こんにちは、米子市国際交流員の신 나리 (シン ナリ)です。 本年度初更新ですね。 みなさん、本年度もよろしくお願いいたします。 もう桜はとっくに散って 夏がすぐそこに見えるようですね。 でも忙しくて花見ができなかったかたのために 今年私が撮った加茂川沿いの桜の写真を貼っておきます。 コロナの影響で花見らしい花見は 出来なかったのですが 来年は出来たらいいなと思います。 今日は花見の話ということで、 韓国の花見について話をしてみようかと思います。 今は韓国でも花見といえば桜が定番ですが、 実は昔の人たちはツツジで花見をしていたそうです。 これは桜の後に咲く普通のツツジではなく、 桜より早く咲くツツジです。 日本でいうミヤマツツジが一番近いかなと思います。 韓国のミヤマツツジ「진달래 (チンダルレ)」©KTO 韓国の伝統的な花見は このツツジを見た後に それをチヂミにして食べるのがコースだったそうです。 これは花を煎ずると書いて 화전 (ファジョン)といいます。 もち米で作るチヂミで、 普通のツツジは食べたらお腹を痛める成分があるので食べられないですが、 こちらのツツジはそれが無いので食べられます。 お花のチヂミ「화전 (花煎:ファジョン)」©KOGL 作り方は簡単で もち米で作った生地の上にツツジの花びらをのせて 油で焼きます。 焼いた花のチヂミの上にはちみつなどをかけたら完成です。 普通に食べるチヂミが食事のおかずの感覚だったら それよりはもちのデザートに近い味です。 昔の人たちはおしゃれに胃袋でも花見を楽しみましたね。 そろそろ5月の大型連休に入りますが、 今年も自粛モードの連休になりそうですね。 私は部屋の模様替えでもして 気持ちを切り替えてみようかなと思います。 それではみなさん、ご自愛ください。 米子市国際交流員 シン ナリ
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