市長定例会見(平成29年2月7日)

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市長定例会見(平成29年2月7日)

 平成29年2月7日(火曜日)

 市長から

 質疑


幹事記者:
今日、市長のほうから報告はないということで。

市長:
特に報告するようなことはありません。何かご質問等ございましたら。

幹事記者:
では、自由質問ということで、各社あればお願いします。

国土交通省による改良すべき踏切道の指定について

 記者:
よろしいですか。今、県西部で、市が管理している市道で2か所(※正しくは米子市内では、県道が2か所、市道は米子工業高校近くの1か所)ほど、踏切の改良が必要だというふうに聞いておりまして、そこが全て通学路になっているところで、改良が求められていると。その通学路の通勤時間帯、通学時間帯に歩行者と車がかなり行き交ってる場所が、米子工業高校の近くの踏切と淀江小学校のところの近くの踏切の2か所、改良を求められているというところがあるんですけど、市長、ご存じですか。

市長:
ちょっとその話は、聞いておりませんが、通常、踏切の管理というのはJRでやっておられるので。

記者:
まだ、今、道路も含め、踏切のその市道の話について(は聞いておられないですか。)。

市長:
ええ、もちろん道路の部分が市の管轄なので、踏切等の話は、JRさんとお話しさせていただいてということに、一般論の話としてはなると思っています。今おっしゃった、具体的にどこかということについては、私も今、踏切については聞いていませんので、(市の担当課が)話をさせてもらっているのかもしれませんけども、一般論の話として言わせていただければ、通常、踏切の部分の改良というのはJRさんのたしか管轄だったんじゃないかと思います。もちろん費用負担とか、そういうのはあるかもしれませんけれども、JRさんと話をさせていただいて考えないといけないということになってくると思います。

記者:
なるほど。市のほうでも把握はされているということでしょうか。

市長:
そういう話があれば、(担当課が)話しをさせてもらっているんじゃないかと思います。昔、駐輪場とか、そういう話があって、それでJRさんといろいろお話しさせてもらったというのは私も承知していますけれども、今おっしゃった具体的なところについては、私のところまでは(話が)上がってきていません。

記者:
こちらが把握しているのは、県西部では3か所で、1か所は県が管理している県道、2か所は市道という、市道、踏切を含めということなんですけども。(※正しくは米子市内では県道が2か所、市道は米子工業高校前の1か所)

市長:
踏切の話だと、急に出た話じゃないような感じがしますけど。今までどういう話し合いをさせてもらっているのか。

記者:
市の教育委員会さんからも、そこは重点的に危険だということで先生がずっとそこを見守りしていたり、警察の方が通勤・通学時間帯はそこにいるようにしてとか、そういう指導が、指導というか、入っているそうなんですけれども、市としてどういう見解を持たれているのかというのをお聞きしたかったんですけれども、そしたら、今のところ、ちょっと。

市長:
ちょっと私のところまで(話が)上がってきてないので、担当課に確認してもらえればいいと思います。

記者:
はい、承知しました。

幹事記者:
そのほか。

在宅育児世帯支援制度について

 記者:
ゼロ歳児のいる在宅育児世帯を対象に育児手当を給付する支援制度を県が示したかと思うんですけれども、米子市さんは、県が助成する1万5,000円とあわせて、どういった内容の給付を今お考えでしょうか。

市長:
その件は、私の承知している限りでは、まだ県の要綱が出てきていませんので、その要綱を見させていただいた上でどういう対応が米子市はあり得るのかということになってくると承知しています。この前の鳥取市で行われた行政懇談会(1月18日開催の県・市町村行政懇談会)のときにその話も出たんですけれども、米子市が発言を求められたときには、そのときは、まだその段階では要綱が出てなかったので、要綱を見させていただいた上でどのような対応ができるのか、その検討をさせてもらうということを申し上げようと思っていたんですけれども、その後、進展があったのかどうか、私も確認していませんけれども、多分ないんじゃないでしょうか。あれは現物給付とか、それから現金給付ももちろんありますけれども、どういう場合にどういう形で対応するかというようなところの要綱もまだはっきりわからないので、今のところ、米子市としてはどう対応するかを決めてないというのがそのときの状況です。多分変わってないと思いますけど、こども未来課に確認してもらえばいいと思います。

記者:
はい、わかりました。

平成29年度当初予算編成について

 記者:
当初予算の編成ですけれども、特に重視しておられる点というのは。

市長:
当初予算は、いずれにせよ骨格予算ですので、政策的予算は省くことになっていますので、本当に経常経費とか、どうしてもやるべきものをということなので、重視してやるとか、そういう観点はなかなか入りにくい予算だと思っています。

記者:
(大山開山)1300年祭絡みで何かが。

市長:
1300年祭は、ちょっと覚えてないですね。1300年祭は米子市だけじゃなくて、県も大山町も、場合によっては、伯耆町、江府町なども絡んでくる話なので、みんなで一緒にやっていきましょうというような話の部分については(当初予算に)つけることになると思うんですけども、米子市独自でというような部分については、骨格予算(当初予算)に入ってこないんじゃないでしょうか。ただ、地方創生絡みで、そっちの予算が使えるとか、そういうのはあるかもしれません。

記者:
前回も伺ったんですが、松江市とか出雲市とどう連携していくかというところ、何かお考えのところはありますでしょうか。

市長:
今日、実を言うと中海・宍道湖・大山圏域市長会があるので、その中で出てくるんじゃないでしょうか。私もブリーフ(簡単な要旨説明)は聞いたんですけども、連携していこうという話は当然ありますので、それも地方創生絡みだったかな、ちょっと具体的にぱっと出てこないですね。直接企画課に聞いてもらえればいいと思います。(ほかの自治体と)みんなで一緒にやっていこうというような部分については、当然ですけども、骨格であっても出てくることになると思います。

広域連携について

 記者:
さっき市長会の話が出たんですけども、市長として、市長会のあり方っていうか、今のままでいいのかとか、そういったところはどうでしょうか。

市長:
この地域全体の底上げのためには、やっぱり中海・宍道湖・大山圏域という切り口は大変重要だと思っていますので、これはみんなが知恵を出し合ってやる話なんですけども、米子市もいいアイデアがあれば出して、みんなでやっぱり盛り上げていかないといけないだろうと思っています。米子市からももちろん提案させてもらったこともありますし、医工連携か何かは、たしか一緒にやっていこうという話になって、今日の中海・宍道湖・大山圏域市長会にも出てくると思うんですけども、もともとは米子市のほうから提案させてもらった話だったと思います。みんなが知恵を出し合って、できるだけ盛り上げていくようにしていかないといけないだろうと思っています。大山開山1300年祭ももちろん重要なイベントですので、松江市の「不昧公200年祭」ですか、そういうのも絡めてというような話もあるようです。

記者:
県西部の集まりと中海・宍道湖・大山圏域市長会の集まりというのは、ちょっとかぶってるようなところもあって。

市長:
ええ、もちろん中海・宍道湖・大山圏域ということで、鳥取県西部も、中海・宍道湖というだけじゃなくて、大山圏域というのもこの中海・宍道湖・大山圏域の中に含めてくださいということは米子市からも主張して入ってもらっているので、そういう切り口ももちろんありますし、鳥取県西部だけの、これは鳥取県西部広域行政管理組合なんかももちろんやっていますし、それから長年のつき合いもあるわけですので、そういう切り口も当然あると思います。また、米子市は鳥取県の一部でもあるので、鳥取県としての切り口ももちろんありますし、どれか一つがいいとか、どれが重要だとか、そういうことじゃなくて、やっぱりかぶる部分は中海・宍道湖・大山圏域と大山圏域でもちろんありますけれども、どういう観点でやっていくかということですから、それはいろんな切り口があってもいいと思っています。特にDMO(観光地域づくり組織)なんかは山陰という切り口もあって、今、山陰両県でやっておられますよね。そういうのには米子市もまた協力もしていきたいと思います。

記者:
しかし、県西部のDMOと市長会のDMO、2つあると、何かこう、屋上屋を架すような感じが。

市長:
鳥取県西部のDMOは、たしか大山圏域のDMOを考えていたんじゃないかと思います。DMOというのは、ご承知のように結構、要件が厳しいと聞いていますので、鳥取県西部のDMOは、もちろん県も一緒になってやっているわけですし、それから中海・宍道湖・大山圏域はただ大山圏域ということで、切り口がちょっと違うんですよね。だから、その切り口が違う部分があってもいいんじゃないかと思っています。観光というのはいろんな切り口があってもいいと思うので、特にDMOは観光面ですので、今、鳥取県西部とおっしゃって、今は大山という切り口でやっていて、もちろん日野郡のほう(江府町)も入ってもらってはいるんですけれども、何というか、濃淡からいくと、やっぱり直接大山と接している大山町、伯耆町、江府町、それから近い南部町ですね、と、ちょっと離れているところはやっぱり、DMOでもいろんな事業があるので、その中でどう負担していくかということになってくると、割と厚いところと薄いところとがあるんですよね。米子市は米子市として、当然観光振興をやっていますけれども、と同時に、西部という切り口もあっていいわけですし、特に大山は、この1300年祭があるのでね。それからもっと広く中海・宍道湖・大山圏域という切り口もあっていいと思います。それから県が主体としてやっておられる、山陰というもっと大きい切り口があるわけですけれども、それもあってもいいと思います。特に観光面はいろんなニーズがありますので、やはりいろんな切り口で誘客に努めていくということなので、どれか一つでやっていくということではないと思っています。

航空自衛隊美保基地への空中給油機の配備計画について

 記者:
美保基地の空中給油機の配備についてですけど、先日、地元の団体の方々は同意するという考えを示されたんですけれども、改めて米子市の見解はどのようなふうに考えておられますか。

市長:
米子飛行場周辺地域振興協議会というのがあって、これは6自治連合会でつくっている組織なんですけれども、そこが今回、特段の配慮(のお願い)というものはありましたけれども、同意をしていただいたということは事実として受けとめたいと思っています。市議会にも2月21日の米子市議会全員協議会で、地域振興協議会で同意をいただいたということは報告させていただいて、その上で米子市全体の(代表である)米子市議会の議員の皆さんのご意見も伺った上で、私どもの対応を考えていきたいと思っています。

産業廃棄物最終処分場計画について

 記者:
淀江の産業廃棄物処分場の問題についてなんですけれども、そこの処分場の計画予定地の半分が市の所有ということで、現在協定があって、産業廃棄物の処分場には使えないという協定が今結ばれていると思うんですけれども、今計画されているのは産業廃棄物の最終処分場で、事業は、計画は進められている。これに関して、今、市としてどういう見解といいますか、さっき申し上げたように、産業廃棄物として使えないというこの現状に関して、いかがでしょうか。

市長:
これは、あくまで事業主体というのは鳥取県であり、鳥取県環境管理事業センターなんですね。それで、こういう産業廃棄物をつくるときの県条例というのがあって、どういう範囲の方々とお話をして進めていくという話があるわけですので、私どもはもちろんそこに入ってきている地元の皆さん方のご意見というのは大前提だと考えていますので、環境管理事業センターが事業計画をつくられて、それを今、周知のための手続をとっておられるところです。その動向を踏まえた上で、もちろん市議会とも最終的なご相談もさせていただき、私どもの対応を考えたいと思います。市の土地があるからどうかというより、その地域の方々がどう考えるかという、そういうご意見が大前提だと思っていますので、今、その手続を県は進めておられるわけですので、それを見た上で、私どもの対応というのを決めていきたいと思っています。

記者:
先ほど住民の方の意見という話がありまして、先週、抗議活動を地元、周辺住民の方々がされていまして、市長に会わせてもらえないというような抗議の声が上がっていまして、その辺、市長には声は届いているんでしょうね。

市長:
ええ、先ほど言いましたように、地元の皆さん方のご意見というのは大前提だと思っていますので、その声を的確に事業主体の方に届ける必要はあると思いますので、そういう意味で、県、それから環境管理事業センターが行なっておられます地元説明会には市の職員もずっと出席させてもらっています。ただ、先ほど言いましたように、この事業主体は市ではありませんので、私どもにいただく意見というのも事業主体である県とか環境管理事業センターにお話をするということが私どもの務めだと思っていますので、それは要請文なりなんなりいただければ、きちんと県にはおつなぎしたいと思います。ただ、お目にかかっても、私どもが言えることは、事業主体は県であり事業センターですと、ですからそこに私どもとしてはご意見を伝えますということしか言えないわけですので、特に会って何とか私どもが申し上げるとか、そういう立場にはないと思っております。

市長選挙について

 記者:
市長。一つ伺いたいんですけど、市長選が、もう2か月先にあるんですけども、思ったより、新人同士の戦いの割にはいまいち盛り上がりに欠けているのかなというところがありまして、市長ご自身、今、市長選についてどのように見られているのかというのを。

市長:
まだ2か月あるわけですので、今後どういう動向になってくるのかということですけども、私としては、新しい市長さんには、これも従来から申し上げていることなんですけども、今まで市がやってきたことを理解していただいて、その上を行くような米子市の発展と市民の皆さん方の福祉の向上のために働いていただきたいと思っていますし、また、分野とか団体とかに偏ることなく、公平、公正に市政を運営してもらいたいと思っています。それから、やはりこれからも厳しい財政状況というのは続くと思いますので、後代に負担をかけないように、その辺は行財政運営というのはきちっとやっていただきたいと思っています。

記者:
今の顔ぶれの中で、正直、市長さんが、この人いいなというのは言えますか。

市長:
今さっき言ったように、3つの私の判断基準を持っていますので、そういうのを見ながら判断していきたいと思っています。あと2か月強ですが、今後どういう展開になってくるのか、見守りたいと思います。私としては、先ほど言ったような方に市長になってもらいたいと思っています。

記者:
あと、残り2か月、市長の任期ももう同じようなものなんですけれども、何かやり残したこととか心残りは。

市長:
市政というのは日々刻々動いていますので、残された任期いっぱい、市の発展のために最善を尽くしていきたいと思っています。

幹事記者:
そのほか。よろしいですか。

市長:
よろしいですか。どうもありがとうございました。

 

掲載日:2017年2月10日