まちなかを巡るモニターツアーを開催しました(平成31年2月)

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まちなかを巡るモニターツアーを開催しました(平成31年2月)

平成31年2月16日、今年度2回目となる「まちなかを巡るモニターツアー」を開催しました。
今回は、米子市が作成した「歩いてたのしい!加茂川周辺&米子城跡 散策MAP」を使い、米子市文化振興課職員の解説を聞きながら、彫刻ロードと米子城跡のまち歩きをしました。

出発は、米子市文化ホール。文化ホールの入口脇には、彫刻ロードの彫刻群には含まれていない地元作家の彫刻があり、出発から新たな発見がありました。
その後、彫刻ロードの作品のいくつかを鑑賞しながら、米子コンベンションセンターを通りかかると、ここにも彫刻ロードの彫刻群には含まれていない彫刻が。

彫刻ロードの彫刻をながめる参加者たち

彫刻ロードを歩く参加者たち

後日調べたところ、彫刻ロード以外にも、米子市内には19体もの彫刻がありました。

リンク … 野外にある主な彫刻作品

ちょっと気をつけて見回すと、彫刻はまちの中に溶け込んでいるようです。

彫刻ロードでは、20体近い彫刻の解説を聞きました。彫刻ひとつひとつに製作者の個性や作風の歴史があり、作品タイトルだけではわからない、素晴らしい解説を堪能しました。

彫刻ロードで立ち止まって、解説者の解説を聞く参加者たち

彫刻ロードの彫刻を撮影する参加者たち

彫刻ロードに点在する彫刻

彫刻ロードの彫刻。雲のような形をしている

参加者からは、「彫刻ロードは新たな発見だった」、「彫刻ロードおもしろい」、などの声をいただきました。

続いて米子城跡に進み、最新の発掘現場を見学させていただきました。江戸時代の道の跡の発掘調査が行なわれており、ここからまた、新たな発見がニュースになるかもしれません。

斜面で解説をする学芸員

発掘現場の説明をする解説者とそれを聞く参加者たち

続いて、米子城天守に向かい登り始め、桝形、米子で唯一残る武家屋敷 旧 小原家長屋門を通り、樹木を伐採し整備が進んでいる現場や、米子城の遺構である竪堀、登り石垣など、さまざまな解説を聞きました。

樹木伐採後の米子城跡の斜面

登り石垣の説明をする解説者

米子城の石垣が一番よく見えるポイントでは、時代によって石垣の積み方に違いがあり、米子城では4つの時代で石垣が積まれたとの解説を聞きました。

天守跡の石垣

天守跡のあたりから米子市内をながめる参加者

最後は米子城跡の頂上に到着して、ツアー終了となりました。あいにくの曇り空でしたが、頂上からの眺めを楽しむことができました。

天守につづく階段の途中で説明をうける参加者たち

天守跡のようす

ツアーの感想には、「だんだん”まち歩き”の情報や環境が整備されていることを感じます」、「ちょっとした空き時間に出かけられる場所をもっと知りたいです」との声をいただきました。

掲載日:2019年2月26日