まちなかを巡るモニターツアーを開催しました(令和3年3月)

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まちなかを巡るモニターツアーを開催しました(令和3年3月)

令和3年3月13日、今年度2回目となる「まちなかを巡るモニターツアー」を開催しました。今回は、『~プラネタリウム&米子城三の丸跡見学ツアー~』と銘打ち、米子市児童文化センターのプラネタリウムを観覧し、米子城跡を散策しました。

まずは児童文化センターの館内を案内していただきました。研修室や多目的ホールなどのほか、天体観測室では月1回開催の天体観測会で使用されている天体望遠鏡を見せていただきました。

次に、昨年リニューアルオープンしたプラネタリウムを観覧。ドーム一面に映し出される迫力ある宇宙の映像を楽しみました。星空解説では、城山の頂上から見える今夜の星空を眺めながら、プラネタリウム解説員による季節の星や星座の生解説を聞きました。リニューアルしてから初めて訪れたという参加者も多く、最新式の投影機を使った美しい映像をゆったりと楽しんでいました。

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続いて、米子市文化振興課職員の案内で、錦公園や潮止めの松などの解説を聞きながら米子城跡まで移動しました。石垣保存のため樹木の伐採が進む二の丸を通り、桝形では石垣の発掘調査現場を見学しました。今回の調査で、現在の地面から最大で1.5m下にまで石垣が埋もれていることが分かったそうです。これにより、江戸時代末期に描かれた絵図の石垣の高さ(約4m)と合致することが判明しました。

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昨年9月に廃止となった湊山球場の位置する三の丸では、駐車場の整備が進んでいました。グラウンドでは、米蔵の建物の基礎も見つかったそうです。3月27日には、米子城跡三の丸の国史跡追加指定と三の丸駐車場の完成を記念し、米子城三の丸フェスタが開催されます。

天守石垣周辺の樹木の伐採も進み、遠目からもその姿がはっきりと見えるようになりました。令和3年度中には全ての球場スタンドの撤去が進められ、今後イベントなどの会場としても活用の幅が広がりそうです。

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ツアー全体を通じて参加者からは、「プラネタリウムの映像がきれいで居心地よく感動した」、「米子城跡の調査が進んでいてびっくりした」、「ブラタモリみたいでワクワクしながら話を聞かせてもらった」、「米子城整備のこれからが楽しみ」などの声をいただきました。

掲載日:2021年3月24日