各事業担当課からの予算要求約540億円の内容について、総務部長査定が終了しました。
厳しい財政状況にあるため、査定を始める前に、次のような方針を設けて要求内容の査定をしました。
予算査定方針
- 前年度当初予算額(旧米子市、旧淀江町の合算額)と比較しながら、歳出全体を根底から洗いなおす。
- 継続的に実施されている事業でも、事業の必要性についてくわしく調べる。
- 政策的判断を伴う事業については、総務部長査定は行わず査定保留とする。
この方針をもとに行った査定で、総務部長査定後の予算額は、約487億円としました。
これは各課要求から約52億円の削減になります。
平成17年度一般会計本予算要求の総務部長査定
≪総務部長査定後の状況≫
17年度本予算要求額…539億5,770万円
総務部長査定額…487億1,125万円
削減額…52億4,645万円
【資料】
各費目ごとの査定状況一覧表 (
33.8キロバイト)
≪主な事業の査定状況≫
「総務費」「民生費」などの目的ごとに、おもな事業の査定状況をお知らせします。
総務費
…戸籍や選挙、税金、市役所全体の仕事のためのお金
民生費
…子どもやお年寄り、障害のあるかたへの福祉のためのお金
衛生費
…健康診断や予防接種、ごみの回収処理などをするためのお金
農林水産業費
…農業や水産業の振興のためのお金
商工費
…商工業・観光の振興のためのお金
土木費
…道路や公園の整備など、まちづくりをするためのお金
消防費
…地域の消防団のためのお金
教育費
…小中学校の施設の整備や文化の振興などのためのお金
災害復旧費
…集中豪雨や台風などの被害を受けた場所を現状復帰させるためのお金
一覧表 (
52キロバイト)
≪総務部長査定で保留となった事業≫
政策的判断を伴う事業については、総務部長査定は行わず査定保留としました。
保留とした事業数 … 31事業
保留とした事業の要求額合計 … 10億4,274万2千円
保留とした事業のうちわけ
今後、総務部長は、各事業の査定状況を市長に報告します。
総務部長が保留とした事業は、事業の必要性や米子市の歳入見積状況などをさらにくわしく調べて、市長が査定を行います。
市長査定の結果については、6月中旬にお知らせします。
… 市長査定結果
掲載日:2005年6月8日