2025年を振り返り、米子市政に関する主要ニュースを10項目選びました。
米子市と淀江町の新設合併20周年
旧米子市と旧淀江町が合併して発足した新市「米子市」は、2025年3月31日に発足20周年を迎えました。
5月に開催した「新米子市発足20周年記念セレモニー」をはじめ、年間を通してさまざまな催しで節目を祝いました。

歩いて楽しいまちづくり施策の推進
「歩いて楽しいまち」の実現に向け、10月には箕蚊屋地区コミュニティバス「みのりんバス」、12月には駅前で自動運転バスの実証運行を始めました。公共交通の利便性向上を図りながら、歩いて楽しいまちづくり施策を推進しました。

米子水鳥公園開園30周年 中海ラムサール条約湿地登録20周年
米子水鳥公園が開園30周年を迎え、開園日である10月22日に記念式典を開催しました。また、水鳥公園が位置する中海もラムサール条約湿地登録から11月で20周年を迎えました。今後も中海の保全再生、賢明な利用、交流学習を官民一体となって進めます。

米子市・束草市の姉妹都市提携30周年
米子市と韓国・束草市は、姉妹都市提携30周年を迎えました。5月には束草の芸能団「束草市立風物団」が米子市で、10月には「米子がいな万灯振興会」が束草市で公演するなど、交流を深めました。

国際線の新規就航・増便!受入環境整備を強化
米子鬼太郎空港と台湾・桃園国際空港を結ぶ直行便が5月29日に就航しました。また、12月23日からは米子ーソウル便が毎日運航するようになりました。これを受け、飲食店でのメニューの外国語表記や簡単に注文できるセットメニューの提供など、外国人観光客の受入環境の整備を進めました。
尾高城跡発掘調査が日本城郭協会「調査・整備・活用賞」を受賞
尾高城跡の発掘調査の取り組みが、日本城郭協会の「調査・整備・活用賞」を受賞しました。現在進行中の米子城跡の整備・活用との連動を可能にし、山陰地域の戦国史をより豊かにすることが期待できる点が評価されました。

米子・境港間の高規格道路 事業化に向けて前進
米子―境港間の高規格道路について、事業着手の前提となる「計画段階評価」の手続きが始まりました。概略ルート案などを検討するためのアンケート調査や、分かりやすく検討内容を紹介する「オープンハウス」の実施など、事業化に向けて前進しました。
どらドラパーク米子市民球場リニューアル
どらドラパーク米子市民球場の改修工事が完了しました。スコアボードをLED化し、試合を盛り上げる画面演出やスピードガンによる球速表示が可能となったほか、放送・照明設備や内野スタンド席などを更新し、プレーと観戦の両面で環境を整えました。
官民連携・泳力向上学習モデル事業を小学校4校で実施
学校外の屋内温水プールを活用した小中学校の水泳授業を市内4校で開始しました。天候に左右されず実施できることや、専門のインストラクターと連携しながら指導することで、児童生徒の泳力向上を図ることが目的です。今後は実施校を増やす予定です。
東京2025デフリンピックに米子市出身の小林優太選手が出場
聞こえない、聞こえにくい人たちの国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」に、米子市出身の小林優太選手がハンドボール日本代表主将として出場しました。初出場の日本は大会初勝利を挙げ、小林選手は初戦でチーム最多の5得点を上げるなど活躍を見せました。

掲載日:2025年12月22日