現在、米子市では平成20年度当初予算編成作業をしています。
各部局からの予算要求内容について、総務部長査定が終了しましたので、査定状況をお知らせします。
平成20年度当初予算要求状況と総務部長査定結果(一般会計)
平成20年度当初予算の各課からの要求額の集計は、約517億円でした。
総務部長査定では、「予算編成方針」に基づき、限られた財源の効果的かつ重点的な配分に努めるとともに、事業の優先度や行政としての関与のありかたなどをくわしく調べながら査定をしていきました。
この結果、総務部長査定後の予算額は、約481億円としました。
これは、平成19年度当初予算から約12億円(約2.4パーセント)の減、
各課要求から約37億円(約7.0パーセント)の減になります。
平成19年度当初予算額…492億2,684万5千円
平成20年度当初予算要求額…517億1,094万9千円
総務部長査定額…480億5,342万9千円
【資料】
平成20年度当初予算の要求状況及び総務部長査定状況一覧表(目的別)
( 23.8キロバイト)
主な事業の査定状況
「総務費」「民生費」などの目的ごとに、市民生活と関わりの深い主な事業の概要と総務部長査定状況をお知らせします。
議会費
…市議会運営のためのお金
総務費
…戸籍や選挙、税金、市役所全体の仕事のためのお金
民生費
…子どもやお年寄り、障がいのあるかたへの福祉のためのお金
衛生費
…健康診断や予防接種、ごみの回収処理などをするためのお金
労働費
…失業対策など労働に関係するお金
農林水産業費
…農業や水産業の振興のためのお金
商工費
…商工業・観光の振興のためのお金
土木費
…道路や公園の整備など、まちづくりをするためのお金
消防費
…地域の消防団のためのお金
教育費
…小中学校の施設の整備や文化の振興などのためのお金
一覧表 ( 41.2キロバイト)
【参考】予算編成の順序
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総務部長が各部課長に、予算編成の基本的な考えかたなどをまとめた「予算編成方針」を示します。
… 平成20年度予算編成方針
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各部で、部単位の要求額の調整を行ないます。
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調整結果を踏まえ、各担当課が財政課へ予算要求書を提出します。
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財政課が担当課ごとに、要求内容を聴き取り(ヒアリング)します。
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総務部長が要求内容について査定をします。
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各担当課に総務部長の査定結果を示します。(総務部長内示)
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各担当課は、総務部長査定の結果 認められなかった予算案をくわしく調べ、復活要求を行ないます。
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市長が、総務部長査定結果と復活要求事業について、政策的判断に基づき、査定をします。
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各担当課に市長の査定結果を示します。(最終内示)
こうして編成した平成20年度の当初予算案は、米子市議会3月定例会で審議され、議決後に成立となります。
今後、総務部長は、各事業の査定状況を市長に報告します。
その報告を受けて、政策的判断から、事業の必要性や米子市の歳入見積状況などをさらにくわしく調べて、市長が査定を行ないます。
市長査定の結果については、2月下旬にお知らせします。
掲載日:2008年2月1日