米子市立東山中学校3年生の「総合(探究)的な学習の時間」において、米子市長が「米子市を盛り上げる中学生ならではのプロジェクトを企画せよ!」という探究MISSIONを与えており、「歩いて楽しいまちづくり」「地域課題」「移住定住」「環境」といった視点から、探究活動を行ないました。11月17日金曜日に、生徒の中から代表5グループが米子市長へ取り組みの成果を発表しました。
<歩いて楽しいまちづくり>
テーマ「米子を歩け アイテムを集めて商品券を手に入れよう」
アプリを使いながら市内を歩き、各スポットに設置されたQRを読み込んで割引券を獲得するアイデアを提案し、実際に作成したアプリも披露されました。
テーマ「”プロギング”で、米子をウォーカブルな街に!」
ジョギング中にとゴミ拾いを行なうことで、環境も良くなり、心も体も健康になれる「プロギング」を取り入れた提案をされました。7月29日に完成したがいなロードなどを通るモデルコースも披露されました。
<地域課題>
テーマ「ゲームと推し活で若者の公民館利用をどれだけ増やせるのか」
公民館の利用者を増やすため、eスポーツと推し活ハンドメイドのイベントを提案されました。こちらのグループは米子南高eスポーツ部などの協力を得て、夏休みに車尾公民館で実際にイベントを開催されました。そこでの課題とその解決方法まで、提案に盛り込み発表されました。
<移住定住>
テーマ「市内の小学生高学年に米子の魅力を発信することで市内在住者を増やすことはできるのか」
定住者を増やすには、小学生のうちから米子の魅力を知ってもらうことが大事という考えから、米子市の小学生を対象に職業体験を開くという提案をされました。実際に商工会議所や小学生にインタビューした様子も取り入れて発表されました。
<環境>
テーマ「循環型社会実現のための4R推進」
ごみやリサイクルに関するクイズや豆知識が載った日めくりカレンダーやごみ分別ゲーム、食品ロスを減らすため、牛乳を使って料理を作るゲームを提案されました。日めくりカレンダーはかなりのクオリティでした。また、実際にプログラミングを使って作ったごみ分別ゲームも披露されました。
どのグループも素晴らしい発表でした。
東山中学校3年生のみなさま、本当にありがとうございました。
掲載日:2023年11月20日