということで、ご理解いただければと思っております。といいますのも、やはりどれぐらいの余剰を考えるかということがまだ固まっておりません。保育所ですとか、あるいは学校となりますと、かなり人数が増えてまいります。

これは国の優先接種対象に今のところは入っておりませんが、一方で、保育所あたり、あるいは学校からは、一度感染者が出ますといろいろ大変なことがあるというのは、もう既にいろんな事例で出ているわけですので、要望の強いところでもあります。この辺の兼ね合いについては、今後、国の指針などとも照らし合わせながら対応を考えていきたいというふうに考えております。

記者:
ありがとうございます。

幹事記者:
ほかありますか。ないようですので、これで定例記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。

市長:
ありがとうございました。

掲載日:2021年6月7日