各事業担当課からの予算要求 約553億円の内容について、総務部長査定が終了しました。
厳しい財政状況にあるため、査定を始める前に、次のような方針を設けて要求内容の査定をしました。
予算査定方針
- 「予算編成方針」と、国の定めた地方財政計画に基づき、極力、予算規模の緊縮に努める。
… 平成18年度予算編成方針
- 各部に配分した経常経費については、基本的に要求額を尊重する。
ただし、厳しい財政状況にあることから、事務事業評価結果を踏まえ、すべての事業について、事業費や事業内容をくわしく調べる。
- 政策的判断を伴う事業については、市長査定で検討する。
この方針をもとに行った査定で、総務部長査定後の予算額は、約522億円としました。
これは各課要求から約31億円の削減になります。
平成18年度一般会計当初予算要求の総務部長査定
≪総務部長査定後の状況≫
18年度当初予算要求額…553億1,591万円
総務部長査定額…521億6,859万6千円
削減額…31億4,731万4千円
【資料】
各費目ごとの査定状況一覧表 ( 11.1キロバイト)
≪主な事業の査定状況≫
「総務費」「民生費」などの目的ごとに、おもな事業の査定状況をお知らせします。
議会費
…市議会運営のためのお金
総務費
…戸籍や選挙、税金、市役所全体の仕事のためのお金
民生費
…子どもやお年寄り、障がいのあるかたへの福祉のためのお金
衛生費
…健康診断や予防接種、ごみの回収処理などをするためのお金
労働費
…失業対策など労働に関係するお金
農林水産業費
…農業や水産業の振興のためのお金
商工費
…商工業・観光の振興のためのお金
土木費
…道路や公園の整備など、まちづくりをするためのお金
消防費
…地域の消防団のためのお金
教育費
…小中学校の施設の整備や文化の振興などのためのお金
公債費
…市債の元金・利子や一時借入金の利子を支払うためのお金
一覧表 ( 63.5キロバイト)
≪総務部長査定で保留となった事業≫
政策的判断を伴う事業については、総務部長査定は行わず査定保留としました。
保留とした事業数 … 51事業
保留とした事業の要求額合計 … 48億9,233万8千円
保留とした事業のうちわけ
なお、総務部長査定額521億6,859万6千円は、査定保留とした事業の事業費48億9,233万8千円を含んだ額です。
今後、総務部長は、各事業の査定状況を市長に報告します。
総務部長が保留とした事業は、事業の必要性や米子市の歳入見積状況などをさらにくわしく調べて、市長が査定を行います。
市長査定の結果については、2月中旬にお知らせします。
掲載日:2006年1月30日