上杉秀平さん(令和5年2月就農)

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上杉秀平さん(令和5年2月就農)

上杉秀平さん

-農業を始めるきっかけは?

 前職では、3交代制の工場に14年勤務。「もっとやりがいや達成感のある仕事がしたい」と考えていた時期に白ねぎ農家になった友人がおり、農業に興味を持った。相談してみると、“農業はあまり儲からないし、リスクのある仕事だから”と止められたが、それでもやってみたい気持ちが強く、就農を決めた。 

-就農前の準備について教えてください

 (1)栽培技術はどのように身につけましたか?

 「アグリスタート研修 ※」で1年間みっちり親方から白ねぎの栽培方法を教わった。畑の質を熟知している地元農家の方に学べたのは、とても勉強になり良かった。また、自分が研修をしていた令和4年頃から気候が大きく変わり、それ以降の夏は毎年異常な暑さとなっているが、研修で実践的な栽培技術を教えてもらっていたおかげで、今、過酷な環境変化のなかにおいても営農することができている。自分は素人で農業の世界に入ったので、アグリスタート研修なしでの就農はかなり難しかったと思う。

 ※…リンク・新しいウィンドウで開きます … アグリスタート研修

 (2)必要な農地はどのように確保しましたか?

 就農時に必要な農地は、アグリスタート研修中に親方に準備していただいた。就農後は、畑で作業しているときに周囲の農家さんから話があったり、親方経由で紹介してもらったり、離農される方がいて空いた畑を貸してもらう等して規模を大きくしている。

 (3)資金の準備は?

 就農初期の運転資金以外に作業場整備にかかる費用なども含めて準備した。経験から200万円くらいは準備しておくといいと思っている。

 (4)ご家族の理解は得られましたか?

 父親が自営業をしていたため、経営の大変さをよく知っている両親からは大反対された。一方、兼業農家出身の妻が賛成してくれたことで結果的にOKということになった。妻としては、前職よりも健康的な生活になるというのがプラスポイントだったのかも。

-「農業を始めてよかった」と感じる瞬間は?

 自分のイメージしていた通りにねぎが仕上がったとき。良いねぎができると収穫量が上がり、作業効率も良くなり、お金が入ってきて…と、すべてが良くなる。

-白ねぎづくりのこだわりは?

 収穫してからできるだけ早めに出荷すること。鮮度の良いフレッシュなねぎを届けるように心がけている。

-現在の1日のタイムスケジュールを教えてください

 朝7時から始めて17時、18時頃まで仕事。夏は暑くなる前に外作業をしたいので、朝5時から働いていることもある。

-ワークライフバランスについて

 労働時間は長いが、自分で考えて進めているので精神的にきつくなることはない。生活リズムが整って家族との時間が増えたし、子どもの行事に参加できるようになったのが嬉しい。また、両親・自分・子どもたちの三世代で作業することもあり、仕事をしながら孫と関わることができて両親もとても喜んでいる。

-農業と子育てについて

 子どもには、農家の暮らしだけでなく農業に携わる人をたくさん知ってもらいたいという思いがある。農業をしていると、機械や資材の購入でメーカーとの関わりがあったり、栽培指導や補助金関係で行政に支援してもらったり、多くの人と関わる機会がある。農業を支えている人たちも知ってほしい。

-農業の魅力は?

 無限大。達成感が大きい。夏の猛暑や冬の大雪に晒されることもあるが、自然の厳しさ含めて“山陰の四季”のなかで働けることが自分にとっては幸せ。

-10年後、どのような農家になっていたいですか?

 農業の喜びを人に教えてあげられる農家になりたい。そのためには、まず自分の経営を安定させ、農業の良さや魅力を自信をもってアピールしていけるような農家になっていきたい。

-これから農業を始めるかたへメッセージ

 仲間がたくさんいます。不安はあるかもしれませんが、勇気とガッツがあれば乗り切れると思います。いつでも待ってますので、“一緒に”頑張りましょう!

 

掲載日:2026年2月10日