米子市景観審議会は、米子市内にある優れた都市景観の形成に貢献していて、市民及び事業者等に広く紹介すべきと思われる公共施設(国・県・市)を年に一度米子市景観審議会で選出し、『米子市景観審議会が選ぶ紹介したい公共施設』として市民の皆さんに紹介しています。
審議の結果、今年度は『がいなロード駅南の施設と広場』及び『旧日野橋』を"紹介したい公共施設"として選出しました。
がいなロード駅南の施設と広場

米子市景観審議会が選出した理由
この施設は、令和5年7月に供用が開始された米子駅内を南北につなぐ米子市道「がいなロード」の南側からの入口として整備されたものです。北側のメイン入口の大規模な整備に比べると隠れた存在ですが、南側の整備も北側同様の額縁を持つデザインで、がいなロード内の明かりがもれるよう演出されると共に、建物高さが抑えられ、歩行者や自転車での利用時にも配慮された庇が長く伸ばされています。
がいなロード部分を縁取る額縁部分と水平に伸びる庇部分の黒、外壁部分の赤茶色の2色を基調にまとめられており、線路上を走る在来線や特急やくもの色彩とも調和しています。
東西に区分し配置された駐輪場や駐車場、適切なガラス部分によりエスカレーターやがいなロードの位置も分かりやすく、利用しやすさにも配慮されています。
旧日野橋

米子市景観審議会が選出した理由
2003年に国の登録有形文化財に指定された旧日野橋は、1929年に日野川を跨ぎ建設された全長365.8m、幅員5.8mの鋼製6連トラス橋です。2本の円柱をつないだコンクリート造の橋脚5基の上に約60mの半円アーチのトラス構造体が連なるように載せられ、道路のトラス橋としては県内で最大かつ最古の橋です。
優美な白色の半円アーチが繰り返される造形美は非常に軽やかで、特に冠雪した大山や四季を通じて水の流れを絶やさない日野川とその河岸緑地と合わせ、工作物と自然とが組み合わされた雄大な景観を作りだしています。県内外の多くの方々の目にもとまり、市民にも実に100年近く長く愛されてきた米子市を代表する景観の1つです。
掲載日:2026年2月17日