米子市都市景観施設賞は、市民の景観形成への意識を向上させるため、市内で平成元年度以降に建築・建設等されたデザインに優れ、良好な都市景観の形成に貢献されていると認められる民間施設を表彰するものです。
米子市景観審議会で応募作品の審査を行なった結果、令和7年度の米子市都市景観施設賞は、建築物部門1件、景観づくり部門1件が選出されました。これら受賞施設等の写真と、審議会からの講評を紹介します。
令和8年2月13日に執り行なわれた授与式にて、市長から表彰状および記念品を授与しました。
第16回 米子市都市景観施設賞 受賞施設及び受賞団体
建築物部門
大山を望む家
この建築物は尾高に建つ木造平屋建ての新築住宅です。
ゆったりとした敷地に塀などはなく、建物は前面道路から大きく後退して建っています。大山に近く大きく見える場所にあって、切妻屋根の妻面を大山方向に向け、そこに大きなガラス面と吹抜けのあるリビングが配置されています。
リビング前には木製デッキと落葉・常緑の多種の樹木が植えられており、外部からリビングへの視線を樹木が柔らかくカバーしています。
玄関前の長手方向一面の長い犬走りと深い軒は訪れる人に安心感を与え、外装の厚みのある焼杉張り、黒色の鋼板屋根、リビング前の屋根を支える木製構造部材、リズミカルな木製垂木からは、落ち着きや周辺建物への配慮だけでなく、建築デザインとしての質の高さも十分に伝わります。
米子が持つ大山への眺望を活かし、周囲へ開きながらもプライバシーは柔らかく守る素敵な住宅建築であり、本建築物は優れた景観施設であると高く評価されました。

所有者:杉原 香織
設計者:田村淳建築設計事務所
施工者:有限会社高橋工務店
景観づくり部門
お花いっぱい運動
本取組みは、令和3年5月から米子市公会堂前の交差点部分の花壇に季節の花を植えられ、定期的に管理されている景観づくり活動です。
公会堂前の交差点は市内でも行き交う人々や交通量が特に多く、信号待ちで立ち止まる方々も多くおられることから、効果的な景観づくり活動になっています。
この「お花いっぱい運動」により、花壇には2重3重に花が植えられており、公会堂前バス停の利用者、交差点を行き交う歩行者や自転車・車運転者に対して、潤いと活気を与えています。
現地審査同日もパンジーなどが綺麗に植えられ、堆肥肥料の混ぜ込みや丁寧な草取りの様子も分かり、本取組みは審査委員から優れた景観づくりであると高く評価されました。
今後も長く活動を継続いただき、多くの人々の目を楽しませていただけることを期待しています。

活動団体:米子錦ライオンズクラブ
お問い合わせ
米子市 都市整備部 建築相談課
電話番号:0859-23-5227
掲載日:2026年2月17日