子どもの定期接種の種類について

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子どもの定期接種の種類について

定期接種とは

「予防接種法」と呼ばれる予防接種の規則を決めた法律に定められた、国が接種を勧めているワクチンです。

決められた年齢、接種間隔・回数で接種する場合は無料で接種できます。

子どもの定期接種は、次のとおりです。

定期接種の種類

(市の委託を受けた医療機関で実施しています。予約が必要です。)

定期接種 委託医療機関

     定期接種を受けられる医療機関に関しましてはこちらからご覧ください。

リンク … 定期接種を受けられる医療機関について

 
新型コロナウイルスワクチンの接種を検討している皆様へ

新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です

ただし、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
特に二種混合(DT)・日本脳炎2期・子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種を予定しておられる場合は接種間隔と定期接種の対象年齢に注意して予約をしてください。
リンク・新しいウィンドウで開きます … 新型コロナウイルスワクチンについて

 

各ワクチンについて

ロタウイルスワクチン

対象年齢と実施方法
ワクチン名 ロタリックス(1価) ロタテック(5価)
対象年齢 令和2年8月1日以降に生まれた児
 生後6週~生後24週まで  生後6週~生後32週まで
標準的な接種年齢

※どちらのワクチンも初回接種は生後14週6日までに行なうこと

 生後2か月~生後24週まで  生後2か月~生後32週まで
実施方法   2回接種
(27日以上の間隔をあける)
 3回接種
(27日以上の間隔をあける)
注意事項
  • 最初に受けたワクチンと同じ種類のワクチンで接種を完了してください。
  • 2種類のワクチンの有効性は同等と考えられています。
  • 吐き出した場合でも、1回の接種と考えてください。

 (少量でも飲み込んでいれば一定の効果があり、また複数回接種するため)

 病気の説明・副反応など

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:ロタウイルス

リンク・新しいウィンドウで開きます … 国立感染症研究所:ロタウイルス感染症

ヒブワクチン

対象年齢と実施方法

ヒブワクチンの標準的な接種開始は、生後2か月から7か月未満までです。

最初の接種時
の月齢
接種回数 実施方法
生後2か月から
7か月
初回接種:3回
(生後12か月までに完了)

27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上、標準的には27日(医師が必要と認めた場合は20日)から56日までの間隔をおいて接種

追加接種:1回

初回接種終了後7か月。標準的には7か月から13か月までの間隔をおいて接種。
ただし、生後12か月までに初回接種3回完了せずに生後12か月以降に追加接種を行なう場合は、初回接種終了後27日以上の間隔をおいて接種。

生後7か月から
12か月未満
初回接種:2回
(生後12か月までに完了)

27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上、標準的には27日(医師が認めた場合20日)から56日までの間隔をおいて接種

追加接種:1回

初回接種終了後7か月以上。標準的には7か月から13か月までの間隔をおいて接種。
ただし、初回接種2回完了せずに12か月以降追加接種を行なう場合は、初回接種終了後27日以上の間隔をおいて接種。

生後12か月から
5歳未満
1回  
病気の説明・副反応など

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:Hib感染症

小児用肺炎球菌ワクチン

小児用肺炎球菌ワクチンの標準的な接種開始は生後2か月から7か月未満までです。

最初の接種時
の月齢
接種回数 実施方法
生後2か月から
7か月未満
初回接種:3回
(標準的には生後12か月までに完了)

標準的には27日以上の間隔をおいて接種
ただし、初回接種の2回目・3回目の接種は生後24か月に至るまでに行なう。
また、初回接種の2回目の接種が生後12か月を超えた場合は、初回3回目の接種は行なわない。

追加接種:1回
(生後12か月以降)

生後12か月から15か月にいたるまでの間を標準的な接種期間とし、初回接種終了後60日以上の間隔をおいて接種

生後7か月から
12か月未満
初回接種:2回
(標準的には生後12か月までに完了)

標準的には27日以上の間隔をおいて接種
ただし、初回2回目の接種は生後24か月に至るまでに行なうこととし、それを超えたら行なわない。

追加接種:1回
(生後12か月以降)

生後12か月以降に、初回接種終了後60日以上の間隔をおいて接種

生後12か月から
2歳未満
2回

60日以上の間隔をおいて接種

生後2歳から
5歳未満
1回  
病気の説明・副反応など

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:肺炎球菌感染症(小児)

B型肝炎ワクチン

対象年齢と実施方法
対象年齢 標準的な接種年齢 実施方法
平成28年4月1日以降に生まれた
0歳児(1歳の誕生日の前日まで)
1回目:生後2か月
2回目:生後3か月
3回目:生後7から8
か月
3回
(1回目と2回目は27日以上の間隔をあける。3回目は1回目から140日以上経過した後に接種。)
 
  • 母子感染予防のために抗HBs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合は、健康保険が適用されるため定期接種の対象外となります。
 
病気の説明・副反応など

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:B型肝炎

 

四種混合(百日せき・ジフテリア・破傷風・ポリオ:DPT-IPV)

 令和5年4月1日より四種混合ワクチンの接種開始年齢が「生後3か月以上」から『生後2か月以上』に変更されました。(令和5年4月1日以降は接種日に生後2か月になっておられれば、接種を開始できます。)

対象年齢と実施方法
期別 対象年齢 標準的な接種年齢 実施方法
1期初回 生後2か月以上 生後2か月から12か月未満 3回接種します。(20日以上。標準的には20日から56日までの間隔をおいて)
1期追加 生後2か月から7歳6か月未満
(1期初回接種(3回)終了後、6か月以上の間隔をおく)
初回接種終了後
12か月から18か月後
1回接種します。
(初回接種終了後、6か月以上。標準的には12か月から18か月までの間隔をおいて)
病気の説明・副反応など

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:百日せき

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:ジフテリア

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:破傷風

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:ポリオ(急性灰白髄炎)

結核(BCG)

対象年齢と実施方法
対象年齢 標準的な接種年齢 実施方法
生後12か月未満 生後5か月から8か月未満 1回接種
病気の説明・副反応など

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:結核(BCGワクチン)

水痘(水ぼうそう)ワクチン

対象年齢と実施方法(水痘ワクチンを任意で接種したことがない方)
期別 対象年齢 標準的な接種年齢 実施方法
1回目 1歳
から
3歳未満
1歳から
1歳3か月
1回接種します。
2回目 1歳
から
3歳未満
初回接種後
6か月から12か月後
1回接種します。
(初回接種終了後、3か月以上の間隔をおいて)
  • 既に水痘に罹患(りかん)したことが明らかな場合は、水痘予防接種を受ける必要はありません。
  
病気の説明・副反応など

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:水痘

 

麻しん風しん混合(MR)

対象年齢と実施方法
期別 対象年齢 標準的な接種年齢 実施方法
1期 1歳から2歳未満 1歳になったらすぐに 1回接種
2期 小学校就学前の年度 小学校就学前の年度(年長児) 1回接種
  • 1期、2期は、お子さんのお生まれ後に予診票綴でお送りしています。なくされたかたは健康対策課へお問い合わせください。
病気の説明・副反応など

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:麻しん

リンク・新しいウィンドウで開きます … 国立感染症研究所:麻疹

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:風しん

リンク・新しいウィンドウで開きます … 国立感染症研究所:風疹

日本脳炎

対象年齢と実施方法
期別 対象年齢 標準的な接種年齢 実施方法
1期初回 生後6か月から
7歳6か月未満
3歳 6日以上。
標準的には6日から28日までの間隔をおいて2回接種。
1期追加 生後6か月から
7歳6か月未満
(1期初回終了後
おおむね1年おく)
4歳 1期初回接種後、6か月以上。
標準的には概ね1年を経過した時期に1回接種。
2期 9歳から13歳未満 9歳 1回接種
  • 予診票は健康対策課または医療機関に備えてあります。

リンク日本脳炎予防接種(特例措置)

病気の説明・副反応など 

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:日本脳炎

リンク・新しいウィンドウで開きます … 国立感染症研究所:日本脳炎

二種混合(ジフテリア・破傷風:DT)

対象年齢と実施方法
期別 対象年齢 標準的な接種年齢 実施方法
2期 11歳から
13歳未満
12歳(小学校6年生) 1回接種
  • 二種混合は、四種混合の2期として実施します。
  • 予診票は健康対策課または医療機関に備えてあります。
病気の説明・副反応など

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:ジフテリア

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:破傷風

子宮頸がん予防ワクチン

  リンク … キャッチアップ接種(積極的な勧奨差し控えにより接種機会を逃した方への対応)についてはこちら 

   リンク … 【9価ワクチン(シルガード®9)について】はこちらからご確認ください。

「HPVワクチンは接種した方がいいの?」迷っている方は、しきゅうcafeで医師に相談してみませんか?

 イベントのお知らせ

  しきゅうcafe 開催日時:2024年4月14日(日曜日) 10時30分~15時00分

            場所:米子市立図書館 多目的研修室

          いろんな疑問や悩みに産婦人科の医師が相談にのってくださいます!   

          子宮のこと、カラダのこと、話してみませんか?

イベントの詳細についてはこちらからリンク・新しいウィンドウで開きます … 鳥取大学医学部 女性診療科(Instagram)

 

対象年齢と実施方法
対象年齢 標準的な接種年齢
小学6年生の初日から高校1年生相当(16歳となる日の属する年度)の末日までの女子 中学1年生の女子
  • 令和7年3月31日までのキャッチアップ接種期間中に定期接種から新たに外れる年代(平成18年度、19年度生まれ)も、順次キャッチアップ接種の対象となります。
ワクチンの種類 接種回数と実施方法
サーバリックス®
:2価
 一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。
 接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。
 どのワクチンを接種するかは、接種する医療機関に相談してください。

 3種類いずれも、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。
ガーダシル®
:4価
シルガード®9
:9価

 

1. 標準的な接種回数および間隔

 

   2. 標準的な接種方法をとることができない場合の間隔
 上記1.の標準的な接種間隔以外でも、小学校6年生~高校1年生相当の年度の間に、公費で以下のとおりHPVワクチンを受けることもできます。

サーバリックス
 1か月以上の間隔をあけて2回接種し、1回目の接種から5か月以上かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をあけて3回目の接種を受けます。

ガーダシル
 1か月以上の間隔をあけて2回接種し、2回目の接種から3か月以上の間隔をあけて3回目の接種を受けます。

シルガード9
 1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合、少なくとも5か月以上あけて2回接種します(合計2回で完了)。

 ※なお、規定の間隔で合計3回接種された場合でも定期接種(公費)となります


 1回目の接種を15歳になってから受ける場合、1か月以上の間隔をあけて2回接種し、2回目の接種から3か月以上の間隔をあけて3回目の接種を受けます(合計3回で完了)。

【子宮頸がん予防ワクチンについて】
参考

小学校6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(厚生労働省)

リンク・新しいウィンドウで開きます リーフレット(概要版) (PDFファイル3,435キロバイト) リンク・新しいウィンドウで開きます リーフレット(詳細版)PDFファイル 4,034キロバイト)

HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ(厚生労働省)

リンク・新しいウィンドウで開きます リーフレット(受けた人版)PDFファイル 1,274キロバイト)

医療従事者の方へ~HPVワクチンの接種に当たって~(厚生労働省)

リンク・新しいウィンドウで開きます リーフレット(医療従事者版)PDFファイル 911キロバイト) 

リンク・新しいウィンドウで開きます … 参考資料(厚生労働省ホームページ)

 

病気の説明・副反応など

リンク・新しいウィンドウで開きます … 厚生労働省:ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)

 

HPVワクチン接種に関する各種相談窓口一覧
内容 相談窓口
医療、救済に関すること 鳥取県健康政策課
(電話 0857-26-7153)
学校生活に関すること 鳥取県教育委員会体育保健課
(電話 0857-26-7527)
子宮頸がん、HPVワクチン
に関すること
厚生労働省

リンク・新しいウィンドウで開きますヒトパピローマウイルス感染症 子宮頸がんとHPVワクチン

予防接種全般に関すること 米子市健康対策課
(電話 0859-23-5452・5472)

【参考】

リンク・新しいウィンドウで開きます … 鳥取県 ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症(子宮頸がん予防ワクチン)

 

 

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)定期接種の勧奨再開のご案内

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種については、令和3年11月26日の厚生労働省の通知により、積極的勧奨を再開することとなりました。
これは、国の検討部会等においてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたためです。
ワクチンの有効性やリスク等を十分にご理解いただいた上で、接種を希望される場合は委託医療機関へご連絡ください。

HPVワクチンのこれまでの経緯とは? HPVワクチンは平成25年より定期予防接種として実施していますが、接種後の痛みや運動障害などの多様な症状の報告が相次いだことから、厚生労働省は同年6月14日から、積極的な接種勧奨を差し控えていました。このことにより、HPVワクチンの接種率は大きく低下しました。

  
更新日:2024年3月8日