第6回【歴史講座】
『遺跡発掘から読み解く啓成地区の歴史』
とき: 令和6年9月5日(木曜日)
午後1時30分~午後3時
ところ:啓成公民館 2階 集会室
講 師:米子市埋蔵文化財センター 館長
下高 瑞哉 氏
《 講座のテーマ 》
米工、啓成小などの工事に先立つ発掘調査がありました。みなさん、啓成地区の「博労町遺跡」をご存じでしょうか。実は、弥生時代~近代にかけての重要な発見がありました。勝田山からの昔の風景はどうだったのでしょうか?啓成地区や米子市のむかしについて学びましょう。
※「博労町遺跡」は米子市域の海浜砂丘域において確認された古墳時代前期~奈良・平安時代を中心とした大規模な集落遺跡である。弥生時代終末期の砂丘停滞期により安定した砂丘上に集落が形成され始める。集落は古墳時代前期には最盛期を迎え、布掘り掘建柱建物を中心とする拠点的な集落の様相を見せる。
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また、米子の原点である半生郷に相当すると思われる奈良・平安時代の役所に関連する遺構や遺物も発見され、このあたりが古代米子の中心地と思われる。
掲載日:2024年7月24日