米子市では、情報公開と市民の市政参画を推進するため、予算編成方針や予算査定結果などの予算の作成についての情報を公開しています。
予算編成の過程
現在、米子市では平成18年度の当初予算を編成しています。
予算編成の順序
- 総務部長が各部課長に、予算編成の基本的な考えかたなどをまとめた「予算編成方針」を示します。
… 平成18年度予算編成方針
- 各部で、部単位の要求額の調整を行います。
- 調整結果を踏まえ、各担当課が財政課へ予算要求書を提出します。
- 財政課が担当課ごとに要求内容を聴き取り(ヒアリング)をします。
- 総務部長が要求内容について査定をします。
- 市長が要求内容について査定をします。
- 各担当課に市長の査定結果を示します。(内示)
- 査定の結果、認められなかった予算案について、各担当課が復活を要求します。
- 復活要求を調整後、各担当課に最終査定結果を示します。(最終内示)
こうして編成した平成18年度の当初予算案は、米子市議会3月定例会で審議され、議決後に成立となります。
平成18年度当初予算要求の状況(一般会計)
平成18年度当初予算の各課からの要求額の集計は、553億1,591万円で、平成17年度の本予算の488億1,800万円と比較すると約65億円(約13パーセント)の増額となっています。
要求額が増加した主な理由には、教育施設・消防署などの増改築事業、商工業振興資金貸付金、児童手当の拡充などの社会保障費、合併振興基金の積立などの増加や、災害復興のために借りたお金の本格的返済開始(公債費)などがあります。
今後の査定作業では、限られた財源の効果的かつ重点的な配分に努めるとともに、現在作成中である事務事業評価結果を踏まえ、事業の優先度や行政としての関与のありかたなどをくわしく調べながら査定をしていきます。
【資料】
平成18年度当初予算の要求状況(目的別) ( 7.97キロバイト)
平成18年度当初予算の要求状況(性質別) ( 7.94キロバイト)
今後の予定
主な事業の総務部長査定については1月下旬、市長査定については2月中旬に「米子市ホームページ」で公開する予定です。
掲載日:2006年1月10日