本市では、令和6年度に「米子市伝統芸能認定制度」を創設し、令和6年10月に「米子がいな太鼓」と「米子歌舞伎」を本市の伝統芸能に認定しました。
米子市伝統芸能認定制度とは
伝統芸能は、形のない技を人から人へ継承していくものであり、この伝統芸能を未来に継承していくことは担い手の減少や高齢化等もあり、大きな課題になっています。
本市の区域内において、長年にわたり受け継がれてきた伝統芸能を米子市の伝統芸能として認定することにより、伝統芸能の保存、普及、継承等に貢献した団体等の功績をたたえ、将来に向けた米子市伝統芸能の保存等に寄与することを目的としています。
認定対象
米子市内で受け継がれ、地域固有の歴史や文化等を色濃く反映した伝統的な芸能
認定基準
国・県・市の指定・登録・記録選択文化財を除き、下記の(1)~(3)の全てに該当するもの。
(1)本市を拠点として保存等の活動が行なわれていること。
(2)保存等の活動がおおむね50年以上継続しているものであって、今後も当該活動の継続が見込まれること。
(3)市民の認知度が高く、郷土との関わりがあること。
認定までの流れ

必要書類:米子市伝統芸能認定候補推薦書兼活動調書
提出方法:郵送、メール、ファックス
提出先:〒683-8686 米子市東町161-2 米子市経済部文化観光局文化振興課 FAX:0859-23-5414
米子市伝統芸能認定候補推薦書兼活動調書 (
40キロバイト)
米子市伝統芸能認定要綱 (
48キロバイト)
認定された芸能の担い手には
認定ロゴ
令和6年度に認定した芸能
米子がいな太鼓
認定日:令和6年10月6日
概要:昭和49年に米子がいな祭をきっかけとしてつくられた創作太鼓。
活動団体:米子がいな太鼓保存会(金山博眞会長、14団体約140人)
昭和49年の結成以来、米子がいな太鼓の振興保存を図り、米子がいな祭をはじめ国内外での演奏活動を精力的に行っている。
… 米子がいな太鼓保存会公式サイト

米子歌舞伎
認定日:令和6年10月20日
概要:古くから出雲伯耆街道に受け継がれてきた伝統芸能の一つ。
活動団体:米子歌舞伎保存会(高野洋子代表、約80人)
昭和26年の結成以来、米子歌舞伎の継承と後進の育成に尽力。年1回の発表会を行い、多彩な演目を披露している。

掲載日:2024年12月27日